京都競馬場は3コーナーに高低差が4.3m(内回りコースだと3.1m)の坂がある一方で、そのあとは直線まで平坦なコースになっています。
坂を下る勢いのまま、スピードを落とさずにゴールまで駆け抜けることが出来るか、騎手は腕の見せ所です。
直線は外回り403.7m、内回り328.4mとなっており、外回りは直線が長いため差し馬有利の傾向が強く、短い内回りでは先行有利・・・
と一般的には考える物ですが、実データを見ていくと常識が当てはまりにくい競馬場である事が分かります。
それでは距離別、脚質別による勝率分布を見ていきましょう。
~京都競馬場 芝コース 重賞&OP戦・各距離のコース別勝率~
以下は全て2011年1月~2016年3月の集計データになります。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
3歳 | 5 | 0% | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
混合 | 32 | 18.8% | 43.8% | 25.0% | 12.5% |
京都の芝1200mのOP以上は内回りコースが使われる為、直線が短く、さらに1200mはスタート直後が上りでスローな流れになり易く、より先行優位になり易い条件です。
しかし注意したいのは3歳戦。
過去5年の戦績は差し、追い込み優位になっていますので予想の際は活用したいデータです。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 7 | 14.3% | 42.9% | 28.6% | 14.3% |
3歳 | 11 | 9.1% | 9.1% | 54.5% | 27.3% |
混合 | 32 | 25.0% | 33.3% | 41.7% | 0% |
外回りコースは直線が長くなり、差し馬有利の傾向が顕著になります。
しかし、2歳戦には注意、京都競馬場ではどのコースでも2歳戦は先行優位の傾向が顕著に出ています。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 5 | 20.0% | 60.0% | 20.0% | 0% |
3歳 | 12 | 25.0% | 41.7% | 16.7% | 16.7% |
混合 | 27 | 14.8% | 29.6% | 40.7% | 14.8% |
マイルチャンピオンシップやデイリー杯2歳ステークス、京都金杯、シンザン記念などのマイル重賞で使われるコース。
外回りで差し馬優位のはずが、2歳、3歳戦は先行優位と真逆の結果に。
スタートから最初のコーナーまで直線距離が712mもあり、横に広がったままの先頭争いが繰り広げられるため、ペースが速くなり、差し馬が活躍できるコース・・・
であるはずなのですが、2歳、3歳では、ペースが早くなることは少ないため、1200mにつづき1600mでも先行有利の結果となります。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 5 | 0% | 60.0% | 40.0% | 0% |
3歳 | 11 | 9.1% | 45.5% | 36.4% | 9.1% |
混合 | 10 | 20.0% | 60.0% | 20.0% | 0% |
外回りコースではあるものの、先行馬優位のコースになっています。
2歳戦と馬齢混合では60%もの勝率を出しています。
外回りでは直線の距離から差し・追い込みが有利であるはずなのですが、京都競馬場の1800mは一般的な概念を覆します。
京都1800mでは、先行馬を中心とした予想をするべきでしょう。
追い込み馬に関しては殆ど勝利した実績が無く、切ってしまって構わないでしょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
2歳 | 5 | 0% | 60.0% | 40.0% | 0% |
3歳 | 11 | 9.1% | 36.4% | 45.5% | 9.1% |
混合 | 6 | 0% | 16.7% | 66.7% | 16.7% |
他のコースと変わらず2歳馬は先行が有利ですが、3歳戦、馬齢混合戦共に差し馬が勝率最上位。
特に秋華賞では能力の高い馬が揃い、先頭争いが激しくなるため、前が崩れるケースが多く、差しの有力馬に着目して予想をした方が的中に近づくでしょう。
混合条件の66.7%という勝率はかなり高い数字ですので積極的に狙っていきたいですね。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
3歳 | 5 | 0% | 20.0% | 60.0% | 20.0% |
混合 | 11 | 9.1% | 36.4% | 54.5% | 0% |
エリザベス女王杯が行われる芝2200mに関しては明らかに差し馬有利。
外回りの特徴が素直に出ており、素直に予想する方が結果に結びつきやすいでしょう。
直線前の第4コーナーが下り坂になっており、ここで上がったスピードをどれだけ長く持続できるかが勝負。
瞬発的に切れる脚を発揮する馬ではなく、長く良い脚を使える馬を選択しましょう。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 11 | 9.1% | 27.3% | 54.5% | 9.1% |
芝2400mは京都大賞典を行うコース。
スタートしてから1コーナーに入るまで600mもの距離があるため、逃げ馬が複数いる場合競り合ってペースが速くなっていきます。
直線も長く、差し馬有利になるコースです、
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
3歳 | 5 | 0% | 60.0% | 20.0% | 20.0% |
混合 | 6 | 16.7% | 66.7% | 16.7% | 0% |
菊花賞及び万葉ステークスが行われる芝3000mでは先行勢が有利になります。
特に万葉ステークスは例年スローペースとなるため、より先行出来る馬が勝ちやすいレースです。
6度コーナーを回るため、出来るだけロスの少ない内枠を引く事も重要。
特にこのコースはスタート直後がコーナーになっているため、外枠の馬が内に位置取りを変える暇が無く、より内枠有利が顕著になっています。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 5 | 20.0 | 20.0% | 40.0% | 20.0% |
天皇賞春のみが行われるコースです。
偏った脚質の有利不利は見られませんが、直線だけの追い込みで全ての馬をごぼう抜きにする、という芸当は困難なレースです。
2周目から徐々に位置取りを押し上げ、早め早めに仕掛けて長い脚で粘れる馬が好成績を残すでしょう。
~京都競馬場 芝コースで勝つための予想とは~
~京都競馬場 ダートコース 重賞&OP戦・各距離のコース別勝率~
以下は全て2011年1月~2016年3月の集計データになります。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 12 | 16.7% | 50.0% | 25.0% | 8.3% |
ダート1200mは直線に起伏が無く、平坦なコースで先行馬が失速しにくいため、前残りの展開が多くなります。
その為、他の距離と比較して逃げ馬の勝利が多く、特に新馬戦や500万下などの下級条件では50%近い勝率があります。
OP以上では16.7%になりますが、前残りしやすいコースと考えてください。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 19 | 15.8% | 42.1% | 26.3% | 15.8% |
スタートから150m~180m程芝になっており、ダートを走るよりもスピードが出やすく、1200mよりもハイペースになり易いコースです。
他の距離と比べると勝率は落ちている物の、それでも先行馬が最も有利です。
馬齢条件 | レース数 | 逃げ馬 | 先行馬 | 差し馬 | 追い込み馬 |
混合 | 9 | 0% | 66.7% | 33.3% | 0% |
1800mでは先行馬の勝率が66.7%と他を圧倒しています。
本命にしろ穴馬にしろ、先行馬を中心に予想をし、的中を狙っていきましょう。
逃げ、追い込みは過去5年で1度も勝利していないため、切ってしまって構わないでしょう。
~京都競馬場 ダートコースで勝つための予想まとめ~
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