
夏競馬初戦の
CBC賞、予定通り
メラグラーナが1番人気になりそうね。
でも、
私は外すわよ。
事前予想でも書いたけど、この馬は
1着もしくは掲示板外という極端な結果を出す、気分屋さんなの。
1番人気が馬券に絡んだのは過去8回のCBC賞でわずか3回、1着に至ってはたったの1勝…。
上位に入った実績もあるにはあるけれど…馬券に絡むとすると
3着が限界ね。
どうしてなのか…ここからじっくり話すわよ。
まあ、まずは確定した枠番から見てもらおうかしら。
それじゃ、予想に入る前に月曜日のデータを振り返るわよ。
■前走クラス別成績
勝ち馬は
、G1・G2・OP特別からの出走
当日の上位人気だけでなく、乗りかわりがある穴馬にも注意が必要
■前走の着順別成績
前走の着順を一切気にしない考えで臨む
改めて、CBC賞は夏競馬らしい
■当日の人気別成績
2着~3着には、上位人気と以下に該当する馬を押さえる
・
前走G1だった馬は、結果に捉われず注意したい
・前走OP特別だった馬は、
馬券に絡んでいたことが条件
・前走条件戦だった馬は、
上位支持されていたことが条件
■間隔別成績
中心は4週~9週だが、以下の間隔でも条件が揃えば注意したい
2週~3週の馬は、
前走で上位に支持された馬に注意
10週以上の馬は、
当日4番人気以内の支持をされていた馬のみ馬券に絡んでいる
ってことだったわね。
ここから馬を絞り込むためのデータを2つ紹介するわ。
※データは2010年の京都、2011年の阪神で行われた2回を除いた過去8回分よ
まずは、前走距離別のデータから紹介するわ。
前走どの距離からも馬券には絡んでいるけど、率で考えれば
1400mを走った馬に有利だと考えて良さそうよ。
より信憑性を高めるために、前走距離ごとに馬券に絡んだ馬のデータをまとめてみたわ。
■前走1000m
馬券に絡んだ2頭は、
当日1桁人気という共通点が見つかったわ。
出馬数は7頭しかいないんだけど、上記の2頭を除く5頭は
2桁人気の2桁決着だったの。
前走1000mから参戦する
オメガヴェンデッタは、2桁人気となりそうだから…言いたいことは分かるわよね。
■前走1200m
馬券に絡んだ9頭のうち8頭が、
前走掲示板内の馬だったの。
今回の対象は、
アリンナと
アルティマブラッドの2頭!
1番人気になりそうな
メラグラーナは該当しないのよね。
やっぱり外して正解だったわ!
■前走1400m
前走この距離だった馬が、
もっとも多く馬券に絡んでいるんだけど、過去10頭中4頭が
2桁人気で馬券に絡んでいるの。
気になる2桁人気、4頭の共通点を調べてみたわ。
2014年
ニンジャ(10番人気3着)
2009年
プレミアムボックス(12番人気1着)
2008年
テイエムアクション(12番人気3着)
2007年
ブラックバースピン(10番人気1着)
1着になった2頭は、月曜記事でも書いたように
騎手が乗り替わった上で、
前走と違う脚質で走ったの。
脚質の変更は、4頭全てが行ったっていうんだからビックリよね。
また、ブラックバースピンを除く3頭は、
前走OP特別で掲示板内の成績を残していたわ。
以上のデータに該当するのは、
シャイニングレイ・エイシンスパルタン・トウショウドラフタ・トーセンデューク
の4頭。
2桁人気になりそうなトーセンデュークは、武豊騎手への乗り代わり。気になるわね。
■前走1600m
馬券に絡んだ3頭は
全て5歳以上 の馬だったわ。
今年1600mからの出走馬で当てはまるのは、NHKマイルカップ(G1)からの
タイムトリップと、ニュージーランドトロフィー(G2)からの
メイソンジュニアの3歳馬2頭。
ただ、これまで
人気よりも良い結果を出した3歳馬はいないの。
そういう意味では、
この2頭が馬券に絡むことは難しそうよ。
次は、所属別データよ。
馬券に絡んでいる数で言えば関西馬が圧勝だけど、勝率を比べると関東馬が優勢と考えられるわね。
そこで、関東馬で馬券に絡んだ4頭の情報をまとめてみたんだけど…
ちょっと驚くデータになったの!
2016年
レッドファルクス(3番人気1着)
2009年
プレミアムボックス(12番人気1着)
2007年
ブラックバースピン(10番人気1着)
2007年
ナカヤマパラダイス(7番人気2着)
これまで何度か紹介してきた
2桁人気1着の2頭が、見事にここにいたのよ…!!
レッドファルクスは上位人気だったら、妥当という判断もできるけど。
穴目の関東馬には注意したいわね。
今回の関東馬は、
スノードラゴン・タイムトリップ・トウショウドラフタの3頭よ。
これまでのデータから考えると、
トウショウドラフタを押さえておけば良さそうね。
それじゃ、これまでのデータを基に私の予想を紹介していくわよ!
◎シャイニングレイ
○ティーハーフ
▲アルティマブラッド
△トーセンデューク
△トウショウドラフタ
☆
セカンドテーブル
それじゃ、1頭ずつ触れていくわ。
シャイニングレイ(牡5)
【前走:安土城ステークス(OP)1着(6番人気)】
月曜日記事でも伝えたけど、2歳の頃は注目を浴びていて、弥生賞(G2)ではサトノクラウンを抑えて1番人気に支持されていた馬なのよね。
距離から考えるとサトノクラウンとの再戦はないかもしれないけど、別の距離で頂点を目指すためにココは落としたくないわ!
ペースはアリンナが作り、そこにメイソンジュニアが追うという形になると思うの。
この2頭の3歳勢が勝つためには、
初週の馬場をスローペースっていう流れが理想。
そう考えると
前目で走れるシャイニングレイには理想の展開となると思うわ。
CBC賞では
1400mからの距離短縮が馬券によく絡むというのもプラスポイント、勝ち負けできるはずよ!
ティーハーフ(牡7)
【前走:安土城ステークス(OP)3着(3番人気)】
前走はシャイニングレイの3着。
7歳になってからの4走、高松宮記念(G1)を含めて
掲示板を外さない安定した結果を残しているわ。
脚質は追い込み、ただ7歳馬のデータで考えると追い込みで3着まで届いた試しはないから、
中団後方までで耐えてほしいところね。
この馬、なんといっても夏の成績が良いの!
逆に夏が終わった初戦は毎回二桁決着…。
今回6~9番人気になる気配、
美味しい馬券になるわよ!
アルティマブラッド(牝5)
【前走:春雷ステークス(OP)3着(2番人気)】
距離別成績のデータで紹介したけど、前走1200mからの参戦する馬で注目したい1頭よ。
この馬もティーハーフ同様、直近安定した結果を出しているのよね。
しかも、
これまで大崩れしたことがなく、二桁決着は一度もないの。
これはシャイニングレイでも言える事だけど、
前走OP特別に出走していて、当日5番人気以内の馬の勝率は27.3%と高いの!
内枠は、逃げ or 追い込み脚質の馬が多いから、
外を回させることなく走れると思うわ。
トーセンデューク(牡6)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2)8着(10番人気)】
前走は8着だったけど、レッドファルクスから0.4秒差の負け。
それでいてサトノアラジンよりも先着、まったく
マイナスに捉える結果ではないわ。
データ的にも○、これまで馬券に絡んだ6歳馬の前走は、4着以下だったという結果があるの。
要は、
しっかり伏兵となるお膳立てがあったってこと。
しかも、距離別データで紹介したように乗り代わりの2桁人気、これは怪しいわね。
夏競馬ではこんな馬をしっかり押さえておきたいわ!
トウショウドラフタ(牡4)
【前走:京王杯スプリングカップ(G2)5着(6番人気)】
こちらも前走スプリングカップからの参戦。
着順はトーセンデュークよりも上だけど、タイム差はないの。
人気が高いトウショウドラフタを下に書いたわ。
CBC賞での、
追い込み馬の勝率は先行馬に次ぐ結果を出しているの。
展開的にはハイペースにはならなそうだけど、それでも最後に個の馬の見せ場はあると思うわ!
データとしては今回紹介しなかったけど、年齢別の成績を見ると4歳馬が最も高い20.0%となっているの。
今回唯一の4歳馬、乗り代わりの横山騎手にも期待できるわ!
二桁人気の台頭に注意すべきCBC賞
トーセンデュークよりも注目すべき穴馬
もし大穴で1着となる馬がいるならば、それはこの馬!
セカンドテーブル(牡5)
【前走:安土城ステークス(OP)10着(5番人気)】
これまでの重賞での結果を見ると、3走前のシルクロードステークス(G3)7番人気3着、京王杯2歳ステークス11番人気1着 の2回だけ。
でも、どちらも
穴馬として馬券に絡んでいるのよ。
今回の前走距離別データでは「ブラックバースピンを除く3頭は
前走OP特別で掲示板内の成績を残していた。」と伝えたけど、この馬はそのブラックバースピン的な存在になりうるのよ。
ブラックバースピンは、
それまで重賞で馬券に絡んだことがなかったと考えると、のびしろや可能性は期待大。
直近の実績から考えるとハンデはちょっと重いけど、
大穴の1頭として考えればこの馬以上の素質馬はいないわよ!