G2レース全部徹底解剖

目黒記念予想 2014

 ハンデ戦は格上がりの馬を狙え! というのはわりとポピュラーな馬券戦略だ。ハンデ戦とは、実績馬と新参馬を同時にゴールインさせるという前提に立ち、前者の斤量を重くし、後者を軽くするという細工を加えるレースなので、人気を集めやすい重斤量の実績馬を軽視し、見慣れない軽斤量の新参馬を狙ったほうがリターンが大きい。このレースの過去の結果を見ても、前走が同クラス(重賞またはOP特別)だった馬の連対率は10%に過ぎず、今回が昇級戦(前走が1600万下または1000万下)の馬の連対率は15%と高い。つまり、今回昇級戦の馬は、前走同クラスだった馬に比べて1.5倍の確率で連に絡んでいる。今回、昇級戦の馬は以下の5頭。2番ステラウインド、3番アドマイヤブルー、6番グランデスバル、8番アップルジャック、11番アウォーディー。

 このうち狙い撃ちしてみたいのは◎ステラウインド。昨年秋にキズナのフランス遠征に帯同してフォワ賞5着、ドラール賞7着という成績を残し、帰国後は2、10、4着。前走の緑風Sは休み明けで身体が減っており、追い出してからの伸びがイマイチだった。今回は抜群の稽古を消化しており、おそらく馬体重は10キロ程度増えてくるはず。2500mは初めての距離だが、東京芝2400mではG2青葉賞3着、1000万下陣馬特別を勝つなど良績を残しており、なによりスタミナを要するフランスの2400m戦で5着に入っているのでスタミナ不足は考えづらい。むしろ距離延長で良さが出てくるのではないか。絶好の2番枠を引いて叩き2戦目の今回は頭から狙える。

 ○アウォーディーは前走の緑風Sでステラウインドに1馬身先着している。休み明けのステラよりも状態面のアドバンテージがあったのは事実だが、ゴール前の鋭い差し脚には見どころがあり、東京芝2500mに強いジャングルポケット産駒なので一発があっても不思議はない。ジャングルポケット産駒は過去にジャガーメイルが連対を果たしている。脚の使いどころの難しい馬ではあるが、横山典弘騎手が策を考えて脚を余さない乗り方をしてくるだろう。

 ▲ラブリーデイはG2金鯱賞2着、G2デイリー杯2歳S2着、G3小倉記念2着など、重賞でコンスタントに上位争いをしており力上位の存在。詰めの甘さは見られるものの、東京芝2500mは決め手勝負よりも持久力勝負になりやすく、詰めの甘い馬にとっては好走しやすいレース。G2にしては軽いメンバー構成となったここはキッチリ上位争いに絡んでくるだろう。

 △ムスカテールは昨年の覇者で、同条件のアルゼンチン共和国杯でも2着となった経験があり、このコースでは安定して走る。外枠でも侮れない。

 △アスカクリチャンは昨秋のアルゼンチン共和国杯の勝ち馬。前走の天皇賞・春はしんがり負けだったが、得意条件に戻った今回はおもしろい。

過去の提供情報

目黒記念

【質問】目黒記念ってどんなレースですか?
5月下旬から6月初旬に東京競馬場で行われる芝2500メートルのG2競走のハンデ戦です。
競走名は1933年に廃止された目黒競馬場(旧・東京競馬場)を記念して取られています。
中央競馬に現存する最古の重賞競走で、日本の競馬においても最古の競走でもあります。
かつては春・秋と2回行われていました。
2006年からダービーと同日のレースとなり、
東日本大震災のあった2011年以外は最終レースとして実施されています。
時期的に宝塚記念の前哨戦として位置づけですが、ハンデ戦のためか、ここから本番も制した馬はいません。
話題に上ったのは惜敗続きだったステイゴールドの重賞初制覇、
ポップロックの勝利で角居調教師の中央競馬史上初の「同一日・同一場に於ける重賞2勝」などです。
【質問】東京芝2500メートルってどんなコースですか?
目黒記念とアルゼンチン共和国杯が行われるコース。
それ以外のレースで使用されるのは稀です。
1コーナーまでの直線距離は450メートル。
全体距離は芝2400メートルよりも100メートル長くなっただけだが、スタート地点がスタンド前直線の坂下になり、
上りスタートになる。
このため、2400メートルよりもテンは落ち着く傾向。
ただし、中盤のペースは緩みにくく、全体的にフラットなミドルペースになることが多い。
上がり3ハロン~5ハロンはいずれも2400メートルよりかかりやすく、持久力勝負になりやすい。
同じ競馬場で100メートル違うだけではあるが、異なる資質が求められることが特徴。
スタミナのある馬に有利なレースで適性のある馬は何度も走ります。
【質問】臨戦過程に傾向はありますか?
天皇賞・春組の成績がいいです。
着順問わずに好走するので要注意です。
次に成績がいいのはメトロポリタンS。
ここ2年の優勝馬を出しています。
勝ち馬の成績もいいですが、ハンデ戦なのでそこで敗れた馬が軽量となり、穴を開けることもあります。
2011年のキングトップガンはメトロポリタンSを上がり最速の6着と敗れて7番人気51㌔での勝利でした。
あとは近走好調なのに人気のない馬が狙い目です。
条件勝ち上がり組の穴も目立ちます。
近走不振の軽ハンデ馬は劣勢気味です。
【質問】穴が来るってことは荒れるのですか?
ハンデ戦らしく、荒れるレースです。
過去10年で1番人気は3勝2着3回とマズマズの成績ですが、
ほぼ毎年5番人気以下の馬が絡んでおり、
波乱の多い重賞です。
【質問】脚質に傾向はありますか?
昔は差し、追い込み馬の台頭も多かったのですが、近年はある程度前に行けないと苦しいです。
10番手以下の位置取りの馬はここ5年、連対がありません。
逃げ~好位差しの馬が狙い目です。
【質問】枠順の有利不利はありますか?
先行有利ということは当然内枠が有利です。
一桁馬番の馬の好走確率が高いので外枠は先行馬でもない限り割り引きが必要でしょう。
【質問】血統的に傾向はありますか?
スタミナが問われるのでグレイソブリン系かロベルト系を持つ馬がいいです。
トニービンの血を持つ馬が強いです。
過去10年で3着以内に7頭の該当馬がいます。
あとマヤノトップガン産駒が強いです。
2004年チャクラ、2011年キングトップガンが勝利しています。
アルゼンチン共和国杯でも活躍が目立つ(2012年ムスカテールが2着)ので
この条件では特に注意したい種牡馬です。
サンデーサイレンス系ではディープインパクト産駒のスマートロビンが昨年勝利。
ステイヤータイプの馬は今後も活躍が見込めそうです。

あとは東京の長距離が得意のゼンノロブロイ産駒。
2011年はハートビートソングが2着、
2012年はコスモロビンが3着と好走しているのでこれからも警戒したい種牡馬です。
それに母父サンデーサイレンスの活躍も目立ちます。
【質問】その他ポイントはありますか?
特殊条件なので適性のある馬は翌年以降も要注意。
過去にトシザブイ、ポップロックが連覇を達成しています。
それとスタミナが問われるので牝馬には分の悪いレース。
牝馬は2003年のオークス馬レディパステル以外は連対がないのでG1馬以外は軽視でいいです。
G2全39レース徹底分析
うま

copyright©2013 無料の競馬予想 穴馬的中に自信アリ | アドレナリン競馬 All Rights Reserved.

上部に戻る