シルクロードステークス

京都11Rシルクロードステークス(GⅢ・芝1200m)
◎01 レディオブオペラ
○09 マジンプロスパー
▲02 ストレイトガール
△03 プレイズエターナル
×11 レオンビスティー

スプリント戦の上半期の大一番と言えば、3月末に施行される高松宮記念。ここはその前哨戦的な意味合いもあるのだが、何せまだ大目標は2カ月ほど先のハナシ。そしてハンデ戦ということで、実績馬は過酷な斤量を背負わされる。故に中途半端なメンバーになりがちで、例年波乱の傾向が強いのが、過去のこのレースの特徴である。

今年はどうだろう…。一線級での実績があるのはマジンプロスパー只1頭。これも7歳を迎えて成績がやや下降線。決して強いメンバーが揃ったとは言い難い。

では荒れるのか…?ハナシはそんなに簡単ではない。波乱の主役となる穴馬が見当たらないくらい下位人気の馬たちが凡庸なメンバーなのである。

能力を査定した結果、上位を形成する数頭とそれ以下の馬たちの差が大きいレース。このレースはまさにそんな構成なのだ。

逆転を期待するのは無謀というものだろう。

中心は4連勝中の◎レディオブオペラ。重賞初挑戦でも1番人気は必至だが、この京都1200mではほとんど1分7秒台前半で走ってくる馬(レコードが1分6秒9だから価値がわかるであろう)だけに、能力の壁があるとは思えない。まして今週からは仮柵を敷いたBコースに変更となり、傷み始めた馬場が覆われて再度前残り濃厚の馬場。そしてスプリント戦としては珍しいくらいテンに速い馬が見当たらないメンバー構成。単騎マイペースで運べれば33秒台の上がりで駆け抜けてしまうのだから、玉砕覚悟で誰かがノシをつけに行かなければ逃げ切りは濃厚だ。

ノシをつける役として警戒されるのが、ブリンカーを付けたテイエムオオタカか、レオンビスティー、マジンプロスパーくらいのものだが、テイエムオオタカは近頃以前ほどの行き脚がつかず1400~1600mを試している状態であり、枠も大外。レオンビスティーやマジンプロスパーに至っては、番手からの競馬で結果が出てきているのに、敢えて行かせる理由もなく、両馬ともややパワー型でスピード優先の京都でレディオブオペラより速いとも思えない。こう考えると、如何にマークされていようと、今回はやはり単騎濃厚なのである。

◎レディオブオペラで順当。結論はこれに至る。

人気サイドでの決着が濃厚なだけに、相手も絞らなければならない。

単純に能力で振るいをかければ、候補はストレイトガール、プレイズエターナル、マジンプロスパー、レオンビスティーだが(スギノエンデバーは脚質が大きく不利、アフォードは時計足りず)、更に勝負をかければ、○マジンプロスパーと▲ストレイトガールが本線。

○マジンプロスパーは斤量を割り引いたとしてもやはりスピード値は上位の存在であり、なにより今回は1200m戦で極端な失速は有り得ない。デキも前回より復調しており、手堅くいくならこれが相手。

▲ストレイトガールは今季出世が期待できる大物。滞在競馬で結果を残してきた馬だが、前走で直前輸送をクリア。今なら京都も大丈夫だろう。行って良し差して良しの自在型で内枠も生かせるはずだ。

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