2012年、凱旋門賞

第91・92回 凱旋門賞

オルフェ-ヴル(2012・2013)2着
【日本競馬の悲願を託された稀代の異端児】

・血統
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
父母:メジロマックイーン

・戦績
21戦12勝
13億4408万円+215万ユーロ

・主な勝ち鞍
2011年:皐月賞(G1)
2011年:日本ダービー(G1)
2011年:菊花賞(G1)
2011年:有馬記念(G1)
2012年:宝塚記念(G1)
2012年:有馬記念(G1)

2011年に史上7頭目のクラシック三冠馬に輝いたオルフェーヴル。

時折見せる激しい気性の影響で、池江泰寿調教師は「競走馬にはなれない」と思ったほどだったそうだ。

そして、オルフェーヴルを語る上で欠かせないのが主戦ジョッキーだった池添謙一騎手。
池江泰寿調教師と池添謙一騎手は、同じ思いでオルフェーヴルに競馬を教える事にした。

その思いとは“日本ダービー制覇”

1から競馬を教え込み少しずつ実を結び初め挑んだ2011年クラシック初戦の皐月賞。
4番人気と低評価ながら、直線であっさりと抜け出し快勝。
こちらの想像を遥かに超える強さだった。

皐月賞馬として迎えた日本ダービーは台風の影響で当日の馬場は不良馬場。
スタート後、後方からレースを進めて行き直線で外に持ち出そうとしたところでナカヤマナイトに馬体をぶつけられるアクシデント。

しかし、これがオルフェーヴルの闘志に火をつけた。
ナカヤマナイトとサダムパテックの狭い間を割って来て先頭に躍り出ると、後方から迫って来たウインバリアシオンを押え悲願のダービー制覇。
池江泰寿調教師と池添謙一騎手の思いが実を結んだ瞬間だった。

夏を超えて休み明けを快勝したオルフェーヴルは、三冠を掛けて菊花賞に出走。
この頃には、若いころに見せていた道中で引っ掛かるような素振りを見せる事は無くなっていた。

皐月賞・日本ダービーとは違い前目の位置でレースを進めて4コーナーで先頭に立つとそのまま押し切り見事3冠達成。
この年の締めくくりに選んだ有馬記念もあっさり勝って日本最強馬の称号を得たのだ。
そして、陣営から翌年の『凱旋門賞挑戦』が発表された。

古馬になり最初のレースに選ばれたのは阪神大賞典。
ここで、オルフェーヴルの気の悪さが再発し日本競馬史に残る“逸走” をしてしまったのだ。

続く天皇賞(春)では思うようなレースを出来ずに11着と生涯最悪の着順。
この敗戦で凱旋門賞挑戦が一旦白紙に戻された。

オルフェーヴル自身の威厳回復と凱旋門賞挑戦を叶えるために勝たなければならなかったのが第53回宝塚記念。
本調子とは程遠いはずのオルフェーヴルであったが、最内を突いて伸び見ごと復活の勝利。
この勝利で凱旋門賞挑戦が再び発表された。

海外遠征初戦に選ばれたのが凱旋門賞の前哨戦であるフォワ賞で、鞍上は地元のクリストフ・スミヨン騎手であった。

これまでとは違う環境の変化やヨーロッパ特有の重い馬場など不安点はあったが、終わってみれば力の差を見せつける快勝。

この勝利でオルフェーヴルは凱旋門賞で1番人気の支持を受けた。

これまで幾多の苦杯を舐めた日本馬だがこの馬ならやってくれると誰しもが思っていた。
スタートから後方で折り合いに専念させるスミヨン騎手。
池江泰寿調教師と池添謙一騎手が教え込んだことをオルフェーヴルは海外でもきちんと守っていた。

ロンシャン名物フォルスストレートを我慢して直線を向いた時の手ごたえは抜群だった。

残り400mで一気の外から先頭に立ち粘り込みを図るオルフェーヴルであったが、右側に斜行しながら走っているのが見て取れた。
明らかにオルフェーヴルと鞍上の呼吸が合っていなかった。

それでも、残り50mまで先頭だったオルフェーヴルを見て全ての競馬ファンが「凱旋門賞を勝った」と思ったに違いない。
しかし、競馬の神様はヨーロッパ以外の国に凱旋門賞を勝たせることを良しとしなかったのだ。

オルフェーヴルは、フランスのソレミヤにゴール前で交わされて無念の2着。
いや、無念と言うより絶望と感じたファンの方が多かったに違いない。
一瞬にして勝利が手からこぼれ落ちたのだった。

しかし、負けはしたがオルフェーヴルが世界的な馬である事は証明できた。

後は、翌年にリベンジをするだけだった・・・のだが・・・。

2013年も前年同様にフォワ賞を制して挑んだ凱旋門賞であったが、またもや2着と言う結果になってしまった。
それも、僅差ではなく勝ったトレヴとは5馬身差と決定的な差を付けられてしまったのだ。
2年連続2着と言う結果にこう思う。

“池添謙一が乗っていれば…”と。

第91回凱旋門賞
1着:ソレミア(O.ペリエ)
2着:オルフェ-ヴル(C.スミヨン)
3着:マスターストローク(M.バルザローナ)

第92回凱旋門賞
1着:トレヴ(T.ジャルネ)
2着:オルフェ-ヴル(C.スミヨン)
3着:アンテロ(O.ペリエ)

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