弥生賞

中山11R弥生賞(GⅡ・芝2000m)
◎10 トゥザワールド
○06 キングズオブザサン
▲08 エイシンエルヴィン
△11 ワンアンドオンリー
△07 アズマシャトル

 週中の水曜日に24.5ミリのまとまった雨が降った。木曜日以降は晴れているものの、芝コースはパンパンの良馬場というわけにはいかないだろう。ただでさえ、今年の中山芝は重い。3コーナーから4コーナーの地点は芝が剥げて荒れている。週末に降雨の予報はないが、軽いスピードタイプが台頭する馬場ではないので、それなりのパワーのある重厚なタイプを選ぶべきだろう。

 弥生賞を予想する際に重要なのは、同じく皐月賞トライアルのスプリングSに比べて道中のペースが緩むこと。過去10年間、中山で行われた良馬場の弥生賞の上がり3ハロンの平均タイムは35秒1。これと同じ条件のスプリングSは35秒8。弥生賞のほうが速い上がりが要求される。したがって、好位でうまく立ち回れる器用さを持った馬が有利となる。

 前走、京成杯で3着となったアデイインザライフは、新馬戦、京成杯と連続して出遅れ。しかし、それでも最後は伸びてくるので、また人気に推されると思われるが、京成杯はレースの上がりが36秒8と前潰れの流れだった。最後方から進んだアデイインザライフはこの流れに助けられた面が多分にある。今回はアグネスドリームの単騎逃げが濃厚で、京成杯のように飛ばす理由がない。したがって、弥生賞の例年の傾向どおり平均からスローの流れになるはずだ。となると展開の利が見込めないので厳しくなる。

 ◎トゥザワールドはスタートのセンスがあり、自在に立ち回れる器用さがある。鞍上の意のままに動く器用さが持ち味だ。キングカメハメハ産駒なのでパワーにも恵まれ、ラストの決め手もしっかりしているので最終コーナーで好位につけていれば安心して見ていられる。前走の若駒Sは2ヵ月半ぶりの実戦で明らかに太目だったが、それでもラストは手綱を抑えての楽勝だった。今回は本番前の重要なリハーサルなので稽古でもビシッと追ってきた。前走が75%の仕上げだとしたら今回は90%。この仕上げなら崩れることはない。

 ○キングズオブザサンは力のいる中山芝に適性を見せるチチカステナンゴ産駒。前走の京成杯はペースが速かったので中団に控えたが、もともと好位で競馬をしていた馬。今回、流れがスローだと見れば、大野騎手は好位につけるだろう。トゥザワールドと同様、いまの中山では崩れにくいタイプだ。  ▲エイシンエルヴィンは前走、久々のきさらぎ賞で3着と健闘。トーセンスターダム、バンドワゴンに1馬身差なら価値がある。パワー型の血統構成の外国産馬で、パンパンの良馬場では切れ負けする可能性大だが、力のいる中山の芝コースは合うだろう。

 △ワンアンドオンリーは前走勝ったラジオNIKKEI杯2歳Sのレースぶりからも明らかなように立ち回りの上手さが持ち味。混戦の中山コースでは大きな武器となる。ただ、ダッシュの鋭いタイプではないので、外枠で横山典弘騎手となると最後方ポツンの危険性がある。弥生賞でこの戦法は厳しい。実力は認めても連下評価しかできない。

 △アズマシャトルはラジオNIKKEI杯2歳Sで直線いったん先頭に立つ健闘をみせて2着。競馬が上手なタイプなので中山に替わってマイナスになることはないだろう。

 大穴は△ウンプテンプ。初戦の勝ちっぷりは素晴らしく、メイショウサムソン産駒だけに荒れ馬場を苦にすることはないはず。新馬戦を勝ったばかりという臨戦過程は確かに苦しいが、無印に落とすことができない魅力を備えている。

うま

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