更新：
今週は2歳馬にとって最初の重賞となる、函館2歳ステークス（G3）を予想するわよ！
早くも来年のクラシック戦線の行方を占う重要なレースが、続々と幕を開けるわね。
この函館2歳Sも、G1戦線で活躍したあまたのスプリンターを輩出している、見逃せない一戦よ。
ただこのレース、楽しみなのは配当面も一緒。
過去10年のうち5年で6桁配当決着を見せる、中荒れ傾向の強い穴党向けのレースよ。
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2022年7/9 小倉4R 3歳未勝利
<獲得>3連単10点×500円 2,279,000円
2022年7/9 函館9R 北斗特別
<獲得>3連単6点×800円 423,760円
2022年7/10 福島11R 七夕賞
<獲得>3連単6点×800円 316,800円
2022年函館2歳S 特別登録馬
| 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
|---|---|---|---|---|
| アスクドリームモア | 牡 | 54.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
| イコサン | 牡 | 54.0 | 長谷川浩 | 栗東 |
| オボロヅキヨ | 牡 | 54.0 | 渡辺薫彦 | 栗東 |
| オマツリオトコ | 牡 | 54.0 | 伊藤圭三 | 美浦 |
| クリダーム | 牡 | 54.0 | 須貝尚介 | 栗東 |
| シンゼンイズモ | 牡 | 54.0 | 荒川義之 | 栗東 |
| スプレモフレイバー | 牡 | 54.0 | 久保田貴 | 美浦 |
| ニシノシークレット | 牡 | 54.0 | 村田一誠 | 美浦 |
| ミシェラドラータ | 牡 | 54.0 | 清水久詞 | 栗東 |
| ゴキゲンサン | 牝 | 54.0 | 伊藤大士 | 美浦 |
| ニーナブランド | 牝 | 54.0 | 高橋裕 | 美浦 |
| ブトンドール | 牝 | 54.0 | 池添学 | 栗東 |
| ミスヨコハマ | 牝 | 54.0 | 斎藤誠 | 美浦 |
| ロッソランパンテ | 牝 | 54.0 | 杉浦宏昭 | 美浦 |
それじゃあ今回も過去10年分のデータを基に、2022年函館2歳Sの予想を組み立てていくわよ。
まずは、レース当日の人気別成績から見てちょうだい。
2022年函館2歳S レース当日人気別成績
| 当日人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3 | 1 | 0 | 6 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 2 | 2 | 2 | 4 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 2 | 1 | 2 | 5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
| 4番人気 | 2 | 1 | 1 | 6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 5番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 6～9人気 | 0 | 2 | 1 | 37 | 0.0% | 5.0% | 7.5% |
| 10番人気以下 | 1 | 2 | 4 | 55 | 1.6% | 4.8% | 11.3% |
人気した馬ほどよく馬券に絡めている、というデータよ。
ただ勝率に関しては、4番人気まではフラットな成績。
10番人気から1頭勝ち馬は出ているものの、傾向的に最先着馬は4番人気以内から選ぶのがよさそうね。
逆に2・3着馬は、13番人気までは同じような好走率。
紐に関しては、好データにさえ該当していれば、たとえ大穴クラスでも積極的に買っていけるわよ。
次は、レース間隔別成績を見てもらおうかしら。
2022年函館2歳S レース間隔別成績
| レース間隔 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 連闘 | 1 | 0 | 0 | 12 | 7.7% | 7.7% | 7.7% |
| 2週 | 1 | 4 | 1 | 26 | 3.1% | 15.6% | 18.8% |
| 3週 | 3 | 2 | 4 | 40 | 6.1% | 10.2% | 18.4% |
| 4週 | 3 | 0 | 2 | 23 | 10.7% | 10.7% | 17.9% |
※今回登録されている馬のレース間隔だけを取り上げているから、各列合計が10にならないわよ。
中4週で参戦した馬の勝率が高いわね。
今年中4週のローテーションで来る、
クリダーム
ニーナブランド
ロッソランパンテ
の3頭は勝ち馬になり得る存在として注視したいわね。
また複勝率の高い、中2週の子たちも見逃せないところ。
このローテーションだった馬たちは複勝回収率も130%と高く、穴馬が出やすい傾向にあるの。
今回中2週で来るのは、オボロヅキヨとミシェラドラータの2頭。
彼らも好走が期待できる子たちとして、覚えておいてちょうだい。
次は、所属別成績を見てもらうわよ。
2022年函館2歳S 所属別成績
| 所属 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 美浦 | 2 | 6 | 4 | 56 | 2.9% | 11.8% | 17.6% |
| 栗東 | 8 | 4 | 6 | 46 | 12.5% | 18.8% | 28.1% |
圧倒的に栗東所属の馬が強いわね。
直近10年のうち8年は栗東所属の馬から勝ち馬が出ているし、最先着候補はある程度栗東の馬に絞って考えてもよさそうだわ。
今回のメンバーで栗東所属の馬は、
アスクドリームモア
イコサン
オボロヅキヨ
クリダーム
シンゼンイズモ
ブトンドール
ミシェラドラータ
6頭よ。
次は、騎手の乗り替わり別成績を見てもらおうかしら。
2022年函館2歳S 騎手乗り替わり別成績
| 前走騎手 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 同騎手 | 9 | 7 | 7 | 84 | 8.4% | 15.0% | 21.5% |
| 乗替り | 1 | 3 | 3 | 38 | 2.2% | 8.9% | 15.6% |
前走と同じ騎手だった馬がよく馬券に絡めているわ。
とくに勝ち馬に関しては、直近10年中9年で同騎手だった馬が勝っているし、ひとつ最先着馬を選ぶ際の基準にしてもよさそうね。
今回前走と同じ騎手が乗るのは、
オマツリオトコ
クリダーム
ゴキゲンサン
スプレモフレイバー
ニシノシークレット
ブトンドール
ミスヨコハマ
ロッソランパンテ
の8頭よ。
次は、前走馬場別成績を見てちょうだい。
2022年函館2歳S 前走馬場別成績
| 前走馬場 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | 10 | 9 | 10 | 87 | 8.6% | 16.4% | 25.0% |
| ダート | 0 | 1 | 0 | 35 | 0.0% | 2.8% | 2.8% |
前走にダート使った馬は、ここ10年間勝てていないことがわかるわね。
しかも馬券になったのも、たったの1頭。
もちろん母数の違いはあるけど、このくらい極端な成績なら、前走がダート戦だった馬を選ぶ際はそれなりの理由が必要ね。
今回のメンバーで前走ダートを走ったのは、オマツリオトコとニシノシークレットの2頭よ。
次は、枠順別成績を見てもらうわ。
2022年函館2歳S 枠順別成績【7/15更新】
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 2 | 1 | 1 | 14 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
| 2枠 | 0 | 0 | 2 | 17 | 0.0% | 0.0% | 10.5% |
| 3枠 | 1 | 4 | 3 | 11 | 5.3% | 26.3% | 42.1% |
| 4枠 | 0 | 1 | 2 | 16 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
| 5枠 | 1 | 1 | 0 | 16 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
| 6枠 | 3 | 2 | 1 | 14 | 15.0% | 25.0% | 30.0% |
| 7枠 | 1 | 1 | 0 | 17 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
| 8枠 | 2 | 0 | 1 | 17 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
内外での有利不利はなさそうだけど…。
勝ち馬がもっとも出ているのは、6枠。
ただ調べてみたら6枠から勝利した3頭は、いずれも当日の単勝オッズが10倍以下の人気どころだったのよね。
今回この枠に収まるミスヨコハマとゴキゲンサンは、そこまで人気はしていないから、傾向的には合致しないけど…。
好走実績十分な枠ではあるから、警戒するに越したことはないわよ。
そしてより注視すべきなのが、3枠ね。
ここは勝ち馬こそ1頭しか出ていないものの、過去10年でのべ8頭が馬券になっているの。
複勝率は42.2%とかなり高い数値だし、複勝回収率も180%と絶好調。
3枠に決まったクリダームは、データ上有力な馬券候補と見てよさそうね。
次は、馬体重別成績を見てもらうわよ。
2022年函館2歳S 馬体重別成績【7/15更新】
| 馬体重 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ～419kg | 0 | 0 | 0 | 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 420~439kg | 3 | 1 | 4 | 23 | 9.7% | 12.9% | 25.8% |
| 440~459kg | 0 | 2 | 1 | 33 | 0.0% | 5.6% | 8.3% |
| 460~479kg | 4 | 5 | 4 | 33 | 8.7% | 19.6% | 28.3% |
| 480~499kg | 2 | 2 | 1 | 15 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
| 500kg以上 | 1 | 0 | 0 | 7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
基本的には馬格に関係なく馬券になる、と言えそうなデータね。
420kgを下回らなければ小柄な馬でも走るし、420～439kgだった子の回収率は単勝170%・複勝140%と人気薄でも好走する、というデータが出ているの。
前走時の馬体重が420～439kgの範囲だった、オボロヅキヨとニーナブランドはまさに人気薄の2頭だし注視したいわね。
ちなみに当日の馬体重が前走時よりも10kg以上増減あった馬は、直近10年勝てていないから注意してちょうだい。
そんなところで最終的な注目馬と穴馬候補、推奨馬券を発表するわよ！
2022年函館2歳S 注目馬①
クリダーム（牡2）
【前走：2歳新馬 2番人気1着】
本走と同条件で行われた前走の新馬戦では、2番手追走から直線で一気に押し切る強い競馬で快勝したクリダーム。
前走の勝ち時計1:09:5は今回のメンバーの持ち時計でも最速とあって、同様に先行力を活かした競馬ができれば、ここでの勝ち負けはカタいと見ているわ。
彼は検証でも絶好調で、枠順を含め今回検証したすべての項目で好データに該当。
さらに母父はスプリンターズSを連覇したサクラバクシンオーと、血統的にも期待せざるを得ない1頭ね。
2022年函館2歳S 注目馬②
ブトンドール（牝2）
【前走：2歳新馬 4番人気1着】
父ビッグアーサー、母プリンセスロックと、こちらもスプリンター血統のブトンドール。
前走では父譲りの末脚を爆発させ、直線で鮮やかに差し切る強い競馬を見せてくれたわね。
本走はそんな前走と同条件の、函館1200mが舞台。
鞍上も変わらず鮫島克駿Jが務めてくれるのも心強い材料だし、買えるデータも揃った今回、勝ち負けまである、と見てよさそうよ。
2022年函館2歳S 注目馬③【7/15更新】
ニーナブランド（牝2）
【前走：2歳新馬 4番人気1着】
データ面では、このニーナブランドに注目よ。
中4週は絶好のローテーションであることは伝えた通りだし、本走は彼女のような小柄な馬が穴馬になる傾向の強い舞台。
前走の新馬戦では逃げ勝って、かつ上がり全体2位という強い競馬を見せてくれたし、今回の距離延長も苦にならないはず。
スタートも得意そうだし、スピードもある彼女、この舞台を勝利するようなことがあっても不思議はないわよ！
毎年1頭は人気薄が台頭している、函館2歳S。
その伏兵たちと合致するデータを持った唯一の1頭。
万馬券を狙うなら、この穴馬は外せないわよ！
2022年函館2歳S 注目穴馬【7/15更新】
ミシェラドラータ（牡2）
【前走：2歳未勝利 2番人気1着】
前走の未勝利戦を勝って、函館2歳Sへ参戦してくるミシェラドラータ。
前々走の新馬戦では強烈な末脚を繰り出して先行馬を強襲したけど、半馬身及ばずの2着。
ただその新馬戦の勝ち馬が、本走1番人気筆頭のクリダームなのよね。
新馬戦の走破時計1:09:06は、今メンバー2位の持ちタイム。
データもそうだけど、能力も全体でトップクラスよ。
そうそう、彼の父はキンシャサノキセキなんだけど、このレースにおいて同血統の馬は過去10年で1着1回、2着2回となかなかの好相性を見せているの。
そのあたりも含め、ここでの逆転する可能性はある、と見ているわ！
推奨馬券は、以下5頭の3連複ボックス10点よ！
3. クリダーム
5. スプレモフレイバー
10. ミシェラドラータ
11. ニーナブランド
12. ブトンドール
