
今週は、春の最強ステイヤー決定戦、
天皇賞(春)の予想をしていくわよ!
予想の前にまず、調教中の骨折で安楽死処分を受けた
シャケトラについて触れないわけにいかないわね…。
本走でどれだけの走りを見せてくれるか、ぜひこの目で見てみたかったけど、どうか安らかに眠ってちょうだいね。
気を取り直して、本走は
過去に10万、100万オーバーの馬券が何度も出ている大荒れレース。
今週もデータを使って、
過去に馬券を賑わしてきた穴馬の共通点を見つけ出したわよ。
注目馬は
ページの最後で紹介しているから、ぜひ最後までチェックしてちょうだい。
さっそく、今週の特別登録馬を確認してもらうわね。
それじゃ、
過去10年のデータを基に、天皇賞(春)の予想を進めていくわ。
前走レース別成績から見てちょうだい!
※今回出走する馬の前走レースだけを取り上げているから、各列の合計が10にならないわよ。
日経賞組と
阪神大賞典組が、過去3頭ずつ勝ち馬を輩出していて勝率もほぼ横並びね。
2009年の
マイネルキッツ(前走:日経賞)2012年の
ビートブラック(前走:阪神大賞典)など、
大穴の勝ち馬も輩出しているわ。
今回は、この2レースを使ってきた馬たちを中心に馬券を組み立てればよさそうね。
ちなみに、好走率でいうと京都記念組も一見良さそうだけど…
このレースを使ってきて馬券になったのは、
当日3番人気以内の馬だけなの。
今回は
パフォーマプロミスがこのローテーションで出走するけど、あまり期待しすぎない方がいいわね。
次は、前走着順別成績を見てちょうだい。
やはりG1だけあって、
前走で連対した馬が馬券の中心ね。
前走3~5着の馬まで含めると、過去10年で馬券になった馬の9割近くをカバーできるわ。
また成績下位に目をやると、
6~9着の馬よりも10着以降の馬の方が好走している、という面白い傾向が見られるわね。
明確な不利や不安材料があって大負けした馬なら買えるけど、
まっとうに戦って凡走した馬は買えない、って感じかしら。
今回前走10着以降だった馬はいないから、原則
前走掲示板内の馬だけで馬券を組み立てたいわね。
次は、レース当日人気別成績を見てもらおうかしら。
1番人気よりも、2~4番人気馬の方が好走している、という、ちょっとした逆転現象が起きているわね。
軸の定まりにくさを象徴するような表だけど、他のデータも使いながら上位人気馬をうまく絞って、
穴馬をなるべく手広く買っていくのが高配当ゲットの秘訣よ。
ちなみに上位人気の中でも、とくに2番人気馬は
単勝回収率272%、複勝回収率も161%あって、何も考えずに単複買ってもいいくらいの成績だわ。
今年の人気上位は、昨年の菊花賞を勝った
フィエールマンか、彼とタイム差なしの2着だった
エタリオウか微妙なところ。
ただどちらかといえば、長距離適性を疑われがちな
フィエールマンが2番人気になりそうね。
次は、脚質別成績よ。
過去に
逃げが2度決まっていることと、
先行馬の好走率が高いことが気になるわね。
先行馬は回収率も非常に高いから…
このレースは、
人気薄の馬が積極策を採用してそのままゴールまで粘り込む、というパターンで荒れがちだということがわかるわね。
スタート勘のいい馬や、
過去に前目の競馬で実績のある馬なら、人気が低くても積極的に買えるわよ。
それじゃ、現段階における注目馬を紹介するわね。
フィエールマン(牡4)
【前走:アメリカジョッキークラブカップ(G2)1番人気2着】
昨年秋、7番人気だった菊花賞でエタリオウを下したのが記憶に新しい
フィエールマン。
本走での人気も間違いないところではあるんだけど…
ただ彼には、本当に長距離レースの適性があるのかどうか、ちょっと
疑わしいところではあるのよね。
彼はデビュー以降、明らかに
2,000m前後を主戦場として使われてきているし、菊花賞もうんと穿った見方をすればフロックのようでもあるわ。
とはいえ、彼に
重賞級の実力があることは間違いないし、ここまで調べたデータについても
悪くないものが揃っているわ。
なにより、菊花賞の結果を信じないような人たちによって評価が下がるなら、
穴党としてはむしろオイシイのよね。
金曜まで引き続きシビアに調査していくけど、今のところは
他より頭一つ抜けた本命評価よ!
メイショウテッコン(牡4)
【前走:日経賞(G2)3番人気1着】
好走率の高い前走日経賞組からは、この
メイショウテッコンに注目よ。
その前走は内容も見所のあるもので、レース中一度も先頭を譲らず、
エタリオウに1馬身差以上の差を残して粘り切ったのよね。
逃げ・先行馬が有利なこのレースで前走のような走りができれば、ここでも十分以上に戦えるはず。
ただ、彼に3,200mという長距離を全力で走り切れるのか?という疑問もなくはないけど…
逃げ馬も天皇賞も得意な武豊Jが騎乗してくれるから、
ある程度の経験差は鞍上がカバーしてくれそうよね。
彼が勝てば、今後の長距離シーンがかなり面白くなるわよ!
大本命馬がいない今回は、更なる高配当に期待できる天皇賞(春)
コノ馬を押さえて、10万オーバーの配当をゲットしてちょうだい!
カフジプリンス(牡6)
【前走:阪神大賞典(G2)6番人気2着】
前走では、後ろに2馬身半の差をつけて2着となった
カフジプリンス。
これまで長距離では目立った成績を残せていなかった中の思わぬ好走で、1着が安定だったにも拘わらず
3連単で8万オーバーの馬券が出ていたわね。
彼は好走率の高い阪神大賞典組であることをはじめとして、
データ的にも文句のつけどころがないわ。
阪神大賞典を使ってきた馬は、
単勝・複勝の回収率がいずれも100%を上回っているし、人気が低くても意外と安心して買えるのよ。
前走のように前へ出る競馬ができれば、このレースでも馬券内に飛び込んで来られるはず。
彼が3着内に入れば、10万馬券ゲットも現実的になるわよ!