WIN5キャリーオーバーは、的中者がいなかった際の払戻金が次回に持ち越される仕組みのため、通常時よりも期待値が高くなりやすいのが最大の特徴。
この記事では、WIN5キャリーオーバーの基本的な仕組みを押さえたうえで、過去結果一覧から期待値・攻略法・具体的な買い方を解説していくわ。
WIN5のキャリーオーバーとは?仕組みと特徴

WIN5キャリーオーバーは、5レースすべての1着馬を当てるWIN5馬券で的中者が1人も出なかった場合や、払戻金の計算上一定の条件を満たした場合に次回開催へ払戻原資が繰り越される仕組み。
通常の的中配当とは異なり、払戻原資が次回にプールされることで高額配当の可能性が大きく高まるので、多くの競馬ファンから「夢馬券」として注目されているわ。
WIN5とはどんな馬券か
WIN5は、JRAが指定する5つのレースそれぞれで1着になると思う馬を全て選ぶ馬券で、的中するには全ての予想を当てる必要があるの。
発売は100円から可能で、的中すれば通常の馬券より大きな配当になることが多いのが特徴。
WIN5は的中者が出ない場合、キャリーオーバーが発生するという特殊ルール付き。これが人気の理由の1つになっているわ。
キャリーオーバーが発生する条件
| 発生条件 | 内容 | キャリーオーバー される金額 | 追記 |
|---|---|---|---|
| 的中者が 0人 | WIN5の5レース 全てを的中した人が 1人もいなかった場合 | 払戻原資 の全額 | 最も一般的な 発生パターン |
| 払戻金が 上限を超えた 場合 | 的中者はいるが、 1票あたりの払戻金が 上限(100円につき6億円) を超えた場合 | 上限 超過分 のみ | 超過分が 次回へ 繰り越される |
| 的中票数が 極端に少ない 場合 | 売上が大きく 的中票数が 極端に少ない場合 | 上限 超過分 | 高額売上時に 起こりやすい |
WIN5のキャリーオーバーは、「的中者がいなかった場合」だけでなく、「払戻金の上限を超えた場合」にも発生する点が重要。
特に後者はあまり知られてないが、WIN5には1票あたり100円につき6億円という払戻金の上限が定められており、これを超えた金額は次回開催へキャリーオーバーされるわ。
そのため、「売上が非常に大きい」「的中票数が極端に少ない」といった条件が重なると、的中者がいてもキャリーオーバーが発生するケースがあるのよ。
キャリーオーバー金額の仕組み
WIN5の払戻金は、発売金額の70%が原資として配当に回され、その総額を的中票数で按分して決まるわ。
- 発売額が9億円 → 払戻原資は 9億×70% = 6億3,000万円
- 的中票数が1票 → 計算上は「6億3,000万円」だが、WIN5の上限は6億円
→ 超過分3,000万円が翌週へキャリーオーバーされます。
つまり、キャリーオーバーは的中者がいなかった場合だけでなく、「上限超過分」の場合にも発生しうる特殊な現象よ。
通常開催とキャリーオーバー時の違い
WIN5の通常開催では、売上金の70%がその週の的中者に分配されるわ。
キャリーオーバーが発生した場合は、当該週の払戻原資が次週へ“持ち越し”され、次回の払戻原資が通常時よりも大きくなるため、高額配当が生まれやすいのが最大の特徴。
この仕組みは、他の馬券の「特払い」とは異なり、WIN5の的中者が0人だった際にも資金が無駄にならず、次開催の魅力を一段と高める役割を果たしているのよ。
WIN5キャリーオーバーの過去結果一覧
WIN5キャリーオーバー過去結果一覧表
| 発生日 | キャリー オーバー額 | 翌週 的中票数 | 翌週 払戻金 |
|---|---|---|---|
| 2025年10月04日 | 2億5,706万3,660円 | 4票 | 4億7,517万1,040円 |
| 2025年01月19日 | 4億4,902万3,820円 | 801票 | 516万3,170円 |
| 2020年07月19日 | 4億6,409万1,040円 | 3,274票 | 81万6,800円 |
| 2019年03月03日 | 4億6,498万5,570円 | 101票 | 1,028万2,010円 |
| 648票 | 160万2,650円 | ||
| 2018年12月23日 | 5億9,980万2,210円 | 115,874票 | 2万9,330円 |
| 2014年11月23日 | 4億1,163万1,640円 | 789票 | 154万1,710円 |
| 2014年09月07日 | 4億4,493万9,530円 | 1,223票 | 123万8,270円 |
| 2014年03月21日 | 1億0,647万6,940円 | 11,075票 | 7万4,650円 |
| 2014年03月02日 | 2億6,092万8,530円 | 438票 | 245万6,090円 |
| 2013年10月06日 | 3億7,825万8,280円 | 2,814票 | 41万8,200円 |
| 2013年05月05日 | 5億3,613万0,284円 | 15,730票 | 11万4,070円 |
| 2012年12月09日 | 1億0,093万8,320円 | 11票 | 8,661万0,770円 |
| 2012年11月25日 | 2億4,966万2,660円 | 299票 | 397万8,890円 |
| 2011年09月04日 | 8億5,280万8,741円 | 2,920票 | 100万8,010円 |
| 2011年06月26日 | 4億6,718万8,320円 | 108,638票 | 1万9,680円 |

的中票数と払戻金の傾向
キャリーオーバー後のWIN5では、的中票数が払戻金の多寡を大きく左右するわ。
- 的中票数が極端に少ない場合
→ 1桁〜数十票でも1票あたりの払戻金が極端に高くなり、億単位の配当が出る場合あり。
→ 例:2025/10/04の翌週は4票で 7,517万円超(税込) の払戻。 - 的中票数が比較的多い場合
→ 多数の的中者で按分されるため、払戻金は低めに落ち着く傾向。
→ 2025/1/19 翌週は801票のため 約516万円。 - 中間的ケース
→ 3,000票台では 約80万円台 程度の払戻となったケースあり。
過去結果から見える共通点
| キャリーオーバーは 頻発しない | 過去の発生回数は、 年に1回程度と比較的まれな現象で、 売上が極めて高かったり、 波乱決着になった回で発生。 |
| 売上が大きい週ほど キャリー対象になりやすい | キャリーオーバーを生むには 「的中者0」の条件に加えて 売上規模が大きいことが影響する ケースが多い。 |
| 的中票数が少ないと 高配当になりやすい | キャリーオーバー後は 的中票数の少なさが目立ち、 票数が少ないほど 1票当たり配当が高くなる傾向。 |
WIN5キャリーオーバーは本当に期待値が高い?

結論から言うと、WIN5キャリーオーバーは「条件がそろえば」通常時より期待値が高くなるわ。
ただし、「キャリーオーバーがある=必ず得をする」という単純な話ではないのよ。期待値が高くなるかどうかは、キャリーオーバー金額・売上・的中票数のバランスによって決まるわ。
WIN5における期待値の考え方
期待値とは、簡単に言うと「長期的に見て、賭けた金額に対してどれくらい戻ってくるか」を表す指標。
- 期待値100%
→ プラスマイナスゼロ - 期待値100%未満
→ 長期的にはマイナス - 期待値100%超
→ 長期的にはプラス
WIN5は、売上の約70%が払戻原資となり、残りはJRAの控除となるため、通常時の期待値は理論上70%前後。
つまり、キャリーオーバーがない通常開催のWIN5は、長期的には不利な馬券であることは否定できないわ。
通常時とキャリーオーバー時の期待値比較
| 項目 | 通常 WIN5 | キャリーオーバー WIN5 |
|---|---|---|
| 払戻原資 | 当週の売上 × 約70% | 当週売上 × 約70% + キャリーオーバー金額 |
| 控除率 | 約30% | 実質的に低下 (条件次第で0%以下) |
| 理論上の 期待値 | 約70% | 100%超になる 可能性あり |
| 払戻金の 傾向 | 的中票数が 多いと低配当 | 的中票数が 少ないと超高配当 |
| 高額配当の 出やすさ | 低い | 非常に高い |
| 長期的な 損益 | マイナスに なりやすい | 条件次第で プラス期待 |
| 上級者の 参戦度 | 低〜中 | 高い |
通常時のWIN5は、売上の約30%が控除されるため、理論上の期待値は70%前後に収束するの。
一方、キャリーオーバーが発生すると、前回の払戻原資が上乗せされることで、一時的に期待値が100%を超える状態が生まれるわ。
特にキャリーオーバー金額が大きい場合は、控除分を上回る払戻原資が確保されるため、「期待値的に買う価値のあるWIN5」になるのが最大の違い。
キャリーオーバー金額別の期待値目安
- 1億円未満
- 期待値はほぼ通常時と変わらない
- 無理に狙う必要はない
- 1〜3億円程度
- 条件次第で期待値100%前後
- 点数管理が重要
- 3〜5億円以上
- 期待値が明確にプラスになりやすい
- 多くの上級者が参戦するゾーン
- 5億円超の大型キャリー
- 理論上は非常に高期待値
- ただし売上増加・参加者増も考慮が必要
エビコ重要なのは、キャリーオーバー金額だけで判断しないこと。
期待値が高くなる理由を過去結果から解説
キャリーオーバー後のWIN5では、的中票数が1桁〜数十票にとどまるケースも珍しくありません。
的中票数が少なければ少ないほど、1票あたりの払戻金は跳ね上がり、期待値も高くなります。
キャリーオーバー時は、比較的堅い決着でも高額配当になることがあります。
これは、キャリーオーバー金額そのものが配当を底上げしているためです。
キャリーオーバーが発生すると参加者は増えますが、それ以上に持ち越し金額が大きい場合、売上増加を上回る期待値上昇が起こります。
過去結果から分かるWIN5キャリーオーバーの攻略法
WIN5キャリーオーバーは、「運よく当たれば大きい馬券」ではなく、過去結果を見ると“狙い方に明確な傾向がある馬券”よ。
ここでは、実際のキャリーオーバー発生後の結果を踏まえて、勝ちに近づくための考え方と立ち回りを解説するわ。
キャリーオーバー時の基本戦略
キャリーオーバー時の基本戦略は、「当てに行く」よりも「期待値を取りに行く」こと。
具体的には、
- 全レースを無理に当てにいかない
- 点数を広げるレースと、絞るレースを明確に分ける
- 的中率よりも“1票あたりの価値”を重視する
という考え方が重要よ。
過去の高額払戻事例では、5レースすべてを本命寄りでまとめたケースは少なく、どこか1〜2レースで思い切った選択をしているのが特徴。
狙うべきレース・見送るべきレース
- 出走頭数が多い(16頭前後)
- 条件戦(1勝クラス・2勝クラスなど)
- 昇級初戦やメンバー構成が拮抗しているレース
これらは人気が割れやすく、波乱が起きやすいため、点数を広げる価値がある。
- 明らかな能力抜けの馬がいるレース
- 少頭数で力関係がはっきりしているレース
- 重賞でも実績馬が圧倒的な場合
こうしたレースは、無理に穴を狙わず、1点〜数点で割り切る方が期待値的に有利。
人気馬の扱い方(切る・残す判断)
キャリーオーバー時でも、「人気馬=必ず切るべき」ではありません。
過去結果を見ると、「1番人気が順当に勝ったレース」「上位人気で決着したレース」を含みながらも、全体の的中票数が少なく高配当になっているケースが多くあるわ。
重要なのは、人気馬が「なぜ人気なのか」その人気が「過剰か妥当か」を見極めること。
信頼度が高い人気馬は素直に残し、不安要素の多い人気馬を切ることで、点数と期待値のバランスを取るのが理想的よ。
荒れやすい条件と実例
- 馬場状態の急変(雨・重馬場)
- 開催替わり直後(コース替わり)
- 長距離戦・ダート戦
- ハンデ戦・条件戦
実際、高額払戻が出た回では、5レース中すべてが大荒れではなく、1〜2レースの想定外の結果が全体を押し上げているケースが多く見られるわ。
つまり、「全部荒れる前提」で組み立てるよりも、荒れる可能性が高いレースを的確に拾うことが重要。
キャリーオーバー時にやってはいけないこと
- キャリーオーバーだからと全通りを買う
- 根拠なく人気馬を全切りする
- 資金管理を無視して点数を増やしすぎる
- 「当てたい」という感情を優先する
キャリーオーバー時は期待値が高くなりやすい反面、参加者も増え、冷静さを欠くと簡単に損をする局面でもあるわ。事前に戦略を決め、ルール通りに買うことが何より重要。
WIN5キャリーオーバー時の買い方
点数を抑えた買い方例
| レース① | 1点 |
| レース② | 1点 |
| レース③ | 2点 |
| レース④ | 2点 |
| レース⑤ | 3点 |
| 合計 = 24点(2,400円) | |
点数を抑える買い方は、資金が少ない人・堅実に狙いたい人向けの戦略。
この買い方では、「信頼度の高いレースは思い切って1点」「波乱要素のあるレースだけ点数を足す」という形で、的中率を維持しつつ、無駄な点数を削るのが狙い。
点数を広げる買い方例
| レース① | 1点 |
| レース② | 2点 |
| レース③ | 3点 |
| レース④ | 4点 |
| レース⑤ | 5点 |
| 合計 = 120点(12,000円) | |
点数を広げる買い方は、大型キャリーオーバー時に一発を狙う戦略。
この場合、「明確な本命がいるレースは絞る」「荒れそうなレースに点数を集中」することで、期待値が高い部分に資金を寄せる形になる。
資金別おすすめの買い方
- 点数:20〜30点
- 戦略:堅め+1レースだけ広げる
- キャリー額:小〜中規模向け
- 点数:80〜120点
- 戦略:1点固定+中穴狙い
- キャリー額:3億円以上が理想
- 点数:300点以上
- 戦略:2〜3レースで勝負
- キャリー額:大型キャリー向け



重要なのは、キャリーオーバー金額に対して資金を合わせることよ。
全通り・ランダム買いは有効か?
結論から言うと、基本的におすすめできません。
過去の高額払戻事例を見ても、全通り・完全ランダムで的中したケースはほとんど確認されていないの。
キャリーオーバー時こそ、「考えた買い方」をする人が有利になる局面だわ。
| 全通り 買い | 点数が膨大になり現実的ではない 期待値が上がっても回収率は安定しない 資金効率が極めて悪い |
| ランダム 買い | 的中する可能性はある しかし期待値的な優位性はない 長期的には運任せになる |
よくある質問(FAQ)
WIN5キャリーオーバーまとめ
WIN5キャリーオーバーは、的中者がいなかった場合などに払戻原資が次回へ持ち越され、通常時より期待値が高くなりやすい仕組み。
ただし、キャリーオーバーがあるからといって必ず有利になるわけではなく、金額の大きさや的中票数の見込みを考慮した戦略が重要だわ。
過去結果を見ると、点数を整理し、狙うレースと絞るレースを分けた買い方が高配当につながりやすい傾向があるのよ。
仕組みとデータを理解したうえで、無理のない資金管理でWIN5キャリーオーバーを狙いましょう。






