G3レース全部徹底解剖

阪急杯予想 2015

一昨年のロードカナロア、昨年のコパノリチャードと当レースの勝ち馬がG1高松宮記念を優勝。春のスプリント王決定戦に向けての重要なステップレースとなっている。

連覇を狙う◎コパノリチャードは、暮れのG2阪神Cからの臨戦。今やスプリント路線を代表する一頭となっているが、意外にも昨年の高松宮記念が初の1200メートル戦だった。3歳時にはG3アーリントンCを勝ち、G2スワンSでは古馬を退けて快勝。1600メートルまでは守備範囲だが、やはり重賞2勝2着1回の1400メートルがベストと言える。昨年が堂々の逃げ切り勝ちだったように、阪神の開幕週で芝状態が良いことからも、先行力のある同馬には打ってつけの舞台となる。ただし、今回は同型馬のミッキーアイルが参戦。先手を主張できない可能性もあるが、それは前走の阪神Cで3番手追走から勝ったリアルインパクトにハナ差まで詰め寄ったレースでスタディ済み。脚質に幅が出たことで、無理に競りかける必要もなくなり、安定感が増している。1週前の追い切りでは坂路で51秒台をマーク。状態に関しても問題はない。

○ダノンシャークは前走のマイルCSで念願のG1初制覇を飾った。それまでの先行策から一転し、後方からインを強襲して差し切った内容は、7歳を迎えても衰えるどころか成長すら感じられる。これまで、1600~1800メートルを中心に使われてきており、1400メートルは昨年のここを含めて2戦して馬券には絡んでいない。それでも2年前のスワンSが勝ち馬と0秒2差4着。昨年のこのレースはG3東京新聞杯を目標に調整していたものの、雪で順延となってスライドしたことが響いたもの。440キロ台と決して恵まれた体格ではないが、58キロも背負い慣れた斤量で、G1馬に上り詰めた現在の充実ぶりからすれば、大きなハンデにはならない。

▲ミッキーアイルは、自分の型でレースをすることができれば強いが、ハナに立てないと脆さを出すタイプ。逃げたG1NHKマイルCやスワンSが前者であるのに対し、控えることになったマイルCSと阪神Cが後者に当てはまる。陣営も前に馬を置く調教をしていることから、ここは逃げの手には出ない可能性もあり、試金石の一戦と言える。

☆ダイワマッジョーレはマイルCSでも2着に好走していた一昨年の安定感が嘘のように、昨年は惨敗続きとなってしまった。それでも、前走の阪神Cでは本来の走りを取り戻して僅差の3着に好走。同じ阪神1400メートルという舞台設定でもあり、引き続き注意が必要となりそうだ。

△レッドオーヴァルは昨年の3着馬でG1桜花賞2着、G1スプリンターズS3着の実績がありながら、いまだに重賞は未勝利。スプリント戦に切り替えて結果を出してきていたものの、前走のG3京阪杯が1番人気で9着と期待を裏切ってしまった。今回は距離が1ハロン延びて追走は楽になるかもしれないが、前が残る馬場状態では差し届かないだけに、位置取りがカギを握りそうだ。

過去の提供情報

阪急杯

【質問】阪急杯はどんなレースですか?
阪神競馬場の芝内回り1400メートルで施行する重賞競走(G3)。
施行時期は2月下旬・3月上旬(原則1回阪神2日目)で、出走資格は4歳以上(国際)。
1996年に高松宮記念のG1昇格、短距離重賞路線の再整備に伴い芝1200メートルに変更し、
翌年には高松宮記念のステップレースの位置づけになり、開催時期を3月末から4月上旬に移動。
さらに2000年には現在の開催時期に移され、2006年に短距離重賞路線が再び整備されたことで、
1400メートルになりました。
関東圏のオーシャンSと対になる競走で、関西圏での高松宮記念の前哨戦となる重要な一戦と言えます。
過去10年の高松宮記念優勝馬10頭中7頭は、前哨戦に阪急杯を選択し、
1400メートルに延びた2006年以降でも、2006年オレハマッテルゼ、
2007年スズカフェニックス、2009年ローレルゲレイロ、2013年ロードカナロアと
4頭の高松宮記念優勝馬を輩出しています。
高松宮記念を占ううえで非常に関連性の強いレースです。
【質問】G1の前哨戦ということですが、やはり実績は重視するべきですか?
1400メートルで行われた2006年以降、過去8年の傾向を踏まえれば、
3着以内馬24頭中21頭に重賞1~5着の実績がありました。
残る3頭中2頭はここが重賞初出走。
重賞に出走経験があるのならば、入着の実績が欲しいところです。
また距離実績も重視したいポイントです。
芝、ダートを問わず1400メートルで3着以内率が4割を下回ったのは4頭のみ。
直線に坂が設けられている阪神コースだけに、1200メートル偏重の短距離馬には厳しく、
スピードだけでは押し切れない条件と言えます。
G3とはいえ、一線級の馬が集まる阪急杯は、順調度も評価できる材料です。
3着以内馬24頭中16頭が年明けに1走以上。
最も間隔があいたのは2009年のビービーガルダンで11月末の京阪杯以来。
それ以上、長い休み明けはオミットしたい。
【質問】他に重要なポイントはありますか?
4、5歳馬が少なくとも1頭は連に絡んでおり、過去8年で12連対。
2006年の勝ち馬ブルーショットガンを除けば、
6歳以上の高齢馬で連対を果たした3頭は重賞勝ちの実績馬。
馬券の軸は4、5歳馬から選びたいところで、
高齢馬を狙うならそれ相応の実力が必要になります。
阪急杯は1回阪神の開幕週に行われるだけに、圧倒的に内枠が有利です。
数字でみれば1枠が2勝・2着3回・3着1回、2枠が2勝・2着2回・3着3回、3枠が2勝・3着2回。
馬券で迷ったら内枠を選ぶのがセオリーと言えます。
脚質別の連対数を調べれば逃げ2、先行5、差し9、追込0。
淀みなくレースが流れることで、開幕週でも差しが決まりやすく、
それほど展開を気にする必要はなさそうですが、極端な追い込みはさすがに厳しいようです。
【質問】では、具体的な馬券戦術を教えてください。
1番人気は過去8年で3連対と低調ですが、1~3番人気が揃って連を外したことはなく、
2006年ブルーショットガン11番人気、2009年ビービーガルダン7番人気の2頭以外は、
5番人気までの上位馬で決着しています。
過去8年の馬連平均配当は4476円ですが、不良馬場で行われ万馬券決着だった
2006年を例外とすれば、馬連平均配当は2091円とグッと下がり、
無理な穴狙いは避けた方が良さそうです。
これまでのポイントを踏まえれば、高松宮記念の前哨戦にあたる阪急杯は、
実績馬が能力どおりの結果を残しやすく、内枠に入ればより信頼度が上がります。
4、5歳馬を馬券の中心に据え、
上位人気馬同士で決着することを想定して相手を絞るのが得策と言えます。
G3全75レース徹底分析
うま

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