アドマイヤムーン

海外馬を打ち負かし
ドバイDF初制覇を成し遂げた日本馬

【生年月日】2003年2月23日
【引退日】2007年11月25日 ジャパンカップ(G1)
【父】エンドスウィープ
【母】マイケイティーズ
【母方の父】サンデーサイレンス
【母方の母】ケイティーズファースト
【産地】早来町(ノーザンファーム)
【馬主】ダーレー・ジャパン・ファーム
【調教師】松田博資(栗東)
【生涯成績】17戦10勝(10.2.2.3)

アドマイヤムーンは日本だけでなく、海外でも活躍した名馬。

17戦10勝、掲示板を外したのは2回だけという、非常に安定した走りをする馬でした。

特に年度代表馬にも選ばれた2007年は、国内外合わせて大きな功績を残し、彼の強さを知らしめた年と言っても過言ではありません。

海外を含めたG1で3勝するほどの活躍を見せたアドマイヤムーン。
中でもアラブ首長国連邦のナド・アルシバ競馬場で行われたドバイデューティフリー(現ドバイターフ)は、最も大きな功績を残したレースと言えるでしょう。

この年の出走馬は、10戦9勝を挙げていたり、G1とG2で連勝中だったり、アメリカの芝G1の常連馬だったりと強豪揃い。
さらに日本からも前年の天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップを制覇したダイワメジャーが参戦しており、激戦は必至でした。

レースが始まり、早めに先頭に立ったのは同じ日本馬であるダイワメジャー。
そのまま先頭で粘るかと思われましたが、ここで外から一気に伸びてきた馬がいました。

他でもない、アドマイヤムーンです。

あっという間にダイワメジャーを抜き去ると、先頭へ躍り出ました。
ジリジリと後ろから海外馬が差を詰めてくる中、最後まで粘り強さを見せ、最初にゴールを通過。

念願のG1初勝利を達成した瞬間でした。
ドバイデューティフリーの制覇は、日本馬初の快挙でもありました。

彼は日本に戻ってからも、海外で見せつけた強さを遺憾なく発揮します。

帰国後初戦となった宝塚記念は、64年ぶりに日本ダービーを牝馬で制したウオッカ、目黒記念連覇のポップロック、G1を3勝中のメイショウサムソンなど、有力馬が多く集まったレースでした。

スタート後、アドマイヤムーンはいつものように中団で脚を温存します。
そして直線半ばで追い上げを始めると、トップで粘るメイショウサムソンを見事に差し切り、2度目のG1勝利を挙げたのです。

3歳では成し得なかった、国内G1初制覇となりました。

まさに、世界の強豪たちと戦ってきたキャリアが活きた一戦だったと言えるでしょう。

充実した夏を終えて秋を迎えたアドマイヤムーンですが、天皇賞(秋)では他馬の走行妨害もあって6着に終わってしまいます。

昨年の日本ダービー以来となる掲示板外決着。
秋の始まりは、6月の宝塚記念制覇のような好スタートとはいきませんでした。

このレースの後、アドマイヤムーンの種牡馬入りと、次走のジャパンカップで引退することが発表されました。

迎えた引退レース本番は、前走6着という敗北の影響もあって5番人気で幕を開けます。

最後の直線で早めに先頭に立ったアドマイヤムーンに、ポップロック・メイショウサムソン・ウオッカが迫ります。
4頭がほぼ横並びになるも、最後まで抜かせない強い粘りを見せてアドマイヤムーンが1着でゴール。

見事に5番人気の低評価を覆してみたのです。

有終の美を飾ったジャパンカップ制覇は、ドバイデューティフリーと宝塚記念に続く、3度目のG1勝利となりました。

この2007年におけるG1での成績が評価され、アドマイヤムーンは年度代表馬に輝いたのでした。

過去の歴代年度代表馬
2002年・2003年: シンボリクリスエス
2004年: ゼンノロブロイ
2005年・2006年: ディープインパクト
2007年: アドマイヤムーン
2008年・2009年: ウォッカ
2010年: ブエナビスタ
2011年: オルフェーブル
2012年: ジェンティルドンナ
2013年: ロードカナロア
2014年: ジェンティルドンナ
2015年: モーリス
2016年: キタサンブラック
うま

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