
今週日曜日、京都競馬場で3歳牡馬の戦い”きさらぎ賞”が行われるわ!
クラシックに向けた大事な一戦で、
昨年は”落札値5億円対決再び”なんて騒がれたし、一昨年の勝ち馬は「怪物牝馬ルージュバック」
今年も楽しみねぇ~
なんて話そうかと思ったけど、出走頭数が8頭!
去年も一昨年も10頭を切っていて、配当もガチガチ…
面白味が欠ける…
そう思った人に朗報よ!
今年は馬単3点に絞ったから、配当が安くても問題ないわ!
予想に入る前にまず、月曜日に出したデータをまとめるわ。
【前走クラス別成績】
500万下や未勝利の馬が良い成績を出していたわね
【前走着順別成績】
勝ち馬10頭のうち、9頭が前走で3着以内になっているわね。
【前走人気別成績】
前走3番人気以内の支持を受けていた馬がほぼここで馬券に絡んでいたわね。
それじゃ、ここからは新しいデータを使って予想していくわ。
まずは前走距離ね
前走2000m以上を使っている馬が断然好走傾向!
今回だと、
プラチナヴォイス、エスピリトゥオーゾ、スズカメジャーがこれに当たるわ。
きさらぎ賞は、上記と月曜日の条件だけで十分そうね!
これらのデータと各馬のレース内容から私の印を発表するわ。
最初に言ったけど、
◎を軸に○▲☆への馬単3点流しで十分よ!
◎サトノアーサー
○スズカメジャー
▲プラチナヴォイス
△タガノアシュラ
△ダンビュライト
☆
アメリカンズカップ
それじゃ、1頭ずつ触れていくわ。
サトノアーサー
【前走:シクラメン賞(500万下)1着(1番人気)】
今年の3歳世代で最も期待され、注目されているのがこのサトノアーサー。
過去2戦のレースを見ると素晴らしい切れ味を持っていて、かなり能力は高そうね。
特に前走の上り3ハロン『32.7』はそうそう出せるものではないわ。
ただ、阪神での2戦を見ると
小回りは苦手そうだし、スタートも不安・・・。
今回は京都の外回りとディープ産駒が最も力を発揮できるコースだし、普通に走って現状の力を出せば間違いなく勝ち負けだし、ここで負けているようではクラシックで厳しいと思うわ。
配当は低いけど、頭固定の小点数で厚く張るわ!
スズカメジャー
【前走:新馬戦1着(1番人気)】
近親に2005年の天皇賞(春)を勝ったスズカマンボがいる血統だけど、この馬の距離的にはマイル前後はいいんじゃないかしら。
前走は内枠を引いて上手く壁を作って我慢出来たけど、
折り合いに不安が残るわ。
それを考えても今回の距離短縮は間違い無くプラスに働くし、勝負所での反応は良いものを持っているわ。
切れる馬ではないから、前目でレースを進めて早めに先頭に立てればサトノアーサーの追撃を防げる可能性もあるわ!
プラチナヴォイス
【前走:京都2歳ステークス(G3)6着(2番人気)】
間違いなく今回は人気を落とすこの馬。
前走の京都2歳ステークスは、リラックスして走れなかったのが凡走の要因!
結果的に勝ち馬から0.6差の6着と負けたけど、
直線でも一瞬伸びかけていたし、そこで受けた不利が痛かったわね。
致命的な不利を受けながらもズルズル後退しなかった点は評価できるわよ。
この馬もスズカメジャー同様に切れるタイプではないけど、リラックスして走ることが出来ればいい粘りを見せるわよ。
タガノアシュラ
【前走:朝日杯フューチュリティステークス(G1)14着(5番人気)】
この小頭数のレースで、
ペースのカギを握るのは間違いなくこの馬ね。
札幌2歳ステークスと前走の朝日杯フューチュリティステークスは、逃げる形に持ち込むことが出来ずに惨敗したことを考えれば、逃げるのは間違いないでしょうね。
ただ、
心配なのは血統的にスピード不足が否めないこと!
近親にステイゴールドがいて、その息子の代表はオルフェーヴルとゴールドシップ。
どちらもスピードタイプではなかったし、
京都との相性は消して良いとは言えなかったわ。
父がマンハッタンカフェで多少はスピードの上乗せは出来ているけど、京都の舞台が合わない可能性もあるからこの評価にしたわ。
ダンビュライト
【前走:朝日杯フューチュリティステークス(G1)13着(2番人気)】
新馬戦で、デイリー杯2歳ステークス2着、ホープフルステークス5着と重賞で好走しているサングレーザーを破った期待のルーラーシップ産駒。
新馬戦のパフォーマンスは素晴らしく、
不良馬場にも関わらず直線だけで後続に5馬身差を付ける圧勝劇。
その後、サウジアラビアロイヤルカップで2着、朝日杯FSで13着とマイルで思ったような走りが出来ていないから、
距離が延びるのは良いわね。
もしかしたら1800mでも短いかもしれないわ。
馬場が悪くなればもっと評価は上がるけど、良馬場予定だからこの評価よ。
2着争いは均衡状態!
今年の3歳世代でエビコが
ダービーまで狙えると踏んでいる穴馬とは・・・
アメリカズカップ
【前走:朝日杯フューチュリティステークス(G1)9着(9番人気)】
新馬、オープン特別と連勝して挑んだ前走の朝日杯FSでは、
外枠スタートが影響して外を回されたのが痛かったわね・・・。
あと、
京都の馬場の方がこの馬には向いていると思うの!
一瞬の反応は鋭いとは言えないけど、一度エンジンが掛かれば止まることなく脚を使える馬だから、3コーナー過ぎの下り坂を上手く使ってスピードを乗せられれば、突き抜ける可能性も十分期待できるわ。
頭数も少ないし、位置取りを気にしなくて良い今回は十分狙えるわ!