2017年中山記念で的中を呼び込む穴馬予想
絶対的中!豊富な競馬情報を元に様々な角度から分析した2017年中山記念
2017年中山記念開催情報
レース名 | 中山記念 |
クラス | G2 |
開催日 | 2017年2月26日(日) |
開催場 | 中山競馬場 |
レース番号 | 11R |
2017年中山記念直前予想
印 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 7 | アンビシャス |
○ | 10 | ヌーヴォレコルト |
▲ | 4 | リアルスティール |
☆ | 3 | ヴィブロス |
△ | 8 | ツクバアズマオー |
△ | 1 | ネオリアリズム |

今年で91回目の伝統の中山記念。
とは言え、例年とは大きく変わる点がひとつ。
“今年から4月の『大阪杯』がG1に格上げ”された事。
今年から新設G1の最重要の前哨戦が中山記念になるってことよ。
これまでは中山の非根幹距離(1800m)という事もあって、マイルのG1を目指す馬や、ドバイ遠征を控えてのひと叩きといった感じの馬、また非根幹距離を得意とする馬の目標と、様々な馬が出走していたわ。
大阪杯の前哨戦となった今年の出走メンバーを見ると、昨年までとそこまで変わらない…陣営も大阪杯に対してどう動いて良いか、分からない部分がまだまだあるってことのようね。
出走傾向が変わらない今年の中山記念で注意すべきは“ドバイ遠征を控えている馬”
まぁ、ここで仕上げ切っているわけはないわよね。
過去にドバイ遠征を控えて中山記念を勝ち切った馬はドゥラメンテやヴィクトワールピサ、ジャスタウェイなど、ドバイでも勝負になるような歴史的名馬だけ。
今年の出走馬に果たしてそこまでの馬がいるかしら…
それじゃ、今年の出走馬を見ていくわよ!

次に、月曜日に出したデータを振り返っておくわ。
【前走クラス別成績】
好走するのは重賞組で中でもG1組はかなり強い。
【前走着順別成績】
勝ち馬は前走1着・4着からが多い。
ただし、2着に入る馬は前走掲示板外からが多い。
【前走人気別成績】
中心になるのは前走1番人気・2番人気の馬。
【所属別成績】
勝ち馬は関東馬が多いけど、全体的には関西馬優勢。
それじゃ、ここからは新しいデータを使って予想していくわ。
以下のデータは、中山記念過去10年分のデータになるわ。
まずは、人気別成績


基本的に勝ち馬は1~3番人気から出ると考えて良さそうだわ。
過去に6番人気で勝った2007年のローエングリンに関しては、以前に中山記念を勝った事があったように、能力も中山適性も高かった馬。
あの時の低評価は年齢歴な衰えが懸念されて人気を落としていた形だったわね。
ちなみに、今年はローエングリンのようなタイプの馬はいないわ。
また2010年に13番人気でトーセンクラウンが勝っているけど、この年は2着も12番人気のテイエムアンコールでメチャクチャなレースだったから完全度外視で問題ないわ。
頭は3番人気以内の上位で決め打つのがセオリーよ!
次に、脚質別成績


これは予想通り、圧倒的に先行馬の成績が良いわね。
中山の内回りで、コーナー4つの非根幹距離だから、位置取りの優位性を確保できる先行馬が有利なのは当然の結果ね。
データ的に差し馬も来てるけど、過去10年の勝ち馬はすべて最終コーナーで6番手以内には位置しているわ。
極端な後方待機では勝負にならないのは明白ね。
【逃げ】
・クリールカイザー
・マイネルミラノ
【先行】
・アンビシャス
・サクラアンプルール
・ヌーヴォレコルト
・ネオリアリズム
・ロゴタイプ
【差し】
・ヴィブロス
・ツクバアズマオー
・ヒラボクディープ
・リアルスティール
最後は年齢別成績


特筆すべきは高齢馬の活躍だと思うけど、過去、8歳にして中山記念を勝った2頭はカンパニーと前述したローエングリン。
2頭とも8歳以前に中山記念を勝った経験があったように、高い能力と中山適性を兼ね備えていた馬よね。
その点、今年唯一の8歳馬クリールカイザーは衰えが隠せないし、中山記念での好走経験もないから厳しいって判断で大丈夫だわ。
7歳で中山記念を勝ったのもカンパニーだから、高齢馬が強いレースってわけじゃなく、たまたま強い高齢馬が勝った過去があるって事ね。
基本4~5歳馬狙いのスタンスで間違いないわ!
【4歳】
・ヴィブロス
【5歳】
・アンビシャス
・リアルスティール
【6歳】
・サクラアンプルール
・ツクバアズマオー
・ヌーヴォレコルト
・ネオリアリズム
【7歳】
・ヒラボクディープ
・マイネルミラノ
・ロゴタイプ
【8歳】
・クリールカイザー
それじゃ、ここまで出したデータをまとめるわ。
【前走クラス別成績】
好走するのは重賞組で中でもG1組はかなり強い。
【前走着順別成績】
勝ち馬は前走1着・4着からが多い。
ただし、2着に入る馬は前走掲示板外からが多い。
【前走人気別成績】
中心になるのは前走1番人気・2番人気の馬。
【所属別成績】
勝ち馬は関東馬が多いけど、全体的には関西馬優勢。
【人気別成績】
勝ち馬は1~3番人気から。
【脚質別成績】
先行馬が圧倒的に有利。
【年齢別成績】
基本4~5歳馬狙いのスタンスでOK。
これらのデータと各馬のレース内容から私の印を発表するわ。
◎アンビシャス
○ヌーヴォレコルト
▲リアルスティール
△ツクバアズマオー
△ネオリアリズム
☆ヴィブロス
それじゃ、1頭ずつ触れていくわ。

アンビシャス(牡5)
【前走:天皇賞(秋)(G1)4着(4番人気)】
昨年の『中山記念』では、あのドゥラメンテにクビ差まで迫り、リアルスティールには半馬身先着しているように適性は高そうね。
また昨年の産経大阪杯(G2)では、キタサンブラックやショウナンパンドラ相手に快勝しているわけだから能力も相当に高い馬よ。
人気だと来ない、人気が落ちると来る、みたいなイメージの馬だけど、ルメール騎手とのコンビでは連対率100%だし、今回は順当に勝つと思うわ!

ヌーヴォレコルト(牝6)
【前走:香港ヴァーズ(G1) 4着(5番人気)】
忘れていると思うけど、2015年の『中山記念』の勝ち馬よ。
今年の出走馬で、過去にこのレースを勝っているのはヌーヴォレコルトだけ。
ただでさえリピーターの多いレースだし、十分に勝ち馬の資格は持っているわよね。
2015年の『産経賞オールカマー』でも全盛期のショウナンパンドラの2着に好走していて、中山は連対率100%なのよね。
前々走~前走を見ていても完全復調気配だし、鞍上の岩田騎手も先週で完全復調気配。
人馬ともにベストな状態にあると言えるわ!

リアルスティール(牡5)
【前走:ジャパンカップ(G1)5着(2番人気)】
事前予想ではこの馬の強さを強調したけど、正直取り捨てに悩む存在になってきたわ…
『ジャパンカップ』や『安田記念』のように先行策では結果が伴わない馬だし、今回は差す競馬に徹する予感がするのよね。
いくら戸崎騎手が名手といってもテン乗り。
この馬がどれだけの脚を使えるか把握していないのは死角よね。
状態に関してもピークはドバイ、今回は8分程度のはず。
果たして勝ち負けに持ち込めるかしらね…
能力はG1級の馬だから押さえとして▲の評価にしたわ。

ツクバアズマオー(牡6)
【前走:中山金杯(G3)1着(1番人気)】
昨年から急激に馬が良くなったわよね。
ステイゴールド産駒らしく、中山は大得意。
それはゴールドアクターと0.2差の僅差のレースだった、3走前の『産経賞オールカマー』でも証明済みよね。
穴馬の中では人気しそうな気配は余計だけど、馬券妙味はたっぷりだから狙って面白い存在だと感じるわ。
能力以外で死角を挙げれば脚質かしら。
勝ち負けに持ち込むためには、いつもより前々での競馬を意識して欲しいわね。

ネオリアリズム(牡6)
【前走:香港マイル(G1)9着(3番人気)】
この馬はマイラーなのかしら?
それとも中距離馬なのかしら?
1800mぐらいが一番合っているとは思うけど。
昨年の『札幌記念』や『マイルチャンピオンシップ』で頭角を現してきたけど、どちらも人気薄の好走で、ルメールとムーアの好騎乗が大きかった気がするわ。
今回が試金石の一戦になるから、正直あまり買いたい馬ではないけど・・
あのモーリスを覚醒させた名門厩舎の馬だし、この馬も覚醒していても驚けないのが本音。
押さえておく必要がある馬よ!
G1大阪杯へつながる伝統の中山記念
“上位人気馬をまとめて負かす可能性”
エビコが目を付けた穴馬とは!?

ヴィブロス(牝4)
【前走:秋華賞(G1) 1着(3番人気)】
デビューからまだ7戦のキャリアしかない未熟な馬。
しかも、牡馬の一線級とは今回が初対決になるわね。
昨年末時点では馬体の成長もあまり感じられなかったし、正直不安だらけの馬ではあるわ!
でも、それらの不安要素を補うだけの魅力とポテンシャルを感じる馬でもあるのよね。
走らない方が不思議なハルーワスウィートの子供
大成しない方が不思議な佐々木主浩オーナーの持ち馬
お姉さんヴィルシーナの背中を知る内田博騎手騎乗なら、積極的な競馬でギリギリまで残してくれそうな気がするわ!
