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中山記念2020の最終予想を大公開!アドレナリン競馬

目次

2020年 中山記念 最終予想

中山記念の最終予想を始めるわよ!

コロナウイルスの影響によって、中央競馬では無観客でレースが行われることになったわね。

マルターズアポジーとソウルスターリングのラストランを現地で見たかった方たちにとっては、非常に残念なニュースになったわ。

そんな引退馬も走る今年の中山記念、例年より小頭数の9頭立てで確定したわね。

月曜に伝えたように、G1レベルの実力馬4頭に人気が集中しそうなの。

でもその分、穴馬が飛び込んできたときには高配当が期待できるってこと。

今回もデータと調教から各馬を調べ上げたところ、さまざまな条件から好走の匂いがプンプンする大穴クラスを見つけたわ!

予想印とあわせてその辺も紹介していくから、必ず最後まで読んでちょうだい!

さっそく、確定した枠順を見てもらうわよ。

2020年 中山記念 枠順

枠番 馬番 馬名 性別 負担
重量
騎手 調教師 所属
1 1 インディチャンプ 牡5 58.0 福永祐一 音無秀孝 栗東
2 2 エンジニア 牡7 56.0 大野拓弥 牧光二 美浦
3 3 ダノンキングリー 牡4 56.0 横山典弘 萩原清 美浦
4 4 ソウルスターリング 牝6 54.0 北村宏司 藤沢和雄 美浦
5 5 ペルシアンナイト 牡6 57.0 池添謙一 池江泰寿 栗東
6 6 マルターズアポジー 牡8 56.0 武士沢友 堀井雅広 美浦
7 7 ラッキーライラック 牝5 55.0 M.デム 松永幹夫 栗東
8 8 ウインブライト 牡6 58.0 ミナリク 畠山吉宏 美浦
9 ゴールドサーベラス 牡8 56.0 横山和生 清水英克 美浦

詳しい予想に入る前に、月曜のおさらいをしておくわ。

■前走クラス別成績
G1・海外を走った馬が好成績
同クラスG2をつかった馬は勝率0%

■年齢別成績表
4・5歳の勝率と連対率がよく、若い馬ほど勝てる
7・8歳は複勝率が10%程度で厳しい

■前走着順別成績
連対した馬が好走傾向
5着馬は複勝率60%で馬券になる可能性が高い

それじゃあ月曜と同様に、過去10年分のデータを使って中山記念の予想を詰めていくわよ!

騎手別成績表から見てちょうだい!

2020年 中山記念 騎手別成績

騎手 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
デムーロ 3 0 0 2 60.0% 60.0% 60.0%
横山典 1 2 0 4 14.3% 42.9% 42.9%
北村宏 0 1 0 4 0% 20.0% 20.0%
福永 0 0 1 1 0% 0% 50.0%
大野 0 0 0 3 0% 0% 0%
ミナリク 0 0 0 1 0% 0% 0%

※過去に出場経験のある騎手だけを載せているから、各列の合計が10にならないわよ。

騎手別成績表を見ると、デムーロ騎手の好成績が目立つわね。

勝率が60ある以上、馬券に絡むのは彼が鞍上の馬って可能性が高いわ。

ちなみに、デムーロJ が勝ったレースはいずれも3番人気以内の馬に乗っていたの。

本走でも1番人気筆頭、ラッキーライラックの鞍上をつとめることが決まっているから要注目よ。

他にチェックしておきたいところは、横山典J、福永Jの複勝率ね。

両者2レースに一度は馬券に絡むレベルの成績で、こちらも期待できるわ。

横山典Jはダノンキングリー
福永Jはインディチャンプ
に騎乗予定よ。

次は斤量別成績表を見てもらおうかしら。

2020年 中山記念 斤量別成績

斤量 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
54kg 1 0 0 4 20.0% 20.0% 20.0%
55kg 0 2 2 6 0% 20.0% 40.0%
56kg 2 3 1 50 3.6% 8.9% 10.7%
57kg 5 3 4 29 12.2% 19.5% 29.3%
58kg 2 1 3 4 20.0% 30.0% 60.0%

斤量別成績表では、負担の大きな馬が好走しているのが分かるわね。

なかでも58㎏の馬は勝率を含め、全項目でトップの成績。

とくに、複勝率60はかなり心強い数字ね。

今回58㎏の斤量になったのは、
ウインブライト
インディチャンプ
の2頭よ。

57㎏組は勝率こそそれなりだけど、比較した中でもっとも多い5頭の1着馬を輩出しているわ。

今レースでは、ペルシアンナイトがこの斤量よ。

そうそう、2010年に13番人気で1着に入ったトーセンクラウンはペルシアナイトと同じ57kg負担で、また6歳馬という点も共通しているの。

穴党としてはかなり気になる存在ね。

とにかくこのレースは“負担の大きい馬ほど好走するレース“だと覚えておいてちょうだい。

さて、そんなところで追い切りの結果も踏まえた今週の予想印を発表するわよ!

2020年 中山記念 注目馬①

ウインブライト(牝6
【前走:香港カップ(G1)1番人気1着】

月曜日も注目馬として紹介したウインブライトが、今レースの本命よ。

58㎏の斤量は世間的にマイナスと受け止められがちだけど、データ的にはむしろ好走材料

連覇している馬だけあって、中山記念との相性は抜群よ。

美浦・南Wでの追い切りでは、馬なりで65.0-51.0-38.1-12.8の好タイムを記録。

3頭併せで大外から突き抜ける走りを披露し、状態のよさもお墨付きね。

不安材料として挙げられるのが、連覇の際に鞍上をつとめた松岡Jの不在

ただ、今回騎乗するミナリクJが3週連続で跨って折り合いに専念したようだし、過剰な心配は必要ないわ。

史上初の3連覇を成し遂げ、こちらも連覇のかかるクイーンエリザベス2世カップへ弾みをつけるわよ!

2020年 中山記念 注目馬②

ラッキーライラック(牝5
【前走:香港ヴァーズ(G1)2番人気2着】

月曜、真っ先に注目馬として挙げた、ラッキーライラック

ウインブライトに引けを取らない、ベストなデータが出ているわね。

今回はデータ上絶好の騎手が鞍上を務めてくれるし、十分1着を狙える素質アリよ。

水曜日の栗東CWでの追い切りは、66.4-51.6-37.7-12.3と稍重の芝で併せ馬に0.7秒先着。

休み明けにもかかわらず時計は十分に出ているし、初めて騎乗したデムーロJとも折り合いは良好よ。

1番人気でオッズは低くなりそうだけど、好走必至の彼女を切ることは考えられないわ!

2020年 中山記念 注目馬③

ダノンキングリー(牡4
【前走:マイルチャンピオンシップ(G1)2番人気5着】

昨年のG2毎日王冠では歴戦の古馬を圧倒する末脚で勝利を収めた、ダノンキングリー

G1未勝利でありながら並み居るG1馬を抑え2番人気が付いているのは、これまでに1度しか馬券を外したことがない堅実さが評価されてのことよ。

今レースで複勝率50%の福永Jが鞍上をつとめることに加え、4歳馬でG1から参加と好走条件を満たしているわ。

さらに、ダノンキングリーは中山記念過去10年で3勝を挙げているステイゴールド産駒でもあるからデータ面ではもっとも堅い馬と言えるんじゃないかしら。

1週間前に行われた美浦・南CWでの追い切りでは、 終い11.7と破格の時計 を出しているし、体調面でも評価せざるを得ないわね。

水曜日の追い切りも、フットワークの確認が主眼だった割には53.1-37.5-12.2と悪くないタイムを出していて、調子はキープできている感じ。

いよいよ、4歳馬トップクラスの実力を発揮する舞台が整ったわね!

2020年 中山記念 注目馬④

インディチャンプ(牡5
【前走:香港マイル(G1)2番人気7着】

昨年のマイルG1戦、安田記念・マイルCSを制覇したインディチャンプ

月曜に伝えた「前走G1組4歳馬」に加え今回の斤量58と、好走条件をしっかり満たしているのは大きなプラスよ。

1週間前に栗東阪路で行った追い切りでは、1年ぶりに自己ベストを更新

最終追い切りでは51.5-37.2-24.3-12.2と無理をしない走りで併せ馬に0.5秒先着していて、かなりの仕上がりのよさが窺えるわ。

騎乗した福永Jも、追い切り後に毎日王冠の時に比べ太さがないとコメントしていたわよね。

毎日王冠のときは本走と同じように4か月ほどのインターバルを挟んだ挑戦で3になっているし、より状態の上向いた本走でなら更なる好走に期待できそう。

中山はこれまで未経験だけど、新馬戦や1勝クラスでは今レースに近い小回りコースで差し切っているし、十分戦えると睨んでいるわ。

さらに、彼が過去に走った1800mのレースは2戦とも馬券になっている、というデータもあるから、コース適性については期待してよさそうね。

現マイル王者として圧倒する走りを期待するわ。

4強馬による馬券争いの様相を呈してきた中山記念。
アノ穴馬のおかげで高額払い戻しが期待できるわよ!

2020年 中山記念 注目穴馬

ペルシアンナイト(牡6
【前走:香港マイル(G1)7番人気5着】

月曜と変わらず、穴馬に推すのはペルシアンナイトよ!

1週間データと調教を追いかけていたけど、好走の期待が高まる好材料が集まったわ。

複勝率が高いG1戦5着と、1着経験が抜群の斤量57㎏の確定は十分馬券が狙えるデータよ。

最終追い切りは、栗東CWで67.1-52.1-38.0-12.1とまずまずの時計。
騎乗した池添Jは休み明けでも動きは悪くない、と評価しているし、状態は問題なさそうよ。

彼は中山で行われた2017年の皐月賞で、未だ破られていないレコードを打ち立てた実績もあるし、コース適正についても十分期待できるわね。

そうそう、前走からジョッキーが替わるペルシアンナイトだけど、池添騎手はこれまでのキャリアで3度、乗り換わった馬でG1を制しているの。

とくに2017年桜花賞では同様の条件で8番人気レーヌミノルを勝利させていて、人気に関係なく強さを発揮させることができる騎手だといえるわ。

これだけ好走条件が揃っているペルシアンナイトだけど、このところ勝ち星に恵まれてなかったおかげか、人気の盲点となりそうなのも有り難い感じ。

二桁のオッズがつきそうだから、単勝で勝負するのもおすすめよ!

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