デビューするなり頭角を現し
競馬界の顔となったスターホース
【生年月日】2012年3月10日
【引退日】2017年12月24日 有馬記念(G1)
【父】ブラックタイド
【母】シュガーハート
【母方の父】サクラバクシンオー
【母方の母】オトメゴコロ
【産地】日高町(ヤナガワ牧場)
【馬主】大野商事
【調教師】清水久詞 (栗東)
【生涯成績】20戦12勝(12.2.4.2)
2015年、デビュー年にして菊花賞を制覇し、3歳馬の中で頭角を現したキタサンブラック。
2016年初戦の大阪杯でも、クビ差2着と健闘しました。
続く天皇賞(春)では、終始自分のペースを守り続け、先頭で馬群を牽引。
途中で一旦は交わされたものの、ゴール直前で粘り強さを見せ差し返します。
見事優勝を飾り、2つ目のG1タイトルを獲得したのです。
並み居る古馬たちに引けをとらない戦いぶりは、改めてキタサンブラックの能力の高さを露呈することとなりました。
天皇賞(春)での活躍が人気を後押しし、2番人気に躍り出た宝塚記念では、昨年覇者のラブリーデイを寄せ付けず3着に入ります。
3着とはいえ、3頭の着差がクビ・ハナ差という混戦決着。
1着とほぼ同時のゴールで、観客を大いに沸かせました。
その夏、堅実な強さを見せたキタサンブラックは、その勢いのまま秋へ向かいます。
秋競馬の始動は、10月の京都大賞典。
ようやく1番人気に支持されたキタサンブラックは、見事その期待に応えて勝利を収めました。
弾みをつけて挑んだジャパンカップでも、堂々の1番人気。
勢いよくスタートを切り、先頭のまま最後の直線へ入ると、そこからは彼の独走状態でした。
後続からの猛追をものともしない華麗な逃げ切りで、2着に2馬身半をつける完勝。
1度も先頭を譲らずに、1番人気に応えての1着と、文字通り完璧な勝利を見せ、通算3勝目となるG1制覇を果たしました。
その年の最後に挑んだ有馬記念でも、プレッシャーに潰されることなく2着と、馬券に絡む安定した結果で締めくくります。
これで2016年の成績は6戦3勝(3-2-1-0)、全て3着以内という善戦結果となりました。
4歳馬の中心として競馬界の顔となり、輝かしい活躍を見せたキタサンブラック。
この躍進が評価され、彼は年度代表馬に選ばれたのです。
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