今週は東京競馬場で開催されるG1レース、
安田記念の予想をするわ。
中央競馬において上半期のマイル王決定戦とされている、このレース。
過去には
3連単で468,000円を出したこともあるし、今回もしっかり穴馬を見極めて少ない点数でガッツリ稼ぐわ。
そのためには、下馬評に惑わされることなく、冷静に予想をすることが重要よ。
今回も過去10年分のデータをもとに、数字を分析したところある穴馬が炙り出せたの…。
最後に注目馬として紹介しているから、予想記事を最後まで読んでちょうだいね。
まずは、現時点での登録馬を見ていきましょう。
それじゃあ、10年分のデータを使って安田記念の予想を立てていくわよ!
まずは前走クラス別成績データを見てちょうだい。
馬券に絡んだ馬はほとんど、
G3以上のレースを経験している実力馬ね。
勝率で見るとG3組の好走が目立っているわ。
OP特別では勝ち馬が2頭出ていて悪くはないんだけど、
残念ながら今年は該当する子がいないのよね…。
ここからさらに細かく分析するために、レース別の成績を見てみましょう。
京王杯スプリングカップG2:【2- 3- 2-30】
マイラーズカップG2:【0- 1- 6-35】
ダービー卿チャレンジトロフィーG3:【2- 0- 0- 5】
ヴィクトリアマイルG1:【1- 1- 0-11】
ドバイデューティーフリー(ターフ)G1:【1- 0- 0- 0】
大阪杯G1:【0- 0- 1- 4】
日経賞G2:【0-0-0-1】
こちらはレース別成績。
今回該当する馬のみの前走レースデータを抽出してみたわ。
G2のなかでは、
京王杯スプリングカップとマイラーズカップを経験した馬が、馬券に絡んだ数が多くなっているわね。
そして、G3では馬券に絡んだすべての馬が、
ダービー卿チャレンジトロフィーを使っていたことが判明。
2016年に勝ち馬となったロゴタイプがこれに該当し、8番人気にもかかわらず1着となり波乱を巻き起こしていたわね。
本走でこれに該当するのは、
フィアーノロマーノの一頭のみよ。
次は前走人気別成績データを見ていくわよ。
表を見ると、前走1番人気だった馬が好走しているわね。
アーモンドアイやダノンプレミアムなんかが該当するけど、
人気が集中し過ぎてオイシイオッズが付かなそう。
ただこの子たちのおかげで人気が吸い上げられ、穴馬のオッズはさらに高まるから私たちとしては嬉しいわよね。
しかも安田記念、前走人気別成績データをご覧の通り、
4番人気以下もしっかりと馬券に絡んでいるのよ!
前走が6番人気以下でも複勝率は17.2%と、可能性は十分にあるわね。
こちらは、前走着順別成績データ。
勝ち馬は大半が、
前走1着だったようね。
今回も前走の勝ち馬は、しっかり注意しておいてちょうだい!
今まで紹介したデータや実力から考えると、
前走1着だったアーモンドアイやダノンプレミアムは注目せざるを得ないわね。
ただし、6~9着も見逃せないデータになっているわよ。
過去に5頭は馬券に絡んでいるし、ちゃんと勝ち馬もここから出ているからね。
しかも
複勝回収率は188%も出しているのよ。
ここに間違いなく、穴馬が潜んでいるわ。
じゃあ最後に前走脚質別成績データを紹介するわね。

脚質別成績では、差しや追込の馬が馬券に絡みやすくなっているわね。
とくに差しでは5頭もの馬が勝ち馬となっているわ。
東京のコースは差しが優勢と言われているし、
迷ったら差しの馬を選ぶのがオススメよ!
それじゃあ、これらのデータから月曜時点の注目馬を紹介するわね。
ダノンプレミアム(牡4)
【前走:読売マイラーズカップ(G2)1人気1着】
今年の読売マイラーズカップの勝ち馬、
ダノンプレミアム。
彼の活躍は説明するまでもないわよね。
東京優駿(G1)を最後に半年以上休養したのち金鯱賞で復帰し、見事1着に。
レースの間隔がかなり空いていて心配する声もあったけど、そんな不安を吹き飛ばすほどの実力を見せつけてくれたわね。
その後も順調にきているから本走でも、馬券に絡んでくる確率は高いわ。
今までの走りを見ると、
ダノンプレミアムの脚質は逃げだけど、東京1600mを経験していて、そこで勝ち馬になったこともあるから問題ないわね。
アーモンドアイ(牝4)
【前走:ドバイターフ(G1)1番人気1着】
前走ではドバイターフを楽勝し、海外のG1制覇を達成した
アーモンドアイ。
凱旋門賞の出場も噂されていたけど、見送りになってしまい残念よね。
アーモンドアイの今までの成績(7-1-0-8)を見ると、
いくらオッズが低くても勝っておかないと損をするわ。
前走人気・前走着順の好走条件とも当てはまるし、脚質は追込み型だから東京競馬場のコースとも相性がいいわ。
ダノンプレミアムと接戦になりそうね。
どちらを軸にするか…金曜日の記事では最新情報とともに、このあたりを詳しく予想していくわ。
インディチャンプ(牡4)
【前走:読売マイラーズカップ(G2)2番人気4着】
前走の読売マイラーズカップでは、いいスタートを切り3番手についていたんだけど、ゴール直前でパクスアメリカーナにハナ差で及ばず…。
残念ながら馬券に絡まなかったのよね。
ただあのダノンプレミアムに食らいつき、粘れていたのは評価したいわ。
前走ではベスト体重から10㎏増となっていたから、
どこまで絞れているかで結果が変わってくるわね。
もし彼がしっかりと絞ることができていたら買いよ。
スマートオーディン(牡6)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2)4番人気7着】
2019年の阪急杯(G3)で勝ち馬となった、
スマートオーディン。
世間では注目されず11番人気だったけど、いい意味で期待を裏切ってくれたわよね。
スタートから馬群の最後尾で構え、最後のコーナーで外にふわっと広がり、直線でぐんぐん突き抜けて先頭へ。
最終的には1馬身差で、1着となったのは本当に素晴らしかったわ!!
しばらく思ったような走りができていないスマートオーディンだったけど、このレースで見事、重賞3勝馬復活となったのよね。
今回注目したのは、
伸びのいい彼の脚。
安田記念では過去のデータから差しや追いの脚質を持つ馬が好走するし、東京競馬場との相性もいいから、阪急杯のような展開が起こる可能性が高いのよ!
アーモンドアイとダノンプレミアムの人気の影に隠れた伏兵…
まだ誰も注目していない馬はこの子よ!
ケイアイノーテック(牡4)
【前走:読売マイラーズカップ(G2)6番人気6着】
2018年のNHKマイルカップで勝ち馬となってから、しばらく掲示板内を逃している
ケイアイノーテック。
この成績だと下馬評も集まりにくいし、当日はかなりオイシイオッズがつくんじゃないかしら。
NHKマイルカップでは、馬群の後ろからどっしり構えて直線から一気に外側より先頭の馬をとらえた姿は清々しかったわ。
今年の高松宮記念の優勝馬、
ミスターメロディにも3/4馬身差で、勝っているし、みんな注目していないけど実力だってしっかりあるのよ。
父であるディープインパクト譲りの末脚を安田記念でも余すところなく発揮できたら、
アーモンドアイやダノンプレミアムを脅かす存在になりえるわよ。
ケイアイノーテックは前走人気、着順ともイマイチだけど、安田記念ではこの条件でも好走するというデータが出ているから悲観する必要はなし!
負け続きだった藤岡騎手とはお別れし、幸騎手が騎乗するから心機一転頑張ってほしいわね。