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日経新春杯2018のデータ予想を大公開!アドレナリン競馬

目次

2018年 日経新春杯 事前予想

今週の日曜日に伝統のハンデ重賞、日経新春杯(G2)が行われるわ!

過去10年で20万馬券超えが3回と、ハンデ戦らしく波乱決着のあるレースね。
ただ、上位人気が馬券に絡まなかったのは2015年のみで、人気サイドも大崩れしない傾向にあるわ。

荒れるかガチガチか、極端なレースと言えそうよ。

今年はデータ的に、堅め決着になりそうな気配…。
そんな中でも、実績馬の影に隠れた面白い馬を見つけたから期待してちょうだい!

じゃあ、今年の登録馬を紹介するわね。

2018年 日経新春杯 特別登録馬

馬名 性別 負担
重量
調教師 所属
アクションスター 52.0 音無秀孝 栗東
カラビナ 52.0 藤岡健一 栗東
ガンコ 52.0 松元茂樹 栗東
ソールインパクト 54.0 戸田博文 美浦
トルークマクト 52.0 尾関知人 美浦
パフォーマプロミス 54.0 藤原英昭 栗東
ヒットザターゲット 56.0 加藤敬二 栗東
ベルーフ 56.0 池江泰寿 栗東
ミッキーロケット 57.5 音無秀孝 栗東
モンドインテロ 57.0 手塚貴久 美浦
ロードヴァンドール 56.0 昆貢 栗東
サンタフェチーフ 52.0 斉藤崇史 栗東
リカビトス 50.0 奥村武 美浦

ここから、過去10年のデータを使って日経新春杯の予想を始めるわ!

最初は、前走クラス別成績から。

2018年 日経新春杯 前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2勝 1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0%
3勝 0- 3- 0- 19/ 22 0.0% 13.6% 13.6%
OPEN非L 1- 1- 3- 29/ 34 2.9% 5.9% 14.7%
G3 2- 4- 1- 27/ 34 5.9% 17.6% 20.6%
G2 1- 1- 4- 22/ 28 3.6% 7.1% 21.4%
G1 5- 0- 1- 16/ 22 22.7% 22.7% 27.3%
地方 0- 0- 0- 0/ 0
海外 0- 0- 0- 0/ 0

好走数を見ると、前走重賞を走ってきた馬が19頭と成績が良いわね。
ここを中心にOP特別以下の馬を拾っていく感じでいいんじゃないかしら。

というわけで、相手探しのために前走OP特別と条件戦で馬券に絡んだ馬について調べてみたわよ。

■前走OP特別を走って馬券に絡んだ5頭

2012年 マカニビスティー(8番人気3着)
前走:万葉ステークス(OP特別)で7番人気2着

2010年 レッドアゲート(12番人気3着)
前走:アンドロメダステークス(OP特別)で16番人気16着

2008年 アドマイヤモナーク(3番人気1着)
前走:万葉ステークス(OP特別)で2番人気3着

2008年 ダークメッセージ(2番人気2着)
前走:万葉ステークス(OP特別)で3番人気2着

2008年 テイエムプリキュア(12番人気3着)
前走:万葉ステークス(OP特別)で12番人気8着

5頭中4頭が前走一桁決着だったわ。
あまりにも大敗した馬の巻き返しは厳しそうね。

あと、5頭の共通点として前走距離が2000m以上ということも分かったわ。
前走1800m以下のOP特別を走ってきた馬は馬券に絡んでいなかったの。

今年の登録で前走OP特別はアクションスターのみ。
けど、前走は1800mのカシオペアステークスだからデータ的には厳しいわね。

■前走条件戦を走って馬券に絡んだ6頭

2016年 シュヴァルグラン(1番人気2着)
前走: 1600万下で1番人気1着

2014年 アドマイヤフライト(1番人気2着)
前走:1600万下で 1番人気1着

2010年 トップカミング(1番人気2着)
前走: 1600万下で1番人気1着

2017年 シャケトラ(2番人気2着)
前走:1000万下 で1番人気1着

2013年 カポーティスター(10番人気1着)
前走:1000万下で 2番人気1着

2009年 タガノエルシコ(4番人気3着)
前走:1000万下 で1番人気1着

6頭とも2番人気以内で1着だったのね。
幅を持たせて、前走上位人気で馬券に絡んだ馬と考えるわ。

今年の条件戦上がりの馬はカラビナ、ガンコ、サンタフェチーフ、パフォーマプロミスの4頭で、条件に当てはまるのはパフォーマプロミス1頭。

サンタフェチーフは前走4番人気で、ギリギリって感じね。
他のデータと相性が良ければ、相手に押さえておく程度で考えるわ。

次は、前走着順別成績。

2018年日経新春杯 前走着順別成績

前確定着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
前走1着 1- 4- 2- 13/ 20 5.0% 25.0% 35.0%
前走2着 1- 4- 1- 8/ 14 7.1% 35.7% 42.9%
前走3着 3- 1- 2- 7/ 13 23.1% 30.8% 46.2%
前走4着 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7%
前走5着 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
前走6〜9着 3- 1- 1- 32/ 37 8.1% 10.8% 13.5%
前走10着〜 1- 0- 2- 41/ 44 2.3% 2.3% 6.8%

※2011年3着のローズキングダムは前走取り消しになっているから、合計が10にならないわ

好走数でみると、前走で馬券に絡んだ馬の成績がいいわね。
この19頭を調べてみたら、16頭が前走で5番人気以内だったの。

前走5番人気以内で馬券に絡んだ馬を軸に考えるわ。

ということは、軸馬はサンタフェチーフ、パフォーマプロミス、ミッキーロケット、ロードヴァンドールの5頭から出るってことね。

ただ、前走で馬券に絡まなかった馬も10頭が馬券に絡んでいるから気を付けたいわ。

共通点を見つけようと思ってこの10頭を調べてみたんだけど、残念ながら一致するデータは見つからなかったの…。
前走で馬券争いに加われなかった馬でも、他のデータと合致した馬には要注意よ!

最後は、年齢別成績。

2018年日経新春杯 年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4歳・1-3月 6- 5- 2- 23/ 36 16.7% 30.6% 36.1%
5歳・1-3月 2- 4- 5- 21/ 32 6.3% 18.8% 34.4%
6歳・1-3月 1- 1- 3- 24/ 29 3.4% 6.9% 17.2%
7歳以上 1- 0- 0- 47/ 48 2.1% 2.1% 2.1%

4歳と5歳の成績が良いから、ここを中心に考えるのがオススメよ。

一方、8歳以上はここ10年で馬券に絡んだ馬がいないの…。
登録のある8歳以上のアクションスター、トルークマクト、ヒットザターゲットの3頭は切りね!

ここでは、今年登録のない7歳馬を割愛して、相手として考えたい6歳馬について調べてみたわ。

■6歳で馬券に絡んだ5頭

2016年 サトノノブレス(4番人気3着)
前走:金鯱賞(G2)で4番人気3着

2015年 フーラブライド(10番人気2着)
前走:愛知杯(G3)で3番人気6着

2015年 アドマイヤフライト(7番人気3着)
前走:札幌記念(G2)で11番人気14着

2013年 トウカイパラダイス(4番人気3着)
前走:金鯱賞(G2)で9番人気4着

2009年 テイエムプリキュア(11番人気1着)
前走:愛知杯(G3)で9番人気18着

パッと見て共通点は見当たらないわね。
ただ、掘り下げて調べてみたら、1年以内に重賞で馬券に絡んだ経験ありor前年の日経新春杯で馬券に絡んでいたということが分かったわ。

重賞でそれなりの結果が残せていないと厳しいといった感じね。

今年登録のある6歳馬で該当するのは、ソールインパクトモンドインテロの2頭よ。

それじゃ、ここまでのデータをまとめるわね。

■前走クラス別成績
前走重賞組を中心に考える
条件戦上がりは、上位人気で馬券に絡んだ馬と考える

前走着順別成績
軸馬は前走5番人気以内で馬券に絡んだ馬
前走で馬券に絡まなかった馬の巻き返しにも注意

年齢別成績
4歳と5歳を中心に考える
6歳は重賞でそれなりの結果を残した馬に注意
馬券に絡んでいない8歳以上は切り

こうして見ると、ミッキーロケットは軸として信頼できそうね。
ただ、まだ断定するのは危ないから金曜日までにさらなるデータを集めておくわ!

じゃあ、ここまでのデータを基に現時点での注目馬を紹介するわよ!

2018年日経新春杯 注目馬①

ミッキーロケット(牡5)
【前走:中日新聞杯(G3)1番人気2着】

G1では掲示板まであと一歩のところで足踏みしているミッキーロケット。
けど、去年の日経新春杯1着、前走の中日新聞杯(G3)2着と、G2以下では安定した成績を残しているの。
メンバーが落ちる今回、普通に走れば十分勝ち負けできるわ。

京都は7戦して全て掲示板確保という得意コース。
そのうち2400mは3戦2勝と、距離適性も問題なし。

連覇の期待が高まるわね!

2018年日経新春杯 注目馬②

ロードヴァンドール(牡5)
【前走:中日新聞杯(G3)5番人気3着】

2017年はG1以外でなら大崩れしない走りをしてきたロードヴァンドール。
3月の金鯱賞(G22着、前走の中日新聞杯では3着と、好成績を残しているわ。

京都ではこれまで掲示板を外したことがなくて、ミッキーロケット同様に得意としている舞台
前で上手く競馬できれば、十分チャンスはあるわ。

今回、重賞初制覇も射程圏内よ!

2018年日経新春杯 注目馬③

ソールインパクト(牡6)
【前走:アルゼンチン共和国杯(G2)7番人気2着】

前走のアルゼンチン共和国杯(G2)では、格上挑戦ながら2着に好走したわね。
ラジオNIKKEI賞の勝ち馬セダブリランテス、後にステイヤーズステークスを制したアルバートに先着するなど、評価を高める走りだったわ。

さらに、2400m以上のレースでは5戦して全てが馬券に絡んでいるのも高ポイント!
距離適性も抜群だから、ここでも勝ち切る可能性は十分あるわよ。

今年はデータ的に堅め決着の気配漂う日経新春杯
人気する実績馬に目が行きがちな中に隠れた見逃し厳禁な馬とは…!?

2018年日経新春杯 注目穴馬

パフォーマプロミス(牡6)
【前走:グレイトフルステークス(1600万下)1番人気1着】

昨年は7戦して5戦が馬券に絡むという、安定した走りを見せたパフォーマプロミス。
前走では1番人気に応えて優勝し、連勝を狙う勢いがある馬よ。

気になるのは、6歳馬の条件を満たしていないことね。
けど安心してちょうだい!
この馬は重賞未経験だけど、3走前の六社ステークスでは、重賞好走経験もあり後にアルゼンチン共和国杯2着となるソールインパクトに先着しているの。
重賞でも十分通用する力を示したと言えるのよ。

条件戦上がりということで人気が落ちるなら、ぜひ押さえておきたい1頭だわ!

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