ローズステークスで的中を呼び込む穴馬予想

ローズステークスの最終予想をするわよ！

出走頭数が12頭と例年よりとくに少なく、そのうえ実力の抜けた馬が見当たらない今回。

荒れる気配が強い一方で、あまり手広く買いすぎてもトリガミになりそうだから、予想が難しいわよね。

そこで今週は、点数と見込み配当のバランスを考えながら印を絞って、とっておきの馬を4頭だけ紹介することにしたの。

ページの最後にまとめてあるから、ぜひチェックしてちょうだい。


さっそく、確定した枠順を見てもらうわね。

枠番	馬番	馬名	性別	負担 重量	騎手	調教師	所属
1	1	メイショウショウブ	牝3	54.0	池添謙一	池添兼雄	栗東
2	2	ベストクィーン	牝3	54.0	幸英明	西橋豊治	栗東
3	3	ビックピクチャー	牝3	54.0	岩田望来	藤原英昭	栗東
4	4	ダノンファンタジー	牝3	54.0	川田将雅	中内田充	栗東
5	5	モアナアネラ	牝3	54.0	北村友一	石坂正	栗東
5	6	シャドウディーヴァ	牝3	54.0	岩田康誠	斎藤誠	美浦
6	7	アルティマリガーレ	牝3	54.0	浜中俊	佐々木晶	栗東
6	8	ウィクトーリア	牝3	54.0	戸崎圭太	小島茂之	美浦
7	9	ラシェーラ	牝3	54.0	藤岡佑介	笹田和秀	栗東
7	10	シゲルピンクダイヤ	牝3	54.0	和田竜二	渡辺薫彦	栗東
8	11	ビーチサンバ	牝3	54.0	福永祐一	友道康夫	栗東
8	12	スイープセレリタス	牝3	54.0	ルメール	藤沢和雄	美浦

詳しい予想に入る前に、月曜日のおさらいをしておくわよ。

■前走レース別成績
前走オークス組が中心だが、2勝クラス組も好走する
今年1勝クラスの馬は考えなくてよい

■前走着順別成績
前走成績がいいほど好走するが、とくに前走4着だと好成績
前走1800mで6着以降になった馬は切る

■レース当日人気別成績
単勝2倍を切った馬は複勝率100％
今年は1桁人気だけで考える

■馬体重別成績
480kgを超えない範囲で大きな馬が好成績
420kg未満の馬が勝てないなりに好走する


それじゃ、新たに2点のデータを使って、ローズステークスの予想を詰めていくわよ。

枠順別成績から見てちょうだい！

枠	１着	２着	３着	４着以下	勝率	連対率	複勝率
１	1	1	1	12	6.7%	13.3%	20.0%
２	1	1	2	13	5.9%	11.8%	23.5%
３	1	1	2	14	5.6%	11.1%	22.2%
４	1	1	0	16	5.6%	11.1%	11.1%
５	2	0	0	17	10.5%	10.5%	10.5%
６	1	2	0	17	5.0%	15.0%	15.0%
７	2	3	3	15	8.7%	21.7%	34.8%
８	1	1	2	20	4.2%	8.3%	16.7%

一見して目立つのは、該当数が少ないわりに健闘している1～3枠と、もっとも複勝率の高い7枠。
あとはおおむね横並びって感じ。

ただ今回1～3枠に入った馬はどれも、月曜日に調べたデータの面で不安があるのよね…。

印をつける際は各データを総合的に判断するけど、内枠だからといって安易に飛びつかないよう注意してちょうだいね。


次は、脚質別成績を見てもらおうかしら。

脚質	１着	２着	３着	４着以下	勝率	連対率	複勝率
逃げ	0	2	1	7	0.0%	20.0%	30.0%
先行	4	0	2	30	11.1%	11.1%	16.7%
差し	4	5	6	53	5.9%	13.2%	22.1%
追込	2	3	1	34	5.0%	12.5%	15.0%

逃げ馬が勝ちきれないなりに好走していることと、差し馬が比較的多く馬券になっていることがわかるわね。

今年は前に出る馬がやや頼りないから…
前崩れの展開に期待して後方の馬をメインで買いつつ、ハナを切りそうな馬にもツバをつけておくのがオススメよ。


そんなところで、今週の予想印を発表するわね。


シゲルピンクダイヤ（牝3）
【前走：優駿牝馬（G1）5番人気12着】

今回、複勝率のもっとも高い7枠に入ったシゲルピンクダイヤ。

阪神の外回りコースは、外目の枠から走ると距離のロスが怖いところだけど…
彼女のように後ろに控えて勝負できる馬にとっては大きな問題にならないわね。

そうそう、今回彼女の鞍上を務める和田Jは、2017年に当時8番人気だったラビットランを勝たせた張本人。
当時も後方で馬をガマンさせて、4角13番手から他馬をごぼう抜きにする競馬を見せてくれたわね。

ラビットランと同型なうえ、かねてより主戦を務めているシゲルピンクダイヤで挑む今回は、かなり期待できるわ。

このコンビを押さえておけば、ローズステークスは半分獲ったようなものよ！


アルティマリガーレ（牝3）
【前走：長久手特別（2勝クラス）1番人気1着】

夏の上がり馬として、月曜には注目穴馬に推していたアルティマリガーレ。

今回鞍上を務める浜中Jは、2013年のこのレースで当時10番人気だったウリウリを3着に導いたことがあるのよね。

過去10年の成績はそれなりだけど、穴を走らせた実績については高く評価したいわ。

アルティマリガーレはここまで調べたデータに不安なところもないし、調教でもキレのいい動きを見せてくれているわ。

最終追い切りは軽く流すだけにとどめた感じだけど、坂路を単走で4ハロン53.7-12.1といい時計が出ていたわね。

彼女が好成績を残せば、秋の競馬がかなり面白くなるわよ！


ダノンファンタジー（牝3）
【前走：優駿牝馬（G1）4番人気5着】

月曜日には真っ先に紹介していたダノンファンタジー。

レース当日までにわかりやすい好走材料が出てきて単勝2倍を切ったりすれば、いよいよ安心して買えるようになる、という話をしていたわよね。

ただ今のところ、そこまでハッキリした傾向が出ているわけでもない様子。

単勝2倍台の1番人気馬は、勝率20％に過ぎないのよね。

彼の入った4枠はそんなに成績がいいわけでもないし、鞍上をつとめる川田Jもこのレースでの成績はそれなりだし、最終的にはこの通り、連下評価としたわ。

あまり突出した馬がいない今年は、紹介するどの馬も勝つ可能性があるし、もちろん彼女についても例外ではないんだけど…
買い目を絞る際には、この子が1着になるパターンから切っていくのが効率的よ！


大荒れ気配なのに買い目を増やしにくい今年のローズステークス
どんなに点数を絞っても、この馬だけは押さえておいてちょうだい！




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