月曜日に引き続き、
樫の女王を決めるオークス(G1)の予想をするわね。
今年は18頭立てで確定したこのレース。
最新の情報と過去10年分のデータを駆使したところ、
ある穴馬が炙り出せたわ。
これは2011年に出た、
3連単548,190円の馬券に匹敵するかも…。
予想印と注目の穴馬はページの下で紹介しているから、しっかりと最後までついてきてちょうだいね。
それじゃあ、予想に入る前に確定した枠順から見ていきましょう。
次は月曜日予想のおさらいよ。
【脚質別成績】
脚質は差し馬の成績がよく、勝率は9.1%、複勝率は23.4%
長距離コースのため、スタミナがある馬が有利
【種牡馬別成績】
ディープインパクト産駒が馬券に絡む確率が高い
【所属別成績】
所属別成績で大きな差はないが、若干美浦の成績がいい
関西馬が強い定説が崩れているから、ここに穴馬が潜んでいる可能性がある
これら月曜日のデータに当日人気別成績と体重別成績の情報をプラスし、オークスの最終予想をしていくわね。

※2010年5月23日のレースで1着同着があり、合計が10になってないわ。
こちらは
当日人気別成績のデータ。
見ると
1番、2番人気の複勝率が高くなっているわね。
1番人気の勝率なんて50%も超えているし、軸馬は上位人気の馬で間違いなさそう…。
ただ5番人気以下の複勝率も悲観するほど低くないし、
下馬評が低いからといって切ってしまうのはもったいないわ。
これらの馬の共通点を探したところ、
ほとんどが前走2000mの距離を経験していたことが、分かったの。
2400mの長距離戦だから、少しでも長い距離を経験した馬がいい成績をおさめる傾向が強いということね。
5番人気以下で前走2000mを経験していれば、上位人気を降す可能性も大いにあり得るわ!
※2010年5月23日のレースで1着同着があり、合計が10になってないわ。
長距離戦ともあり、
ある程度馬格のある馬が好走しているわね。
なかでも460~479㎏の馬が馬券に絡んでいる数が多く、ベスト体重がこのあたりであれば好走する可能性が高いわ。
ただ480㎏以上になると、急に勝率が低くなるから
体重があり過ぎるのも問題ね。
だから、ほどよく筋肉が付いていて、長距離でもスタミナが続く馬を中心に予想を組み立てるのがいいわ。
それじゃあ、今までのデータと最新の情報をもとに付けた、オークスの予想印を発表するわよ!
◎
ラヴズオンリーユー
△
ウィクトーリア
☆
カレンブーケドール
ラヴズオンリーユー(牝3)
【前走:忘れな草賞(L)1番人気1着】
月曜日にも注目していた、
ラヴズオンリーユー。
前走の忘れな草賞(L)では、2000mのレースも経験済みだし、ディープインパクト譲りの末脚も持ち合わせていている有力馬よ。
今のところ世間の注目度からすると、3番人気以内は確実ってところかしら。
彼女のベスト体重は460㎏台だし、好走条件とバッチリ当てはまっているわね。
5月15日の栗東トレーニングセンターでの、追い切りの成績は坂路
4ハロン54秒7、1ハロン12秒8。
まずますの成績ね。
オークスが行われる東京の芝2400mは、急な坂が最後まで続いているから、馬には負担がかかるコース。
でも追い切りでは適度なスピードを保ち、軽快に走れていたところを見ると、本番もいい結果を残してくれるんじゃないかしら。
ウィクトーリア(牝3)
【前走:サンケイスポーツ賞フローラステークス(G2)3番人気1着】
ラヴズオンリーユーに立ち向かい、いい勝負を繰り広げるんじゃないかと睨んでいるのが、
ウィクトーリア。
ウィクトーリアは前走のG2で1着にも関わらず、思ったよりも周囲から注目されていないから、
高めのオッズになると予想しているの。
人気がついても5番以下だと思うし、買いなのよね。
過去のデータでは5番人気以下も十分、好走する結果が出ているから、人気薄だとしても不安材料にはならないわ。
15日の追い切りでは美浦のウッドで、
4ハロン51秒5、1ハロン12秒4というタイム。
基準のタイムよりも1秒以上早く、いい感じで仕上がっているわね。
このコースは体力とスピードが必要とされるから、このタイムであれば長距離のオークスでもいい結果を残してくれるわ!
母ブラックエンブレムに続きG1制覇に向け、ラヴズオンリーユーと拮抗する戦いになるんじゃないかしら…。
今から楽しみね!
中荒れが期待できるオークス…
今年穴をあけ、女王の座を射止めるのはこの子よ!!
カレンブーケドール(牝3)
【前走:スイートピーステークス(L)2番人気1着】
追い切りでは落ち着いた走りで津村騎手からも、扱いやすいとコメントされた
カレンブーケドール。
スイートピーステークス(L)では残り800mのところで、外からじわっと動いて上がり、見事勝ち馬となったわ。
過去の成績(2-1-1-1)というのも、評価に値するわね。
成績はいいものの、
長距離経験がないため下馬評は低めだからすごくおいしいのよ!
前走の距離は1800mと今回のデータとは一致していないんだけど、落ち着いた走りを見て今回の長距離も安定した走りを見せてくれると判断したの。
ベスト体重は470㎏前後と、体重別成績のデータとも一致するわね。
また新馬戦では今年の皐月賞(G1)3着となった、
ダノンキングリーに食らい付き、アタマ差で2着になっていたのも高評価。
カレンブーケドールが穴をあけてもおかしくないから、押さえておかないと後悔するわよ!!