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アンライバルドは皐月賞を勝利し 兄に続きクラシックを制した

皐月賞後は活躍できず、兄と同様一瞬のきらめきでターフを去りました

アンライバルドの基本情報

馬名 アンライバルド
生年月日 2006年4月13日
ネオユニヴァース
バレークイーン
戦績 10戦4勝
主な勝ち鞍 ’09皐月賞(G1)
調教師 友道康夫
騎手 岩田康誠
馬主 サンデーレーシング
生産者 ノーザンファーム

 

 

96年に日本ダービーを制し、日本版『神の子』と称されたフサイチコンコルドという馬がいたの。

 

そのフサイチコンコルドから遅れること13年。

 

弟がクラシック制覇を成し遂げたわ。

 

その弟とは…

 

『アンライバルド』

 

栗東の友道康夫厩舎に入厩したアンライバルドは、デビュー戦を京都で迎えることとなるの。 

だけど、この新馬戦はただの新馬戦ではなく“伝説の新馬戦”と言われているほどの好メンバーが揃っていたのよ。

 

後に混合G1で活躍をするブエナビスタ。 

翌年のダービー2着のリーチザクラウン。

 

 

菊花賞馬のスリーロールスなど強豪が集ったレースだったわ。

 

 

このレースでアンライバルドは3番人気に推されていたわ。

 

ゲートが開き好位からレースを進めていったの。

 

有力馬はその後ろに固まっていたわ。

 

 

直線を向き鋭い脚で伸び、最後はリーチザクラウンを1馬身1/4制し初勝利を飾ったの。・

 

次に向かったのはオープンの京都2歳ステークス。 

鞍上は落馬で負傷した岩田康誠に変わり若手の川田将雅が手綱を取ったわ。

 

が、道中折り合いを欠き直線も伸びず3着に敗れたの。

 

年が明けて向かったのはオープンの若駒ステークス。 

このレースから岩田康誠に手綱が戻ったわ。

 

レースは中団から進め、直線では中程から伸び1着。

 

2着に3馬身半をつける快勝だったわ。

 

間を挟み皐月賞トライアルのスプリングステークスに出走。 

ここでも中団待機でレースを進めていき、4コーナー手前から進出を開始し直線では力強く伸び2着に半馬身差をつけて勝利。

 

これで、皐月賞出走を決めたのよ。

 

2009年4月19日第69回皐月賞。 

トライアルを勝ったにも関わらずアンライバルドは3番人気での出走となったわ。

 

1番人気は弥生賞を勝ったロジユニヴァース。

 

2番人気はきさらぎ賞を勝ったリーチザクラウン。

 

中でもロジユニヴァースは飛び抜けた人気になっていたわ。

 

有力馬ではリーチザクラウンが1番前で、ロジユニヴァースがその後ろ。 

アンライバルドは中団からやや後方の位置取りだったわね。

 

1000m通過が59.1。

 

3強対決が見れるかと思っていたら、リーチザクラウンとロジユニヴァースが早々脱落。

 

その後ろからまくってきたアンライバルドは、直線で後続を離し追い込んできたトライアンフマーチの追撃を振り切り勝利。

 

見事、皐月賞制覇を成し遂げ兄弟でのクラシック制覇を達成したのよ。

 

次に目標にするのはもちろん兄が輝いた府中の2400。 

競馬の祭典『日本ダービー』ね。

 

しかし、思わぬ事態がアンライバルドを襲ったの…

 

2009年5月31日第76回日本ダービー。 

レース前にバケツをひっくり返したようなとてつもない雨が降りレースの頃に馬場は不良。

 

差し足が持ち味のアンライバルドにとっては決して良い条件ではなかったわ。

 

レースはジョーカプチーノが逃げ前半1000mのペースは不良では異例の59.9のハイペース。 

2番手のリーチザクラウンのペースが平均くらいだろうかと思ったわ。

 

どこを走っても芝が掘れてしまうくらい馬場は緩かったのよ。

 

直線を向いてリーチザクラウンが2番手から抜け出してきたわ。 

その内を突いてロジユニヴァースが追いすがる。

 

後方から脚を伸ばそうとするアンライバルドだけど、やはり馬場の影響なのか皐月賞ほどの伸びは見受けられなかったわ。

 

勝ったロジユニヴァースから2秒遅れることの12着と敗れたの。

 

この雨のダービーは、ほとんどの馬のその後の走りに影響を及ぼしたわ。 

それだけ、この不良馬場が堪えた形となったのね。

 

菊花賞でのG1奪取を目指し秋は神戸新聞杯から始動。 

中団からレースを進め最後は追い上げるも4着が一杯だったわ。

 

続く菊花賞に出走したけれど、距離の壁なのか最後は伸びることなく15着。

 

暮れの有馬記念にも参戦するけど、ここも15着。

 

その後屈腱炎を発症し長期の休養に入ることとなったわ。 

1年半後の金鯱賞で復活し、5着とまずまずの成績を上げたの。

 

秋はオールカマーからの復活を目指していたけど、再び屈腱炎を発症。

 

 

そのまま引退となってしまったわ。

 

兄同様輝きは一瞬だったわね。 

しかし、皐月賞で見せたレースは見ているものに衝撃を与えたのよ。

 

そういった意味では 『フサイチコンコルドとアンライバルドはやはり兄弟なのね』

 

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