G2レース全部徹底解剖

朝日セントライト記念予想 2014

 今年は中山競馬場がメインスタンドなどの改修工事を行なっているため、新潟競馬場で開催されることになっている。例年ならば、開幕2週目ということもあり馬場が良い傾向にあるものの、さすがにロングラン開催となっている新潟競馬だけに、先週も芝のレースでは最後の直線で内側を通らずにかなり外を回ってくることをジョッキーも選択していた。それだけに、直線が平坦な新潟コースとはいえ、パワーと底力を兼ね備えていることも必要となってきそうだ。

 ◎イスラボニータは言わずと知れた皐月賞馬で、G1日本ダービーも僅差の2着。その日本ダービーにしても内枠を利した勝ち馬とは対照的に、外枠だった同馬はポジションを取るために早くから脚を使わされたことが響いてのもの。実績からすれば、世代屈指の存在であることは間違いない。過去、クラシックホースがセントライト記念に出走してきたのは、1996年のG1皐月賞を勝ったイシノサンデーまで遡らなければならない。それだけ、ここでは格上であるということでもあり、ダービー最先着の関東馬が好走している重賞。鞍上の蛯名騎手もこのレースは得意としており、死角はほとんど見つからない。

 ○トゥザワールドは新馬戦2着の後は、G2弥生賞まで4連勝をマーク。皐月賞でイスラボニータの後塵を拝し、ダービーでは伸び切れずに5着と初めて連対を外したが、掲示板は確保して見せた。全兄のトゥザグローリーが夏場に弱く、涼しくなるにつれて成績を上げていったこともあり、弟も日本ダービー時には気温に敏感な部分もあったかもしれない。9月に入り、残暑が収まってきたことは歓迎材料となりそう。皐月賞では1番人気、日本ダービーでも2番人気に推された馬。能力だけならば、イスラボニータと互角の評価をしてもいい。

 ダービートライアルのG2青葉賞を快勝したショウナンラグーンが▲。直線一気でワールドインパクト以下を差し切った脚は豪快そのもの。日本ダービーでは6着に敗れたとはいえ、内枠有利の中で大外を回ったことを考えれば悲観する内容ではない。ただし、新潟競馬場は直線が長いはと言っても、今回は内回りを使用。追い込み脚質だけに、展開がハマればまとめて差し切る可能性はあるものの、競馬が上手な人気馬を崩せるかとなると、条件的には厳しいかもしれない。

 ☆マイネルフロストはG3毎日杯勝ちがありながら、距離に不安もあってか日本ダービーでは12番人気に甘んじた。その低評価を覆しての3着は立派の一言。器用に立ち回れば、一角崩しもあるかもしれない。

 △クラリティシチーは馬券圏内を外したのはG1の皐月賞だけという堅実派。ステップレースとして実績があるラジオNIKKEI賞でも2着と好走しているが、対イスラボニータとなると3戦3敗。上位に食い込むためには、春からの上積みが必要となりそうだ。

過去の提供情報

朝日セントライト記念

【質問】セントライトというのは、むかしの三冠馬の名前だそうですね。
そう。
セントライトは日本競馬史上初の三冠馬で、その名前を冠した由緒あるレースだ。
【質問】三冠馬だけに……。
うん。
このレースのあとに行なわれる三冠最後の一戦・菊花賞につながっている。
関東で唯一のトライアルレースに設定されているね。
ただし、セントライト記念組が菊花賞で馬券に絡む確率は低く、ここから本番の菊花賞を制したのは、
過去にシンボリルドルフやマンハッタンカフェなど数えるほどしかいない。
菊花賞のことはあまり意識せず、独立したひとつの重賞レースというとらえ方をしたほうがいいだろう。
このレースのあと、秋の天皇賞を目指す馬の出走も増えたしね。
【質問】予想をするうえでは真っ先にどのあたりに注目すべきでしょう?
いちばんは臨戦過程かな。
なにより、ダービー直行組が強い。
フェノーメノ(2012年)、フェイトフルウォー(2011年)、ナカヤマフェスタ(2009年)など、
近年の勝ち馬のほとんどがダービーからの直行組だ。
たとえ休み明けでも、力量上位の馬が多いから、お構いないしに来ているということだろうね。
とくにダービー最先着の関東馬が2番人気以内に支持されていれば、100%に近い確率で馬券になっている。
信頼度は絶大だ。
【質問】ダービー組以外では?
ラジオNIKKEI賞組だね。
ここをステップにセントライト記念で好走する馬も多い。
なかでも猛威を振るっているのが、ラジオNIKKEI賞連対馬で、
クォークスター(2011年ラジオNIKKEI賞2着→セントライト記念4番人気1着)、
ロックドゥカンブ(2007年ラジオNIKKEI賞1着→セントライト記念1番人気1着)、
ヴィータローザ(2003年ラジオNIKKEI賞1着→セントライト記念3番人気1着)などが
結果を残している。
上位人気のダービー組同様、必ず押さえておきたいね。
こっちは人気の盲点になるケースも多いから、穴馬券にもつながってくるし。
【質問】上位人気のダービー直行組と前走ラジオNIKKEI賞連対馬がいれば、軸馬選びには困らないということですね?
ご名答。
おっしゃる通りでございます。
人気でも、無理に逆らってはいけない。
あとね、ヒモ候補という観点で言えば、前走条件戦組を無視するわけにはいかないよ。
重賞実績に乏しくても、いわゆる“夏の上がり馬”はけっこう馬券になっている。
取捨の基準になるのは、前走が2000m以上のレースだったか否か。
そこで連対していればなお良し、と覚えておこう。
馬券になるのは、ほぼこの条件に該当するタイプだ。
【質問】展開や脚質面ではどうでしょう?
秋の中山開催2週目なので、馬場は比較的良好な状態で行なわれ、速い時計も出やすい。
基本は先行有利だね。
ただ、流れが厳しくなれば後方待機のスタミナタイプが届くこともある。
メンバーを見て、どんなペースになるのかを、まずは考えたい。
ちなみに、枠順による偏りはほとんどないよ。
【質問】過去の結果を見ると、蛯名騎手の活躍が目立つのですが……。
蛯名騎手は大活躍しているよね。
もともとこのコースが得意であることに加え、関東の有力馬が回ってくるから、
自ずと好結果を残せているんだろう。
困ったときは騎手頼み、というスタンスなら、蛯名騎手を買うのはおおいにアリだよ。
あとはステイゴールド産駒にも注目したい。
データ的にこのコースが得意なのは明らかで、このレースでもしっかり結果を出している。
アグネスタキオン産駒も優秀なんだけど、2009年に死亡して、この先新しい世代の産駒が出てこないから、
ステイゴールドの独断場になるかもしれないね。
あと、血統で注目したいのはロベルト系だ。
シンボリクリスエス以外の主立ったロベルト系種牡馬(ブライアンズタイム・タニノギムレット・
グラスワンダー・レッドランサム等)の産駒は、コンスタントに穴をあける傾向にある。
穴を獲りたいなら、しっかり押さえておくべきだろう。
【質問】このレースを攻略するためには、なによりも臨戦過程。次に騎手と血統、という感じですね?
そうだね。
そのアプローチを徹底すれば、高確率で“正解”に近付けると思うよ。
G2全39レース徹底分析
うま

copyright©2013 無料の競馬予想 穴馬的中に自信アリ | アドレナリン競馬 All Rights Reserved.

上部に戻る