競馬場やパドックを見ていると、「この馬、なんだか仮面みたいなの付けてない?」
と思うことないかしら?
競走馬って、人間でいうところの“道具”にあたる**馬具(ばぐ)**を身につけてレースに出走することがあるの。
これらはオシャレでも反則でもなく、馬の性格やクセに合わせて、レースに集中させるためのものなの。
この記事では、競馬初心者の方に向けて、
- 競馬で使われる馬具とは何か
- それぞれの馬具の役割と違い
- 特に注目されやすい「ブリンカー」の効果・デメリット・予想への使い方
をわかりやすく解説していくわ。
競馬で使われる馬具とは?反則じゃないの?
結論、競馬で使用される馬具は、すべてルール上認められたものよ。
競走馬はとても繊細な動物で、
- 音に驚きやすい
- 周りの馬が気になる
- 影や芝の切れ目を怖がる
といった個体差があるの。
エビコ馬具は、そんな子たちの不要な刺激を減らして、走ることに集中させるための補助具なのよ。
競走馬の集中力を高める主な馬具の種類
競馬でよく見かける代表的な馬具には、以下のようなものがあるわ。
めんこ(聴覚)
めんこは、馬の耳を覆うタイプの馬具。
主な目的は、
- 周囲の音に驚かないようにする
- 砂をかぶるのを嫌がる馬のストレス軽減
音に敏感な馬や、レース中に集中力を欠きやすい馬に使われることが多い馬具よ。
ブリンカー(視界)
別名「遮眼革」とも言われ、視界の一部を遮ることによって馬の集中力を高めるというものよ。
フードの目穴の部分に合成ゴムやプラスチック製のカップを取り付け、このカップの大きさを調節することで、どのくらい視界を遮るかを調整できるわ。
片方の眼だけにつけることも可能よ。
馬が周りが気になって騎手の指示が分からなくなるのを防ぐのに使われるわね。
ちなみに、馬の知能はどのくらいかと言うと、一般に人間の3歳児くらいだと言われているわ。
のほほんとした顔してある程度の事は分かるのよ。



今回はこの後のセクションで「ブリンカー」を深堀していくわよ。
シャドーロール(視界)
鼻革にボア状のものを装着したものよ。
鼻の通りが良くなる絆創膏ではないわ。
これは芝の切れ目や物陰に驚く馬に対して、視界の下の方を見えにくくしてあげて、前方に集中できるようにしてあげるグッズよ。
他にも、頭を上げるクセがある馬に付けて、頭を低くさせることでジョッキーが制しやすくなるという効果もあるわ。
リップネット(集中)
JRAでは競走中の使用を禁止しているグッズだけど、これは鼻先にネット状のものを装着させることで馬の意識を集中させてやるものなの。
一見クツワのようで可哀想に見えるけど、市販ではなくお手製のものだそうよ。
一頭一頭の性格や骨格に合ったものを作ってあげてるのね。
しかし鼻端が隠れてしまい、到着順位の判定に支障が出る恐れがあるから、JRAでは競走中の使用はNGなんだそうよ。
競馬のブリンカーとは?効果・デメリットを初心者向けに解説
さて、さっき紹介したブリンカーを深堀っていくわよ。
パドックや様々な馬グッズを見ていて、覆面をしている馬をみたことはないかしら?
シマシマのものもあればシンプルに青一色のものなどあって、馬のお洒落と勘違いしているような人も多いかもしれないわね。
しかしこれ、実は「ブリンカー」や「めんこ」と言って、馬の性格に応じてレースに集中させるためのアイテムなのよ。
この「ブリンカー」と「めんこ」は、一見同じように見えて実は目的が違うため少し形状も違うわ。
競馬のブリンカーとは?【基本】
ブリンカーとは、馬の視界の一部を遮るための馬具で、正式名称は遮眼革(しゃがんかく)っていうの。
目の横にカップ状のパーツが付いており、
- 横
- 後ろ
の視界を制限することで、前方への集中力を高める役割があるの。
パドックで見ると、「目の横が隠れているフード状の装備」をしている馬がブリンカー着用馬よ。
ブリンカーの効果|なぜ集中力が上がる?
❶周囲を気にしなくなる
ブリンカーの最大の効果は、周りが見えにくくなることよ。
他の馬の動きや観客の存在に気を取られやすい馬でも、前だけを意識して走りやすくなるわ。
❷騎手の指示が通りやすくなる
視界が整理されることで、騎手の手綱や合図に集中しやすくなるのもブリンカーの効果よ。
特に、
- 若い馬
- 気性が荒い馬
- レース中にフラつきやすい馬
には、プラスに働くケースが多いわ。
❸行きっぷりが良くなることもある
ブリンカーを付けると、スタート直後の行き脚が良くなる馬もいるのよ。



逃げ馬・先行馬がブリンカーを装着した場合は、レース展開に影響を与えることもあるから、見逃さないようにしなさい。
ブリンカーのデメリット・注意点
①視野が狭くなりすぎるリスク
ブリンカーは視界を制限する馬具。
だから、見えなさすぎることで逆効果になることも十分あるわ。
- 折り合いを欠く
- 力んでしまう
- 無駄にテンションが上がる
といったケースもゼロではないから注意が必要よ。
➁初ブリンカーはリスクも大き
「初めてブリンカーを付ける馬は狙い目」と言われることもあるけど、必ずしも好走するわけではないわ。
初装着は、
- ハマれば一変
- 合わなければ凡走
というように、結果の振れ幅が大きくなりがち。
初心者の方は、本命ではなく相手候補として考えるくらいが無難ね。
ブリンカーは予想に使える?勝率との関係
ブリンカーを付けたからといって、自動的に勝率が上がるわけではないわ。
あくまで、
- これまで集中力を欠いていた理由があるか
- 厩舎コメントで改善を狙っているか
- 脚質とブリンカーの相性が良いか
といった背景が重要よ。
特に、「周囲を気にして力を出し切れていなかった馬」にブリンカーが使われた場合は、予想上のプラス材料になるから見極めてちょうだい。
ブリンカーの種類・色・競馬新聞の見方
ブリンカーには、
- カップが大きいタイプ
- 穴が小さいタイプ
などがあり、どの程度視界を遮るかを調整できるの。
また、赤や黒といった色の違いもあるけど、色そのものに大きな意味はないわ。
競馬新聞や出馬表では、「B」「BL」などのマークでブリンカー着用が表示されることが多いから、必ずチェックよ。
ブリンカーとめんこ(メンコ)の違い
見た目が似ているから混乱しやすいけど、役割は別物よ。
- ブリンカー:横・後ろの視界を遮って「周りが気になる」を減らす
- めんこ(メンコ):耳を覆って「音や砂などの刺激」を減らす
「何に反応して集中を欠くタイプか」で、使う馬具が変わるのよ。
シャドーロールとの違い(影や下方向対策)
シャドーロールは、鼻革にボア状のものを装着する馬具よ。
主な目的は、
- 芝の切れ目や影を怖がる馬への対策
- 視線を下に向けさせない
ブリンカーが「横や後ろ」を遮るのに対し、
シャドーロールは下方向の視界への対策という違いがあります。
馬具は「馬の弱点を補うため」に使われる
ここまでで、競馬で使われる馬具は
馬を無理やりコントロールするためのものってことがわかったわね。
- 音が苦手
- 周りが気になる
- 影を怖がる
といった個体ごとの弱点を補い、能力を発揮しやすくするための工夫なの。



馬具の意味がわかるようになると、パドックや出馬表を見る楽しさが一段階アップするわよ。
Q&A|ブリンカーでよくある疑問
まとめ|ブリンカーは「理由がわかると予想に活きる」
ブリンカーは、競馬でよく見かける代表的な馬具のひとつ。
- 視界を制限して集中力を高める
- 効果が出る馬もいれば、合わない馬もいる
- 背景を理解すると予想のヒントになる
「ブリンカー=買い」ではなく、なぜ付けたのかを考えることが、競馬を楽しむコツよ。












