キーンランドカップの最終予想をするわよ!
札幌で行われるスプリント競争だけあって、今年6月の
「薬物騒動」で函館SSを除外になった馬が多く出てくる今回のレース。
そういったイレギュラーの影響が残っているからか、今年は
かなり荒れそうな気配よ。
いつものようにデータを駆使して各馬を調べ上げたところ、
配当をグンと上げてくれそうなおいしい伏兵馬が見つかったの。
印は
ページの最後で紹介しているから、ぜひチェックしてちょうだい。
さっそく、確定した枠順を見てもらうわね。
詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわよ。
■前走クラス別成績
前走重賞組が好成績
OP特別組も他のデータが良ければ買える
■前走着順別成績
前走勝ち馬が優秀
掲示板を外しても好走率は大きく下がらない
■レース当日人気別成績
1番人気は好走するが勝率はイマイチ
今年は上位9頭だけ考える
■年齢別成績
勝ち馬は5歳までで、好走率が高いのは4歳馬
それじゃ月曜から引き続き、
過去10年中、札幌開催だった9レースのデータを新たに2つ使って、キーンランドカップの予想を詰めていくわよ。
枠順別成績から見てちょうだい!
枠 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着以下 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
1 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0.0% |
0.0% |
0.0% |
2 |
1 |
0 |
3 |
11 |
6.7% |
6.7% |
26.7% |
3 |
0 |
2 |
0 |
15 |
0.0% |
11.8% |
11.8% |
4 |
2 |
2 |
0 |
14 |
11.1% |
22.2% |
22.2% |
5 |
1 |
1 |
2 |
14 |
5.6% |
11.1% |
22.2% |
6 |
3 |
1 |
1 |
13 |
16.7% |
22.2% |
27.8% |
7 |
1 |
1 |
3 |
13 |
5.6% |
11.1% |
27.8% |
8 |
1 |
2 |
0 |
15 |
5.6% |
16.7% |
16.7% |
外目の6~7枠に入った馬の好走率が高いようね。
今回ちょうど
ダノンスマッシュがこの枠に入っているし、
期待して良さそうだわ。
基本的にその辺りの枠を中心に、
離れれば離れるほど成績が下がる、という感じだけど…
内枠について
おもしろい傾向が見つかったから、後で注目穴馬と合わせて紹介するわね。
次は、所属別成績を見てちょうだい。
所属 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着以下 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
関東 |
3 |
1 |
4 |
52 |
5.0% |
6.7% |
13.3% |
関西 |
6 |
8 |
5 |
56 |
8.0% |
18.7% |
25.3% |
一見、いわゆる
西高東低で、関西馬がかなり好走しているように見えるわね。
ただ
ここ2年は、上位3頭中2頭が関東馬なのよ。
また、馬券に入った関西馬の人気を調べると平均で3.37番なのに対して、馬券に入った関東馬の平均は6.63番。
本命は西、相手は東、という風に買うのが高配当ゲットの秘訣よ。
そんなところで、今週の予想印を発表するわよ。
リナーテ(牝5)
【前走:UHB賞(OP特別)1番人気1着】
今回、大外8枠に入った
リナーテ。
切るほどのことではないにせよ、
本命に推すにはちょっと不安な枠じゃないか、と思うかもしれないわね。
ただ、過去10年間に8枠から馬券に入った馬について調べてみると、
全員が関西所属の牝馬だったことがわかったのよ。
同じ条件の彼女については、むしろ
相当に期待できるってわけ。
彼女は調教についても順調そのもので、最終追い切りは函館の芝コースを
4ハロン50.5-11.4という時計。
寮馬にきっちり先着していて、動きもよかったわよね。
今の彼女なら、重賞初制覇も十分にあり得るわ!
ダノンスマッシュ(牡4)
【前走:函館スプリントステークス(G3)競走除外】
複勝率トップの7枠に入って、勝ち負けすることは間違いなさそうな
ダノンスマッシュ。
その他のデータに不安がないことは月曜日に確認済みだし、リナーテとあわせてぜひ評価しておきたい1頭よ。
なにより彼は調教が絶好調で、最終追い切りでは札幌の芝コースで
5ハロン67.9-11.5という猛烈な時計を出しているのよね。
ただ、彼は過去のキャリアで
7~8枠に入った際の成績が(0-0-0-2)とちょっと不安だったから、今回はあくまで対抗評価としたわ。
もっとも彼の実力は疑いようのない所だから、
うかつに切ると後悔するわよ!
アスターペガサス(牡3)
【前走:函館スプリントステークス(G3)2番人気2着】
ここまでの短いキャリアでも、夏に強いことが証明されつつある
アスターペガサス。
キーンランドカップは、
この時期の重賞としては3歳馬が活躍出来ているレースだし、彼のような馬をぜひ押さえておきたいわ。
彼はここまでに調べたデータも悪くないものが揃っているし、これまで1200mで
(2-2-0-0)という成績を挙げているのも見逃せないところ。
人気はそれなりにあるけれど、上に目立つ馬が多いおかげで
それなりのオッズが付きそうなのもありがたいわね。
彼が勝てば、秋以降の競馬が面白くなるわよ!
ライオンボス(牡4)
【前走:アイビスサマーダッシュ(G3)1番人気1着】
今年の春ごろから一気に頭角を現してきたライオンボス。
近走の勝ちがすべて新潟の1000mだったからか、いわゆる
「千直専用」だと思われているわよね。
でも、彼をここで通用しないと見なすのは早計よ。
近ごろ彼の好走を助けている要素の一つが、ちょうど千直挑戦と同じころに付けはじめた
チークピーシーズ。
もともとスタート勘のいい彼が、装具によって左右の視界を狭めた結果、
他馬を気にせず走れるようになったってわけ。
そういった展開を引き続き作れれば、
カーブのあるなしや200mの延長は大した問題ではないわ。
彼はここまでに調べたデータも悪くないものが揃っているし、狙い目よ!
1番人気が勝ちきれないキーンランドカップ
この馬がダノンスマッシュに先着したら、配当は凄いことになるわよ!
デアレガーロ(牝5)
【前走:高松宮記念(G1)8番人気7着】
月曜日にも注目穴馬として紹介していた
デアレガーロ。
過去10年で1頭も馬券内が出ていない1枠に入ってしまって、さすがに切るべきかと考えたんだけど…
この枠について調べたところ、おもしろいことがわかったわ。
過去この枠に入った馬について、人気順の平均を取ると
8.87番。
さらに直近5年はここに入った8頭中6頭が2桁人気だったし、
1枠にはそもそも期待できる馬がほとんど入っていなかったのよ。
月曜日に調べた通り絶好のデータが揃っている彼女なら、
前例を覆す可能性が十分にあるわ。
調教も順調にこなしているようだし、買っておくといいことがありそうよ!
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