月曜日に引き続き、
中山記念の最終予想をしていくわよ!
今回、
中山記念を走る馬は11頭。
11頭中、5頭が前走G1を経て出走するから、レベルの高い戦いになるわね。
中山巧者と言われている、ウィンブライドも出走確定。
中山コースに強い、ウィンブライド×松岡騎手のコンビがどこまで結果を残せるか…注目しているひとも多いんじゃないかしら。
中山記念はコースの特徴から内枠が勝ちやすい傾向だけど、
今回は出走数も少ないし外枠から馬券に絡む馬が出てもおかしくないし、普通の予想では勝ちにくいレースになりそうね…。
だからこそ、予想に迷ったときは過去のデータを分析するのが重要なの。
月曜日のデータにプラスして、
騎手の乗換と前走着順の成績や最新の情報を分析したら、新たな穴馬が見つかったわ!
いつも通り予想印もつけているから、最後まで読んでちょうだいね。
それじゃ、まずは確定した枠順を見てちょうだい。
そしていつも通り、月曜日のおさらいを紹介するわ。
■脚質別成績
逃げ馬や先行馬の複勝率が目立っている
中山競馬場(芝1800)は、スタート直後に急な上り坂があり、
早めに前のポジションをとった馬が有利
■前走クラス別成績
G1を出走してきた馬の
複勝率は35.3%とダントツ
G3以下では、OP特別を経た馬が2頭馬券に絡んでいる
■年齢別成績
若くて体力のある馬の成績がいい
ただ7歳と8歳の馬も馬券に絡んでいるから切り捨てるのはもったいない
月曜日のデータと、新たな過去10年分のデータをもとに、中山記念の最終予想を組み立てていくわよ。
前走騎手別成績を見ると、
同騎手の勝率と連帯率が圧倒的に高いわね。
ただ複勝率だけだと、そこまで違いはないことも忘れないでちょうだい。
今回出走する馬の中で、同騎手は下の4頭。
・スワーヴリチャード
・エポカドーロ
・ウインブライト
・ディアドラ
このなかで特に注目なのが、冒頭でも伝えた
ウインブライト。
ウインブライトと松岡正海騎手は、
中山コースに強いコンビなの。
3歳の時には本走と同じコースのスプリングステークスで、見事優勝。
さらに昨年の中山記念も松岡騎手が騎乗し、勝ち馬となったのよね。
枠順8の不利な状況だったにもかかわらず、3~4角中間あたりから追い上げた姿は圧巻だったわ。
海外や大阪杯(G1)などレベルの高いレースを目指す馬が集まってくる本走、やはり
前走1着の馬の勝率が19%と秀でているわね。
次いで2着の勝率が高いわよ。
ただ、
5着以下もしっかり馬券に絡んでいるというデータが出ているから、予想を立てるときに考慮した方がいいわ!
前走馬券に絡んでいないからって、安易に切ってはダメということ。
また、複勝率の高い5着と、勝率の高い6~9着の馬をさらに分析したら、
7頭中4頭が本走では4番人気以下だったの。
なかには
12、13番人気の馬もいたのよ。
だから
周囲の意見に惑わされないことも、今回の予想で重要になってくるわね。
それじゃあ、月曜日と今回の2つのデータを踏まえて、予想印を発表するわよ!
エポカドーロ(牡4)
【前走:菊花賞(G1)3番人気8着】
月曜日にも注目馬として紹介した、
エポカドーロ。
前走は8着と馬券に絡むことはなかったけど、今回の着順データでは
6着以下も3着以内に入っていたから問題はないわね。
昨年は中山記念と同じコースのスプリングステークスで、好走し2着に入ったし、
コース適性もあるわ。
今回はさらに上を目指してくれるんじゃないかしら。
スワーヴリチャード(牡5)
【前走:ジャパンカップ(G1)2番人気3着】
エポカドーロに対抗できるんじゃないか?と睨んでいるのがスワーヴリチャードよ。
月曜記事で紹介したデータ、
“前走はG1勢が強い”、
“若くて体力のある馬の勝率が良い”に加えて、
“前走と同騎手が好走する”という条件にも当てはまっているし、良い走りを見せてくれる可能性大。
過去には牝馬3冠を達成したアーモンドアイと肩を並べて走った経験もあり、実力も申し分なし。
現段階では、あまり注目されていないようだけど…。
スワーヴリチャードを対抗として押さえておかないと、後悔するわよ。
ウインブライト(牡5)
【前走:日刊スポーツ賞中山金杯(G3)3番人気1着】
馬券に絡んでくると踏んでいるのが、
ウインブライト。
5頭のG1出走馬に交じって、勝ち馬になるのは難しそうだけど、
2・3着に来る可能性は充分にありえるわ!
前走では1着と、今回のデータにも当てはまっているし、2度目の中山記念もしっかり3着以内に入ってくると思うの。
中山記念は
リピーターが6回も馬券に絡んでいるし、ウインブライトを予想に入れないのはもったいないわね。
さらに、今回も2018年の中山記念同様、
松岡騎手が手綱を握るわ。
このコンビ、中山のコースに強いから、しっかりと押さえておきなさい!
G1レースから5頭の出走が確定したハイレベルな中山記念
人気薄の隠れた穴馬はこの子たちよ!!
ラッキーライラック(牝4)
【前走:秋華賞 (G1)2番人気9着】
デビューから6レース連続で、馬券に絡んでいる
ラッキーライラック。
その実力は
【4-1-1-1】とレベルの高さがうかがえるわ。
ラッキーライラックは初めてのG1、阪神ジュベナイルフィリーズで勝ち馬となり、その後、
桜花賞(G1) や優駿牝馬【オークス】 (G1)でも、馬券に絡んでいる実力馬。
前走の秋華賞(G1)では、2番人気と注目を集めたけど順位は9着と惨敗…。
この結果もあり今回はそこまで、
人気が集中しないんじゃないか?と考えているの。
ただ前走はずっと一緒に戦ってきた石橋騎手が降りて、騎手の乗り換わりがあったから、思わぬ結果になっただけ。
本走ではこれまで通り石橋騎手に手綱が戻るから安心できるわ。
このレースでは乗り替わりのない馬の方が好走する、というデータがあるけど、主戦騎手が戻ってきた彼についても「実質乗り替わりなし」と見なしていいわね。
以前の輝きを取り戻す走りをしてくれること間違いなしよ。
マイネルサージュ(牡7)
【前走:白富士ステークス(OP)7番人気8着】
月曜同様、馬券を賑わしてくれると予想しているのが、
マイネルサージュ。
現時点では世間からさして注目を集めていないようだし、当日のオッズもかなり高くなると予想しているわ。
だから少ない元手で大きく勝ちたいなら、マイネルサージュを穴馬として仕込んでおくこと。
前走は8着と好走していなかったけど、
過去の中山記念では6着以下もしっかりと馬券にからんでいるし、悲観することはないわよ。
また、月曜に伝えていた通り、
2010年の大荒れを巻き起こしたトーセンクラウンも、前走は白富士ステークス(OP)を8着だったという共通点もあるし、穴馬として予想を組み立てて損はないわ!