ブエナビスタ

ファンの期待を背負い戦い続けた不屈の女王

【生年月日】2006年3月14日
【引退日】2011年12月25日 有馬記念(G1)
【父】スペシャルウィーク
【母】ビワハイジ
【母方の父】Caerleon
【母方の母】アグサン
【産地】早来町(ノーザンファーム)
【馬主】サンデーレーシング
【調教師】松田博資(栗東)
【生涯成績】23戦9勝(9.8.3.3)

ブエナビスタは、「武豊騎手へダービー初制覇を贈った」名馬スペシャルウィークを父に、名繁殖牝馬ビワハイジを母に持ったサラブレッド。

幼少期から注目を集め続け、新馬戦でも堂々の1番人気に推されます。
多大な期待を背負って迎えたレース当日。
結果は3着でしたが、メンバー最速の上がりで怒涛の追い込みを見せつけ、牡馬相手に健闘しました。
その姿は人々に強烈な印象を与え、ブエナビスタを世間に知らしめました。

しかし、3着は3着。
馬券に絡む好成績は収めましたが、1番人気の支持には応えられていません。
競馬は勝負の世界ですから、結果を残せなければ人気は落ちていくのが普通です。

それでも、ブエナビスタの人気が落ちることはありませんでした。
次の未勝利戦でも、単勝1.2倍という圧倒的な支持を得たのです。
デビュー戦で見せた圧倒的な末脚に、ファンは底知れぬ強さを感じたのかもしれません。

今度はきっちり期待に応え、2着に3馬身差をつけて圧勝。

次走の阪神ジュベナイルフィリーズでも1番人気に支持されたブエナビスタは、ラストの直線で15頭を抜き去る圧巻の走りで見事優勝し、実績を積み上げていきました。

その勢いのまま1番人気に応え続け、桜花賞と優駿牝馬(オークス)を制し牝馬二冠を達成しました。

牝馬三冠へと王手をかけて挑んだ秋華賞では、1番人気に応えられずハナ差の2着でゴール。
さらにその後、3着に入線した馬の進路を妨害したと判定され、降着処分となってしまいました。

ファンの期待に応えられず、しかも降着処分という不甲斐ない結果で、秋華賞は幕を閉じたのでした。

この後はエリザベス女王杯3着、有馬記念2着と、ブエナビスタは勝ち切れない展開に悩まされることになります。

でも、彼女の人気は落ちなかったのです。

年が明けた2010年、4歳を迎えてもブエナビスタの人気は不動のまま。

5月のヴィクトリアマイルは、単勝1.5倍という断トツの支持を裏切ることなく優勝を飾ります。

翌月の宝塚記念は2着で惜敗するも、天皇賞(秋)では2着以下を突き放して完勝し、見事1番人気に応えてみせました。

5つ目となるG1タイトル、そして牡馬相手に初のG1優勝でした。

次走のジャパンカップでも、皐月賞馬や2歳王者がいるなかで堂々の1番人気。
他馬を寄せ付けない走りでゴールし、圧倒的な強さを見せました。

前走の天皇賞(秋)に続く完勝。

…となるはずでした。

レースは、まさかの決着を迎えます。

最後の直線でローズキングダムの進路を塞いだとして、ブエナビスタは2着の降着処分を受けてしまったのです。

力を見せつけた内容だったのに勝てなかったという、非常にもどかしい一戦となりました。
秋華賞に続く二度目の降着処分となり、またも1番人気に応えることができなかったブエナビスタ。

それでも、彼女は支持され続けたのです。

翌月の有馬記念でも、ファンの信頼は揺らぎませんでした。
昨年に続き1番人気で支持されましたが、結果はハナ差の2着。
前走のリベンジを果たすことはできませんでした。

この年のラストは惜敗が続いたブエナビスタですが、その驚異的な人気が揺らぐことはありませんでした。
常に支持され続けたのには、彼女に人々を惹き付けるカリスマ性があったからでしょう。

また、圧倒的な人気に目が行きがちですが、彼女の凄いところはそれに見合う実力も持ち合わせていたことです。
2010年の戦績は7戦3勝で2着が4回と、一度も3着以下に落ちることのない安定した走りを見せていました。

これらの成績が認められ、彼女は2010年の年度代表馬に選出されたのです。

過去の歴代年度代表馬
2002年・2003年: シンボリクリスエス
2004年: ゼンノロブロイ
2005年・2006年: ディープインパクト
2007年: アドマイヤムーン
2008年・2009年: ウォッカ
2010年: ブエナビスタ
2011年: オルフェーブル
2012年: ジェンティルドンナ
2013年: ロードカナロア
2014年: ジェンティルドンナ
2015年: モーリス
2016年: キタサンブラック
うま

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