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G2予想は強さだけでなく陣営の本気度を見極めろ

2025年 中央競馬G2レース一覧

開催日レース名開催場
1/19(日)日経新春杯中京
1/26(日)アメリカジョッキークラブカップ中山
1/26(日)プロキオンステークス中京
2/16(日)京都記念京都
3/2(日)中山記念中山
3/2(日)チューリップ賞阪神
3/8(土)フィリーズレビュー阪神
3/9(日)弥生賞ディープインパクト記念中山
3/15(土)阪神スプリングジャンプ阪神
3/16(日)スプリングステークス中山
3/16(日)金鯱賞中京
3/23(日)阪神大賞典阪神
3/29(土)日経賞中山
4/12(土)ニュージーランドトロフィー中山
4/12(土)阪神牝馬ステークス阪神
4/26(土)青葉賞東京
4/27(日)フローラステークス東京
4/27(日)マイラーズカップ京都
5/3(土)京王杯スプリングカップ東京
5/10(土)京都新聞杯京都
5/17(土)京都ハイジャンプ京都
6/1(日)目黒記念東京
8/17(日)札幌記念札幌
9/7(日)紫苑ステークス中山
9/7(日)セントウルステークス阪神
9/14(日)ローズステークス阪神
9/15(月)セントライト記念中山
9/21(日)オールカマー中山
9/21(日)神戸新聞杯阪神
10/5(日)毎日王冠東京
10/5(日)京都大賞典京都
10/12(日)アイルランドトロフィー東京
10/13(月)スワンステークス京都
10/18(土)富士ステークス東京
10/19(日)東京ハイジャンプ東京
11/8(土)京王杯2歳ステークス東京
11/9(日)アルゼンチン共和国杯東京
11/15(土)デイリー杯2歳ステークス京都
11/24(月)東京スポーツ杯2歳ステークス東京
12/6(土)ステイヤーズステークス中山
12/27(土)阪神カップ阪神

中央競馬最古の重賞レースも!人を熱くさせる魅力を備えたG2競走

G2出走馬のタイプは、大きく分けて2種類。
次走のG1に向けた「ひとたたき」の為に出走してくる馬と、次走のことなど考えず、100%の仕上げで本気で勝ちに来る馬がいるわ。

これが、予想を面白くさせるところ。
G1は各陣営が100%で仕上げて出走してくるから、基本的には強い馬が勝利するパターンが多いけど、G2となると話が変わってくるの。

必ずしも一番強い馬が勝つとは限らないのがG2競争。
その良い例として、過去にはG2では歴代最多の6勝を挙げたものの、G1では1勝も出来なかったバランスオブゲームという珍馬も存在したわ。

このようにギャンブル的な面白さに溢れるG2競争だけど、魅力はそれだけではないの。
重賞の華であるG1に匹敵する歴史をもつレースや、並のG1に負けないほど盛り上がるレースも数多くあるわよ。

例えば目黒記念。
このレースは中央競馬の中で、最も歴史の古い重賞競争よ。
創設の翌年に廃止されることが決まっていた目黒競馬場(旧:東京競馬場)を記念して作られたレースで、1932年の第一回以来80年以上の歴史を誇るわ。

また秋に東京競馬場・芝1800mで行われる毎日王冠も歴史が長く、G2の中で大いに盛り上がるレースの一つ。
毎日王冠は、暑い夏を休養した馬達が秋のG1戦線を目指す為の重要なステップレースで、有力馬が数多く出走することで有名よ。
特に1998年には、サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーの3強対決が話題を呼んだわ。
その年の毎日王冠はG1レースさながらの盛り上がりを見せ、競馬ファンにとっては今なお語り継がれる「伝説」になっているわね。

そして、その伝説に花を添えたのが、同日に京都で行われたG2である京都大賞典。
こちらもセイウンスカイ・メジロブライト・シルクジャスティス・ステイゴールドなど、G1級の馬が多数出走して注目を集めたレースだったわ。
並のG1以上に豪華なG2が二つも開催されたこの日は、まさに西も東もお祭り騒ぎになったのよね。

G2競争の伝統や、盛り上がったレースについて語る際に忘れてはならないのが、春に行われる長距離レースである阪神大賞典。
1996年には前年の年度代表馬・マヤノトップガンと、94年の年度代表馬で三冠馬であるナリタブライアンの対決が注目を集めたわね。
レース終盤、第三コーナーで抜け出したマヤノトップガンをナリタブライアンが捉え、最後の直線手前からは2頭の一騎打ちに。
両者一歩も譲らぬ叩き合いは400mにも及び、最後はアタマ差でナリタブライアンがレースを制したわ。
この勝負は、今も日本競馬史に残る名レースの一つに数えられているわ。

また阪神大賞典の名レースといえば、オルフェーヴルの逸走があった2012年も忘れられないわね。
オッズ1.1倍、世界制覇を目指していた名馬が2週目の3コーナーを曲がろうとせずに、外ラチまで逸走。
誰もが故障発生かと思ったその瞬間、オルフェーヴルは再度内に進路をとり、他馬を追走し始めたわ。
一時は最後尾まで順位を落としたものの、みるみるうちに他馬を追い抜き返すオルフェーヴル。
逸走による100m近いハンデをものともせず、最終的にはレース最速の上がりで2着に食い込んだわ。
この走りは人々の記憶に強く残ったものとして、これからも語り継がれるでしょうね。

世間では何かとG1競争ばかりが注目されるけど、G2競争にはG1に引けを取らない伝統や、人を熱くさせる魅力を備えたレースが数多くあるの。

そんな魅力と、馬券的妙味に溢れるG2を全レース徹底的に予想するわよ!