阪神スプリングジャンプ

阪神8R阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ・芝3900m)
◎10 アシュヴィン
○04 オースミムーン
△02 テイエムハリアー
×11 シゲルキョクチョウ

 平地と同じようにジャンプ界のトップクラスも春の訪れとともに始動する。このレースで人気に推されるであろうオースミムーンとテイエムハリアーは、格という面ではメンバーのなかで抜けた存在だ。

 オースミムーンは小倉サマージャンプ、阪神ジャンプS、東京ハイジャンプと現在重賞3連勝中。一方のテイエムハリアーも重賞3勝の実績を持つ古豪で、前出の阪神ジャンプSではオースミムーンの2着となっている。出走馬12頭中、ジャンプ重賞を勝った馬はこの2頭しかいない。したがって、この2頭の一騎打ちに終わる公算も高い。

 ただ、懸念材料もある。臨戦過程だ。オースミムーンは昨年10月以来、テイエムハリアーは昨年9月以来の実戦。休み明けの上に3900mの長距離戦なので、息がもたずにラストで失速する危険性は考えておきたい。

 07年以降、阪神スプリングジャンプに出走した馬のローテーションを調べてみると、前走が前年10月以前だった馬は計12頭出走し、連対はわずか1頭。率に直すと8%でしかない。オースミムーン、テイエムハリアーの両雄にとって楽観できるデータではない。

 臨戦過程で最も優れた実績を挙げているのは牛若丸ジャンプS組。07年以降8頭が出走して[2・1・2・3]という成績で、馬券圏内に入れなかった3頭はいずれも落馬だった。つまり、完走すれば馬券圏内に入るという優れた実績を残している。3着以内に入った馬のなかで1番人気だったものはなく、2、5、2、4、11番人気と、馬券的にも妙味がある。

 今年の出走馬のなかで、前走が牛若丸ジャンプSだった馬は、アシュヴィン(2着)、シゲルキョクチョウ(4着)、オンワードデューク(7着)の3頭。なかでも◎アシュヴィンは期待できる。昨年10月に入障するまでは500万条件のごく平凡な競走馬だったが、障害未勝利戦を3馬身差、障害500万下を4馬身差で楽勝し、休み明けとなった前走の牛若丸ジャンプSでは2分の1馬身差の2着。4コーナーを先頭で回ったものの、休み明けで息が整っていなかったせいか最後の直線で差されてしまった。ただ、いずれジャンプ界の中心勢力に食い込んでいくのではないかと予感させる好内容だった。叩き2戦目の今回は最後まで息がもつだろう。

 ○オースミムーンは前述のとおり現在重賞3連勝中で、今年のジャンプ界の主役候補の1頭だ。始動戦として予定していた2月15日の春麗ジャンプSが雪で中止となり、予定が狂ってしまったが、逆にいえば1ヵ月前から臨戦態勢に入っていたということ。初めて背負う61キロも問題ないだろう。

 ▲テイエムハリアーは昨年秋の阪神ジャンプSでオースミムーンと直接対決をして2着に敗れているが、当時はテイエム61キロ、オースミ60キロと、こちらのほうが1キロ重い斤量を背負っていた。勝負づけが済んだとはいえない。長丁場のスタミナには自信がある。

 △シゲルキョクチョウは前走の牛若丸ジャンプSで4着。16キロ増の馬体重が示すとおり久々でやや重かった。今回はしっかり仕上げてくるだろう。

うま

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