G2レース全部徹底解剖

G2出走馬のタイプは、大きく分けて2種類。
次走のG1に向けた「ひとたたき」の為に出走してくる馬と、次走のことなど考えず、100%の仕上げで本気で勝ちに来る馬がいます。

これが、予想を面白くさせるところ。
G1は各陣営が100%で仕上げて出走してくるので、基本的には強い馬が勝利するパターンが多いのですが、G2となると話が変わってきます。

必ずしも一番強い馬が勝つとは限らないのがG2競争。
その良い例として、過去にはG2では歴代最多の6勝を挙げたものの、G1では1勝も出来なかったバランスオブゲームという珍馬も存在しました。

このようにギャンブル的な面白さに溢れるG2競争ですが、魅力はそれだけではありません。
重賞の華であるG1に匹敵する歴史をもつレースや、並のG1に負けないほど盛り上がるレースも数多くあるんです。

例えば目黒記念。
このレースは中央競馬の中で、最も歴史の古い重賞競争です。
創設の翌年に廃止されることが決まっていた目黒競馬場(旧:東京競馬場)を記念して作られたレースで、1932年の第一回以来80年以上の歴史を誇ります。

また、秋に東京競馬場・芝1800mで行われる毎日王冠も、歴史が長く、G2の中で大いに盛り上がるレースの一つです。
毎日王冠は、暑い夏を休養した馬達が秋のG1戦線を目指す為の重要なステップレースで、有力馬が数多く出走することで有名です。
特に1998年には、サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーの3強対決が話題を呼びました。
その年の毎日王冠はG1レースさながらの盛り上がりを見せ、競馬ファンにとっては今なお語り継がれる「伝説」になっています。

そして、その伝説に花を添えたのが、同日に京都で行われたG2である京都大賞典。
こちらもセイウンスカイ・メジロブライト・シルクジャスティス・ステイゴールドなど、G1級の馬が多数出走して注目を集めたレースです。
並のG1以上に豪華なG2が二つも開催されたこの日は、まさに西も東もお祭り騒ぎになりました。

G2競争の伝統や、盛り上がったレースについて語る際に忘れてはならないのが、春に行われる長距離レースである阪神大賞典。
1996年には前年の年度代表馬・マヤノトップガンと、94年の年度代表馬で三冠馬であるナリタブライアンの対決が注目を集めました。
レース終盤、第三コーナーで抜け出したマヤノトップガンをナリタブライアンが捉え、最後の直線手前からは2頭の一騎打ちに。
両者一歩も譲らぬ叩き合いは400mにも及び、最後はアタマ差でナリタブライアンがレースを制しました。
この勝負は、今も日本競馬史に残る名レースの一つに数えられています。

また阪神大賞典の名レースといえば、オルフェーヴルの逸走があった2012年も忘れられません。
オッズ1.1倍、世界制覇を目指していた名馬が2週目の3コーナーを曲がろうとせずに、外ラチまで逸走。
誰もが故障発生かと思ったその瞬間、オルフェーヴルは再度内に進路をとり、他馬を追走し始めたのです。
一時は最後尾まで順位を落としたものの、みるみるうちに他馬を追い抜き返すオルフェーヴル。
逸走による100m近いハンデをものともせず、最終的にはレース最速の上がりで2着に食い込みました。
この走りは人々の記憶に強く残ったものとして、これからも語り継がれるでしょう。

世間では何かとG1競争ばかりが注目されますが、G2競争にはG1に引けを取らない伝統や、人を熱くさせる魅力を備えたレースが数多くあります。

そんな魅力と、馬券的妙味に溢れるG2を全レース徹底的に予想します!

G2全38レース徹底分析
うま

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