ヴィクトリアマイルの最終予想をするわよ!
2015年には
2,000万、2017年には
90万と、近年
高配当が続出しているヴィクトリアマイル。
とはいえ今年は人気どころの
リスグラシューが堅そうだから、
配当にうまみがないんじゃないか?と少し心配していたんだけど…
データを調べたところ、今年はかなり
「紐荒れ」に期待できることがわかったの!
「来ればデカい」穴馬を調べ上げて最後にまとめておいたから、楽しみにしててちょうだい!
さっそく、確定した枠順を見てもらおうかしら。
詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわね。
■前走レース別成績
阪神牝馬S、
高松宮記念、
中山記念以外からは勝ち馬が出ていない
■脚質別成績
馬券内率がいいのは
前方の馬だが、勝ち馬は半分以上が
差し馬
■前走着順別成績
どの着順の馬も馬券になっている
前走の結果で人気を落としている馬が狙い目
■所属別成績
極端な
西高東低
今年の関東馬は
アエロリット以外切る
それじゃ、
新たなデータを使ってヴィクトリアマイルの最終的な予想を組み立てていくわ。
当日人気別成績を見てちょうだい!
1番人気は
複勝率60%、
勝率30%とまあまあの数字ね。
この数字だけで1番人気馬を買うわけにはいかないけど、今年一番人気になりそうな
リスグラシューは他のデータも不足がないから、
安心して買えるわよ。
ちなみに、10番人気以降で勝利した馬が過去1頭だけいるけど、これは2014年当時11番人気だった
ヴィルシーナ。
その時の単勝オッズが
28.3倍だったから、このレースで勝つのは
単勝30倍未満の馬まで、と考えていいわ。
2頭目の軸で遊ぶにしても
大穴は買えない、ということね。
さて、勝ち馬の傾向がわかったところで、気になるのは
相手となる馬のこと。
そこで今回は
10番人気以降で馬券に絡んだ馬の共通点を探してみたの。
人気のない関東馬は月曜日に切っているから、
関西馬に限定して調べたんだけど…
すると該当する馬は全員、
過去に重賞を勝っていたことがわかったわ。
今回でいう
エテルナミノル、
ラビットラン、
レーヌミノルのような関西馬が穴をあけてきたってことね。
さあ、ここでさっそくだけど、今回の予想印を紹介するわ。
予想にはもちろん他にも
大事なデータを使っているんだけど、それについては
各馬のコメントを確認してちょうだい!
◎リスグラシュー
◯カワキタエンカ
▲レーヌミノル
△アエロリット
☆レッツゴードンキ
リスグラシュー(牝4)
【前走:サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(G2)1番人気3着】
月曜日の予想でも最初に紹介していた
リスグラシュー。
あれからとくに心配なところも出てきていないから、穴党の私でも
本命に推さざるを得ないわ。
最終追い切りは栗東の坂路を持ったまま
4Fを54.4というタイムで、一見
ちょっと物足りないけど…
1週前の時点で、同じコースでいっぱいに追われて49.9という
超好時計を出しているから、
水曜日は軽めにとどめたって感じね。
またリスグラシューといえば、先週の天皇賞(春)を戦えなかった
武豊騎手が騎乗するのも好材料だわ。
武騎手がこのレースで一番人気に乗ったときの成績は
(1-1-0-1)で、
馬券にならない方がおかしいくらいの好成績なの。
間違いない馬に間違いない騎手が乗ってくれたから、
安心して買えるわね!
カワキタエンカ(牝4)
【前走:福島牝馬ステークス(G3)1番人気2着】
本走の出走メンバーの中では、かなり
楽に逃げられそうな
カワキタエンカ。
前走ではかなり厳しくマークされた上で2着に粘っていた彼女、本走なら
着順が上がるんじゃないか、なんて期待してしまうわ。
このところの好走のわりに
人気もあまり伸びていないし、あとはこの調子で他のジョッキーたちが
彼女を忘れてくれるのを願うばかりね。
最終追い切りは、中2週での出走だからか軽めに仕上げた格好で、
坂路4Fを61.2というタイム。
このタイムだけでは状態について何とも言えないけど、浜田調教師の反応を見る限り
「予定通り」って感じかしら。
彼女がもし勝てば、
2015年の再来のような
超高配当に期待ができるわ!
近年高配当が続出しているヴィクトリアマイル
紐荒れ必至の今年、この馬たちはぜひ勝っておいてちょうだい!
レーヌミノル(牝4)
【前走:高松宮記念(G1)7番人気7着】
いまひとつ世間の評価が得られず、今年は単勝オッズが
30倍つくかつかないか、というところに落ち着きそうな
レーヌミノル。
とはいえ過去にG1桜花賞を勝っている彼女は、このレースで
穴をあける条件に当てはまっているわ。
最終追い切りも、栗東のCWコースで助手に追われて
6Fを84.9-12.2と上々。
本走は放牧明け3走目とあって、近2走よりも
格段に動きがいいわね。
また、彼女にはさらに
プラス材料があるの。
それは
枠順。
彼女が入った3枠は過去10年の成績が
(4-0-0-16)で、
他のどの枠よりも勝ち馬を輩出しているのよ。
過去1600mでは崩れていないレーヌミノル、スプリントの成績で人気を落としている
今が狙い目よ!
アエロリット(牝4)
【前走:中山記念(G2)5番人気2着】
今回リスグラシューに次いで人気を得そうなのが、
アエロリット。
前走の中山記念も、その前のレースから
+18kgというコンディションでウインブライトのクビ差2着に粘っていて、ほぼ
勝ったに等しい内容だったわね。
今回は前走から距離も短縮される上、過去
NHKマイルカップを勝ったのと同じ舞台で走れるわけだから、否応なく期待が高まるわ!
そんな彼女だけど、今週の最終追い切りを一般的な水曜ではなくて
木曜日に行っていたのよね。
何か
トラブルがあったのか心配する人もいるかもしれないけど…
これは菊沢調教師が馬場の状態や、馬のコンディションまで
考えつくした結果だから、心配しなくていいわ。
内容についても、このところの雨で重馬場になった
坂路を53.9-13.2でまとめていて
文句なしね。
リスグラシューとワンツーだとさすがに馬券の旨味がないけど、それでも
彼女を切るのは考えられないわ!
レッツゴードンキ(牝6)
【前走:高松宮記念(G1)3番人気2着】
スプリントやダートなど、色々な条件でずっと好走を続けながら、あと一歩勝利に届いていない
レッツゴードンキ。
このところはとくにスプリントで結果を残してきていたから、
距離延長を不安視する声もあるけど…。
彼女は3歳時に
桜花賞を勝っているわけだし、
マイラーの素質は十分よ。
また本走では1枠1番を引いたおかげで、
前に壁を作りながら走れそうだから、
距離延長の影響はうんと低く見積もってよさそうね。
そうそう、1枠はこのレースで
もっとも馬券内率が高い枠で、過去10年この枠に入った馬はなんと
35%の割合で馬券に絡んでいるのよ。
なんとしてもG1を獲りたい彼女にとって、
理想的な枠といえるわね。
過去2回出走して、あまりいい結果を出せていないこのレースだけど、今の彼女なら
勝ってもおかしくないわ!