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今週は日曜日のローズS、翌月曜日のセントライト記念とクラシックのトライアル重賞が目白押し！
このページでは菊花賞のステップレース、セントライト記念（G2）を予想するわよ！
中山の芝2200mで行われる、このレース。
1か月後に迫った本番を見据えて、今年も実力と実績を兼ね備えた若き中長距離馬が集結したわね。
さらにこのセントライト記念、過去10年の3連単の平均配当が122,157円にもなるように、かなりの大荒れ傾向。
配当面でも期待できる、穴党必見のレースでもあるの！
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2022年セントライト記念 特別登録馬
| 馬名 | 性別 | 負担重量 | 調教師 | 所属 |
|---|---|---|---|---|
| アスクビクターモア | 牡 | 56.0 | 田村康仁 | 美浦 |
| オニャンコポン | 牡 | 56.0 | 小島茂之 | 美浦 |
| ガイアフォース | 牡 | 56.0 | 杉山晴紀 | 栗東 |
| キングズパレス | 牡 | 56.0 | 戸田博文 | 美浦 |
| サイモンバロン | 牡 | 56.0 | 勢司和浩 | 美浦 |
| ショウナンマグマ | 牡 | 56.0 | 尾関知人 | 美浦 |
| セイウンハーデス | 牡 | 56.0 | 橋口慎介 | 栗東 |
| ベジャール | 牡 | 56.0 | 田中博康 | 美浦 |
| ボーンディスウェイ | 牡 | 56.0 | 牧光二 | 美浦 |
| マテンロウスカイ | 牡 | 56.0 | 松永幹夫 | 栗東 |
| ラーグルフ | 牡 | 56.0 | 宗像義忠 | 美浦 |
| ローシャムパーク | 牡 | 56.0 | 田中博康 | 美浦 |
| ロンギングエーオ | 牡 | 56.0 | 奥村武 | 美浦 |
それじゃあ今回は、新潟開催だった2014年を除く過去9年分のデータを基に、2022年セントライト記念の予想を組み立てていくわよ。
まずは、レース当日の人気別成績から見てちょうだい。
2022年セントライト記念 レース当日人気別成績
| 当日人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3 | 3 | 0 | 3 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
| 2番人気 | 1 | 2 | 1 | 5 | 11.1% | 33.3% | 44.4% |
| 3番人気 | 1 | 0 | 3 | 5 | 11.1% | 11.1% | 44.4% |
| 4番人気 | 2 | 0 | 1 | 6 | 22.2% | 22.2% | 33.3% |
| 5番人気 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
| 6～9人気 | 2 | 2 | 2 | 30 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
| 10番人気以下 | 0 | 1 | 1 | 50 | 0.0% | 1.9% | 3.8% |
荒れ模様とはいえ、上位陣がよく馬券に絡めている印象ね。
とくに勝ち馬に関しては、集計対象とした9年のうち7年で4番人気以内から出ていることがわかるわ。
残りの2頭は、2015年6番人気だったキタサンブラックと、2021年9番人気だったアサマノイタズラ。
どちらもスプリングSで1着・2着と好走を見せた2頭よね。
今回のメンバーで、上記の条件に該当する馬はいないから…。
データ上、勝ち馬は上位人気4頭の中から選ぶのがよさそうね。
2・3着馬に関しては、集計対象とした9年で2・3着になったのべ18頭中14頭が6番人気以内から出ている、というデータが出ているわ。
残りの4頭において共通点を探ったんだけど…。
一桁人気だった2頭はどちらも皐月賞を走っていて、二桁人気だった2頭はどちらも栗東所属で、かつ当日2枠だった、ということがわかったの。
現時点の人気順だと、上記の条件にはボーンディスウェイが該当するから注目よ。
次は、前走クラス別成績を見てもらうわよ。
2022年セントライト記念 前走クラス別成績
| 前走クラス | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| G1 | 5 | 4 | 4 | 21 | 14.7% | 26.5% | 38.2% |
| G3 | 2 | 1 | 1 | 11 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
| 2勝クラス | 1 | 4 | 0 | 24 | 3.4% | 17.2% | 17.2% |
| 1勝クラス | 1 | 0 | 2 | 34 | 2.7% | 2.7% | 8.1% |
レースの格が上がるにつれて、好走率も高くなっているわね。
となれば、注目すべきは前走G1組。
集計対象とした9年で馬券になった約半数が、前走にG1を使った子たちだし、複勝回収率は100%オーバーと人気を問わずに馬券になっているのも好印象だわ。
今回前走にG1を使って来るのは、東京優駿組の
アスクビクターモア
オニャンコポン
セイウンハーデス
の3頭よ。
ちなみに回収率で見ると、前走G3組が単勝324%と抜けて好調。
直近2年の勝ち馬アサマノイタズラとバビットは、いずれも人気薄の前走G3組だし、傾向的にも今年前走にG3を使ってくる、
ショウナンマグマ
ベジャール
ボーンディスウェイ
の3頭は要警戒ね。
次は、前走着順別成績を見てもらうわよ。
2022年セントライト記念 前走着順別成績
| 前走着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 2 | 3 | 3 | 32 | 5.0% | 12.5% | 20.0% |
| 前走2着 | 1 | 0 | 1 | 14 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
| 前走3着 | 2 | 0 | 0 | 11 | 15.4% | 15.4% | 15.4% |
| 前走4着 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
| 前走5着 | 0 | 1 | 0 | 11 | 0.0% | 8.3% | 8.3% |
| 前走6～9着 | 0 | 1 | 3 | 17 | 0.0% | 4.8% | 19.0% |
| 前走10着～ | 4 | 3 | 2 | 18 | 14.8% | 25.9% | 33.3% |
前走の結果に関係なく馬券になる、といっていいデータね。
とくに前走で10着以降と大敗した子たちの巻き返しが多くて、集計対象とした9年で4頭も勝ち馬が出ているように侮れない存在になるわ。
サンプルとして東京優駿組とラジオNIKKEI賞組の勝利があるし、該当するセイウンハーデスとベジャールは一発あってもおかしくないわよ。
次は、馬体重別成績を見てもらおうかしら。
2022年セントライト記念 馬体重別成績
| 馬体重 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ～459kg | 0 | 1 | 0 | 25 | 0.0% | 3.8% | 3.8% |
| 460~479kg | 2 | 2 | 3 | 38 | 4.4% | 8.9% | 15.6% |
| 480~499kg | 4 | 4 | 5 | 25 | 10.5% | 21.1% | 34.2% |
| 500~519kg | 1 | 1 | 1 | 14 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
| 520kg以上 | 2 | 1 | 0 | 4 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
480～499kgだった馬が馬券の中心ね。
回収率で見ても、単勝・複勝ともに100%オーバーと好調。
前走時の馬体重を参考にすると、
ガイアフォース
キングズパレス
ボーンディスウェイ
マテンロウスカイ
ラーグルフ
ロンギングエーオ
ローシャムパーク
あたりが該当し得るわよ。
ただ、もっとも好走傾向にあるのが、520kg以上の大柄な馬。
好走率は抜けた成績になっているし、単勝回収率は267%にもなるわ。
前走時に564kgだったベジャール、軽視できないわよ！
次は、枠順別成績を見てもらおうかしら。
2022年セントライト記念 枠順別成績【9/17更新】
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 0 | 2 | 1 | 8 | 0.0% | 18.2% | 27.3% |
| 2枠 | 2 | 0 | 3 | 10 | 13.3% | 13.3% | 33.3% |
| 3枠 | 2 | 1 | 0 | 13 | 12.5% | 18.8% | 18.8% |
| 4枠 | 2 | 1 | 0 | 13 | 12.5% | 18.8% | 18.8% |
| 5枠 | 1 | 1 | 1 | 15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
| 6枠 | 1 | 0 | 2 | 15 | 5.6% | 5.6% | 16.7% |
| 7枠 | 1 | 3 | 1 | 14 | 5.3% | 21.1% | 26.3% |
| 8枠 | 0 | 1 | 1 | 18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
内枠有利、と言えるデータが出ているわね。
とくに2枠は勝率・複勝率ともに高いだけでなく、回収率も単勝326%・複勝166%と絶好調。
穴党ならおさえておく必要があるわよ！
今回そんな2枠には、ロンギングエーオが収まるから要注目ね。
他には勝率こそ低いものの、複勝圏内に期待大の数値が出ている7枠も見逃せないわ。
一昨年・昨年と連続して7枠だった馬が連対しているし、近年の傾向からも該当するベジャールとキングズパレスには警戒したいわね。
そんなところで最終的な注目馬と穴馬候補、推奨馬券を発表するわよ！
2022年セントライト記念 注目馬①
アスクビクターモア（牡3）
【前走：東京優駿（G1）7番人気3着】
日本ダービーで3着の好走を見せた、アスクビクターモア。
菊花賞に向けて叩きの要素のあるレースかもしれないけど、そこを考慮しても能力面・適性面・データ面で馬券圏外に飛ぶことは想像し難いわ。
伝えてきたように、データ検証ではほぼすべての好条件に該当。
本走の舞台でもある中山では、4戦3勝とコース巧者と言える成績を残しているのよね。
弥生賞ではダービー馬のドウデュースにも勝利しているし、能力もメンバー随一なのは明らかよ。
穴党のワタシも、さすがにここは切れないわ！
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2022年セントライト記念 注目馬②
ボーンディスウェイ（牡3）
【前走：ラジオNIKKEI賞（G3）1番人気6着】
前走のラジオNIKKEI賞では1番人気に推されながらも6着と、期待に応えられなかったボーンディスウェイ。
今回は2勝の実績がある得意の中山で、巻き返しをはかる彼だけど…。
データ上は、その可能性十分よ。
人気薄が馬券になる条件の「皐月賞に出走している」に該当しているのは伝えた通りだし、臨戦過程・馬体重は絶好の範囲。
今年春の弥生賞では、本走で抜けた人気になっているアスクビクターモアに0秒1差の3着と接戦を演じているし、中山が舞台の今回は勝ち負けになると見ているわ。
連敗が嫌われてか、今回はかなり人気を落としているけど…。
データ的には狙い目、と言っておくわ！
2022年セントライト記念 注目馬③【9/17更新】
ラーグルフ（牡3）
【前走：月岡温泉特別（2勝クラス）2番人気1着】
前走の月岡温泉特別では、上がり最速を記録して最先着を果たしたラーグルフ。
直線ではインから先行馬をまとめて差し切る強い競馬を披露するなど、モーリス産駒らしく春から大きく成長した走りを見せてくれたわね。
今回は枠順も内めのいいところを引けたし、このセントライト記念は彼のような中型馬がよく走れている舞台。
本走の舞台となる中山2000mはホープフルS・3着の実績があるなど、コース適性も高いし、今回のメンバー相手でも勝ち負け必至と見ているわ。
先週の紫苑Sで的中を出しているデータ予想が導き出した穴馬候補。
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2022年セントライト記念 注目穴馬【9/17更新】
ベジャール（牡3）
【前走：ラジオNIKKEI賞（G3）4番人気12着】
前走のラジオNIKKEI賞では、12着と大敗を喫したベジャール。
トップハンデの不利があったにしても、勝ち馬から1秒3差は負けすぎで今回は買えない、なんて感じる人も多いと思うけど…。
伝えてきた通り、彼はデータ上このレースで十分馬券圏内が見込める存在なの。
臨戦過程は巻き返しの条件を満たしているし、560kgを超える大柄な彼はこの舞台と好相性。
さらにここまで触れてこなかったけど、このセントライト記念はキャリア5戦だった馬が集計対象の9年で3勝を挙げていて、もっとも高い勝率になっているの。
今回のメンバーでキャリア5戦なのは、ベシャールのみ。
実績や能力うんぬんではなく、データ的に狙うべき1頭なの！
現時点ではオッズが100倍近い、大穴クラスの彼。
オイシイオイシイ穴馬候補よ。
推奨馬券は、以下6頭の3連複ボックス20点よ！
1. ローシャムパーク
4. ラーグルフ
7. アスクビクターモア
9. ガイアフォース
10. ベジャール
13. ボーンディスウェイ
