阪神競馬場の右回りコースは1周2089mあり、国内最長。
直線距離も473,6mと長く、新潟や東京に次ぐ距離となっています。
その為追い込み馬でも末脚を余す事なく発揮することが出来ますが、どのコースでも比較的優位に立っているのは先行馬。
芝・ダート問わず高い勝率となっており、どう予想に組み込むかが阪神競馬場での回収率に直結します。
外回りコースの3~4コーナーは682mもあり、外を回れば大きく距離をロスしてしまいます。
スタートからコーナーまでが短い芝1200mやダート1800mは特に内枠が有利になりますので、予想の際は押さえておく必要があります。
それでは、各コース別、脚質別に詳細なデータを見ていきましょう。
~阪神競馬場 芝コース 重賞&OP戦・各距離のコース別勝率~
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 7 | 14.3% | 57.1% | 0% | 28.6% |
※以後全コース2011~2016/1までの集計データになります。
阪神競馬場の芝1200mは逃げ・先行馬で勝率7割を占めています。
差し馬に至っては7レースでのべ80頭ほど出走しているにも関わらず勝馬は0。
先行馬を軸に馬券を組み立てた方が良さそうです。
特にスタートから3コーナーまでの距離が243mしかないため、外枠の馬がポジショニングに苦労します。
内枠の先行馬を軸に予想を行う事がポイントになります。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 5 | 0% | 60.0% | 0% | 40.0% |
3歳 | 10 | 10.0% | 40.0% | 20.0% | 30.0% |
混合 | 16 | 0% | 41.2% | 29.4% | 23.5% |
芝1400mは逃げ馬以外の脚質が勝率を分け合っていますが、基本的に先行馬優位にあります。
一方で逃げ馬に至っては31レース中1レースしか勝馬が出ていない為、避けた方が無難でしょう。
1400mはスタートから3コーナーまで443mと長くなっています。
外枠でも内にポジション取りを変える事が可能で、枠順の有利不利を大きく気にする必要は無いでしょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 7 | 14.3% | 57.1% | 28.6% | 0% |
3歳 | 16 | 18.8% | 25.0% | 31.3% | 25.0% |
混合 | 21 | 19.0% | 23.8% | 28.6% | 28.6% |
芝1600mは各脚質、混戦模様です。
2歳戦では先行馬の活躍が目立ちますが、3歳以上では差し、追い込み馬の勝率が最も高くなっています。
が、最も勝率の低い逃げ馬でも2割弱あり、数字の偏りが少ないコースです。
脚質に重きを置かず、馬や騎手の力を主軸に予想を立てると良いでしょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 5 | 0% | 80.0% | 20.0% | 0% |
3歳 | 12 | 0% | 25.0% | 41.7% | 33.3% |
混合 | 11 | 0% | 36.4% | 45.5% | 18.2% |
芝1800mは前半がスローペース、後半が早いラップになりやすく、
緩急に対応し、溜めた脚をしっかり使える切れ味のある馬が有利なコース。
28レースで逃げ切りが一度も無く、その後ろを行く先行馬や差し馬にチャンスが多くなっています。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 3 | 0% | 66.7% | 33.3% | 0% |
3歳 | 9 | 40.0% | 20.0% | 30.0% | 10.0% |
混合 | 14 | 0% | 36.4% | 45.5% | 18.2% |
芝2000mはスタートから上り坂になっているためスローペースで進行しやすく、前残りの傾向が多くみられます。
逃げ・先行馬は展開的に有利になるため、実力以上の結果を出しやすく、高配当穴馬の狙いどころになります。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
3歳 | 5 | 20.0% | 60.0% | 0% | 20.0% |
混合 | 5 | 0% | 20.0% | 20.0% | 60.0% |
阪神の芝2200mと言えば宝塚記念。
スタートから下り坂でハイペースになる事が多く、
後方から一気に崩れた馬を抜ける追い込み馬、差し馬が力を発揮できる傾向にあります。
逆に、3歳OPなどでは先行が有利。
状況が異なりますので間違えないよう気を付けましょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
3歳 | 5 | 20.0% | 0% | 80.0% | 0% |
混合 | 6 | 16.7% | 33.3% | 16.7% | 33.3% |
芝2400mはラスト4Fで一気にペースアップし、その速い上がりについていけるかどうかが勝負の分かれ目になります。
3歳戦では差しの優位が顕著ですが、混合では脚質の偏りなく勝馬が出ているため、先入観を持たない予想が必要でしょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 6 | 16.7% | 33.3% | 16.7% | 33.3% |
阪神大賞典で使用されるコースになります。
スローペースになりやすいので基本先行優位になりますが、実績としては追い込みも届いています。
実力馬も多く出走する為、脚質の有利不利だけでなく、力関係もしっかり気を配りましょう。
~阪神競馬場 芝コースで勝つための予想とは~
先行馬優位、しかし距離が長くなるほど差し馬、追い込み馬も力を発揮し混戦模様になります。
回収率を重視するならば確率が偏る先行馬優位な短距離を上手く活用した馬券戦略を立てましょう。
~阪神競馬場 ダートコース 重賞&OP戦・各距離のコース別勝率~
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 23 | 8.7% | 33.3% | 16.7% | 33.3% |
スタートから3コーナーまで500mの距離がある為、ペースが速くなることが多く、逃げ馬は不利。
先行馬がバテた逃げ馬をかわすケースや、追い込みがキッチリ決まるケースが目立ちます。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 8 | 25.0% | 62.5% | 12.5% | 0% |
ダート1800mは先行馬が62.5%の勝率と、完全に優位に立っています。
基本的に阪神競馬場のダートコースは先行優位の傾向があり、それが最も色濃く出ているのが1800m。
特にスタートから最初のコーナーまで300mしかなく、 位置取りを大きく変更できない為内枠の先行馬を中心に予想を組み立てるとより精度が高くなるでしょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 15 | 0% | 60.0% | 40.0% | 0% |
スタートから一気にハイペースで流れる為、逃げ馬の活躍が難しく、実際に勝率0%となっています。
が、全体としてのペースはその後落ち着いていくためスローで流れ、
差しや追い込みよりも、逃げ馬の後ろからすぐに差す事が出来る先行馬が優位。
60%の勝率があるため、予想の軸に据えましょう。
~阪神競馬場 ダートコースで勝つための予想まとめ~
先行優位、更に1800mは内枠有利の為、内枠の先行馬を押さえておくだけで高い勝率を見込める。
序盤ハイペースになりやすく、逃げ馬の活躍は難しい。
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