牡馬クラシックの最初のレース、
皐月賞。
今年は唯一前走G1を出走した、
サートゥルナーリアに世間の注目が集まっているわね。
ディープインパクト以来の無敗制覇となるのでは?と期待している人も多いんじゃないかしら?
ただ前走から4か月近く空いてしまっているから、本来の力が出るのか気になるところ…。
皐月賞の最終予想では、
サートゥルナーリアをどう扱うか…最終追い切りの情報も交えて紹介するわね。
予想印は最後に発表しているから、ちゃんと読んでちょうだい!
まずは、確定した枠順から見ていきましょう。
次は月曜日に出したデータを振り返っておくわ。
【前走クラス別成績】
前走G2・G3組が好走している。
とくにG3組の勝率が10.6%と高い。
【前走着順別成績】
勝ち馬は前走1着だった馬がほとんど。
ただい、4着以下でも前走が報知杯弥生賞(G2)であれば好走する可能性がある
【レース当日人気別成績】
皐月賞は1番人気が10年間で2頭しか勝っていない。
前走2000mを走った人気薄の馬は期待できる。
じゃあ、金曜日の最終予想に入るわね!
馬体重のデータではベスト体重が
480㎏~519㎏の範囲だと好走する傾向にあるわ…。
皐月賞は2000mという中距離だから、引き締まりつつ、筋肉がしっかりとついている馬がねらい目ね。
月曜日に注目馬として挙げていた、
ダノンキングリーとナイママは前走の体重を見ると、この範囲よりも軽めだから、期待は薄くなってしまったわ…。
騎手の乗り替わりを見てみると、前走と同騎手の方がより好走しているようね。
とくに連対率や複勝率は倍近く差が出ているわ。
明らかに実力があるでしょ…という馬以外は、基本同騎手を狙った方が安心ね。
それじゃ、月曜日のデータと金曜日のデータを加味して、最終予想を立てるわね!
サートゥルナーリア
【前走:ホープフルステークス(G1)1番人気1着】
ディープインパクト以来の無敗連覇が期待されている、
サートゥルナーリア。
前走から4か月ほど経過してからの出走で、少しブランクが気になっていて事前予想では注目馬として挙げていなかったのよね…。
でも
最終追い切りは栗東のCW(ウッドチップコース)で、5ハロン66.6秒、1ハロン11.7秒という、全体でも終いでもかなりいい成績。
レッドウィズダムとシャケトラとの3頭併せだったけれど、半馬身先着したの。
ホープフルステークスで中山2000mと輸送を経験したから、前哨戦を使わず体を休めることを優先させるといった戦略はうまくいったよう。
確定枠は12番と、外枠でもなく内枠過ぎてもいないから、
包まれるリスクもないしちょうどいいんじゃないかしら。
ベスト体重も500kg前後と、他の馬よりも馬格があるのも軸馬の決め手となったわ。
鞍上はルメール騎手。
3勝を挙げたデムーロ騎手が騎乗せず、騎手乗り替わり別成績のデータとは一致していないけど、確定枠や今の仕上がりを考慮すると、軸馬で間違いないわね。
ニシノデイジー(牡3)
【前走:報知杯弥生(G2)1番人気4着】
サートゥルナーリアと対抗するんじゃない?と注意しているのが、
ニシノデイジー。
ニシノデイジーは前々走のホープフルステークスで、3着と馬券に絡んでいたわね。
最後の直線でサートゥルナーリアが中団から抜けてくる、素晴らしい末脚を見せていたけど、
ニシノデイジーもそれに食らいつけたんだから、実力がある証拠。
最終追い切りでは、デビュー戦からタッグを組んでいる、勝浦騎手とのコンタクトもしっかりとれていて、リズムよく走れていたから好調よ。
皐月賞と同距離の芝2000mでの慣れもあるし、馬場状態が良ければサートゥルナーリアといい勝負になるわよ!
アドマイヤマーズ(牡3)
【前走:共同通信杯(G3)1番人気2着】
デビュー戦から前々走まで、連勝を重ねていたアドマイヤマーズ。
前走の共同通信杯(G3)では、惜しくも連覇を逃したけど
サートゥルナーリアやニシノデイジーと張り合える実力はちゃんとあるわ。
さらに皐月賞ではずっと一緒に走ってきた、デムーロ騎手が騎乗するから安心ね。
ベスト体重は好走する条件と照らし合わせると、若干足りないかな…と思うけど、今までの実績を見ると3着以内には滑り込んでくる可能性が高いわ!!
サートゥルナーリアの無敗連覇が期待されている、皐月賞…
それを阻止する穴馬はこの子よ!!
ブレイキングドーン(牡3)
【前走:報知杯弥生賞(G2)4番人気3着】
皐月賞の穴馬はブレイキングドーンよ!
前走では雨が降り馬場状態の思わしくないなか、最後の直線で末脚を披露しニシノデイジーをとらえて3着に滑り込んだ実力を高く評価しているの。
皐月賞を出走する実績のある馬と比べてしまうと、成績は劣ってしまうけど、
あの末脚を見たら注意しないわけにはいかないわ。
直近の成績に惑わされる競馬ファンが多いから、人気は薄いし高配当を期待できるわよ。
前走は2000mと皐月賞と同じだし、ベスト体重も480kg台。
さらに鞍上はデビューからずっと一緒に戦い続けている福永騎手。
好走する条件とも一致しているから、穴馬の根拠はしっかりとあるでしょ。
そして、枠番は7枠13番に決定。
実はこの枠番、2010年皐月賞の勝馬、父ヴィクトワールピサとまったく一緒なの。
ヴィクトワールピサは中団から抜け、そのままどんどん2着と差を広げて圧勝したのよね。
父譲りの末脚を皐月賞で披露できれば、勝馬になるのも夢じゃないわ!!