
秋の天皇賞のステップレースの1つ、
毎日王冠(G2)が始まるわね!
私は2007年の毎日王冠が印象的だったわ!
だって、8番人気のチョウサンが1番人気のダイワメジャーに勝ったんだもの。
あのとき初めて馬券を買う友人に競馬のイロハを教えてあげて、折角だからと20,000円馬券代を渡したの。
ダイワメジャーを軸にすることを勧めたけど、その子はチョウサンを軸に買うって…。
結果的にチョウサンの勝利で三連複20万円になったわ。
私もチョウサンを相手に押さえてはいたものの、その子に言える言葉はなくなったわ…。
さて、本題に戻ろうかしらね。
今年の注目は、6歳馬サトノアラジンと4歳マカヒキ、3歳ソウルスターキングの3頭。
距離や直近の実績を考えると、1番人気はソウルスターキングになるでしょうね。
このレースでは、1番人気が馬券に絡む率は高いんだけど、
人気薄もちらほら馬券に絡むからチョウサンのような穴馬には気を付けようって話。
買い方の参考に、10年分の結果を用意したわ。
2011年は堅い決着だったけど、それ以外はまずまずの配当。
10万馬券は4回、そのうち3回が30万馬券となっているの。
詳しくはこれから紹介するけど、今年は堅めの決着という結論に至ったわ!
その分、絞り込んで小点数に絞り込むわよ!
まずは、登録馬を紹介するわね。
今年の登録馬は12頭、少ないように思えるけど平均程度なの。
それでも高配当が出てきたって言うのは不思議よね。
それじゃ、
過去10年分のデータを使って毎日王冠の予想を始めるわ!
最初は、前走クラス別成績から。
パッと見で、
前走重賞組から考えたいわね。
OP特別・条件戦から馬券に絡んだ馬の傾向を調べてみたら、その2頭は1番人気1着で挑戦した馬だったわ。
マッチレスヒーローはダート路線ということもあるし、条件にも合わないから切るわね。
この先、どんな重賞から参戦している馬が好成績だったのか調べてみたわ。
なるほど、前走G1からの参戦で偏りはないのね。
個人的に気になったのは3歳馬の活躍、ダービーとNHKマイルカップからの参戦馬。
・2012年のジャスタウェイ
(12番人気2着)、前走ダービーを15番人気11着
・2010年のアリゼオ
(6番人気1着)、前走ダービーを6番人気13着
・2012年のカレンブラックヒル
(1番人気1着)、前走NHKマイルカップを1番人気1着
・2010年のエイシンアポロン
(8番人気2着)、前走NHKマイルカップを4番人気9着
前走NHKマイルカップは、まだ前走の人気から考えられなくもないけど、前走ダービー組は怖いわね。
冒頭で30万馬券が3回という話をしたけど、その2回が2012年と2010年なのよね。
3歳馬が台頭することがあれば、1頭だけじゃない可能性があると思った方が良いわ。
今年の3歳馬は、オークスを勝ったソウルスターリング、ダービー12着のウインブライト、同じくダービー14着ダイワキャグニーよ。
ウインブライト・ダイワキャグニーが他のデータと合致したら注意したいわ!
G2は1勝しかしていないから割愛。
G3は、エプソムカップから参戦する馬に注目したいわね。
ただし、エプソムカップから参戦した馬でここを勝ったのは、当日の1番人気だってことを考えると
ヒストリカルが勝つのは難しそうね。
次は、前走着順別成績。
目立つのは
前走1着だった馬の5勝だけど、率で言うと前走5着以内の馬を中心に考えたいわね。
ただ、掲示板外組を見てみると、馬券に絡んでいる馬は10頭それなり。
相手として、しっかり条件を見つけたいわ。
まずは、
前走掲示板組から今年勝ち馬が出るか?を調べてみたわ。
掲示板から巻き返して勝った馬は、以下の2頭よ。
・2008年のスーパーホーネット
(2番人気1着)、前走の安田記念を1番人気8着
・2010年のアリゼオ
(6番人気1着)、前走のダービーを6番人気13着
勝ち馬は「前走掲示板組」「6着以下なら前走G1組で当日の一桁人気」で考えたいわ。
フォーメーションや馬単で馬券を買う人は、参考にしてみてちょうだい。
次は、馬券に絡む条件を探してみたわ。
共通点を探してみたら、
10頭中9頭がそれまでの東京重賞で馬券に絡んだ経験があったの。
ここで切る対象となるのは、ウインブライトとダイワキャグニーの2頭。
「2頭の3歳馬が大荒れを起こした!」って話にはならなそうよ。
最後は、年齢別成績。
本番の天皇賞では4~5歳が勝ち馬の中心だけど、
毎日王冠では3~4歳の馬が好成績を残しているわね。
5歳馬以上で、どんな馬が馬券に絡んだのか調べてみたんだけど、
16頭中15頭が前走一桁決着という共通点が見つかったわ。
対象から漏れた1頭はダイワメジャー。
そもそもマイラーだったダイワメジャーは、中山が得意だったという理由だけで有馬記念でも馬券に絡んでいるけど、それ以外の競馬場で2000mを超えるレースで馬券に絡んだことは無いの。
つまり、ダイワメジャーの前走着順は気にしない方が良いって話。
このデータの結論として、5歳以上の馬は前走一桁決着を条件にするわ。
ここで切れるのは、ヒストリカルとワンアンドオンリーの2頭よ!
それじゃ、これまでのデータをまとめるわ!
■前走クラス別成績
今年は、前走重賞組で考えたい
■前走着順別成績
今年の勝ち馬は、前走掲示板組
■年齢別成績
3~4歳の成績が良い
5歳以上の馬は前走一桁決着を条件
というものだったわ。
12頭立てのレースで切れた馬は、人気薄になるだろう5頭。
データから7頭立てになったけど、まだ小点数に決められる状態ではないわね。
まだ確実ではないけど、
最終予想では馬連 or 馬単2点って感じの結論になると思うわ。
とりあえず、現時点での注目馬を紹介していくわね。
ソウルスターリング(牝3)
【前走:オークス(G1)1着(1番人気)】
新馬戦から4連勝、怪物フランケルの子供として注目されている馬。
これまで6戦5勝、馬券を外したことがない馬ということで軸に考えている人も多いと思うわ。
データでもマイナスになるものは一切ないし、注目せざるを得ない存在よね。
過去に毎日王冠に出走した牝馬は、昨年の勝ち馬ルージュバックとダービー馬であるウォッカが2回の述べ3頭。
母数は少ないけれど連対率は100%と、ここに挑戦する牝馬というだけで買う価値があると思うわ。
ただ、
今回は初の古馬との対決だし、相手はG1馬ということで本当に通用するのか?という疑問があるのも事実。
現状では馬連の軸にするならこの馬と考えているけど、オッズ次第というのも正直なところ。
データをもとに、調教やオッズ次第で最終判断をするわ!
マカヒキ(牡4)
【前走:大阪杯(G1)4着(2番人気)】
サトノダイヤモンド世代のダービー馬。
当時は、サトノダイヤモンドに2戦連続して先着したことから、
史上最強の3歳世代の最強牡馬と言われたわね。
ダービー後には、凱旋門賞に参戦。
前哨戦のニエル賞を無難に勝ったものの、
本戦では14着と初の凱旋門勝利はお預け状態になったわね。
国内に戻り2戦したけれど、強豪相手に掲示板を外さない程度の走り。
「やっぱりサトノダイヤモンドの方が強いでしょ?」と世間のバッシングもあるわ。
国内のレースを走っていれば、結果は変わっていたかもしれないと思うと、ハンカチ王子を思い出すわね…。
データでも、勝率で言えば前走4着馬が最も高い数値と、ソウルスターリングに引けをとるものではないわ。
陣営も種牡馬になった際の問題があるから、天皇賞の前哨戦だからといって中途半端な状態で挑んでくるはずはないわ。
最強牡馬の称号を獲り返すためには、牝馬相手に負けられないわよ!
サトノアラジン(牡6)
【前走: 安田記念(G1)1着(7番人気)】
なんども上位人気に支持されるも、なかなかG1が勝てなかった…。
G2を連勝して挑んだ去年のマイルチャンピオンシップ(G1)でも1番人気に支持されるも5着。
前走の安田記念では7番人気だったけど、5着までクビ差という僅差ではあるのもの念願の勝利をつかみ取ったわ!
確かにG1馬にはなったけれど、マイラーのサトノアラジンに1800mはどうなのか?
これまでの1800mは5戦して3回馬券に絡んでいるけど、最後の1800mは2年前だから気になるわ。
データ的には該当するけど、
6歳ということで軸にする馬ではないわ。
直前予想で最終的な判断をするけど、ソウルスターリング軸の馬連ならば配当を踏まえて切りって感じになると思うわ!
グレーターロンドン
【前走: 安田記念(G1)4着(6番人気)】
これまで8戦して掲示板を外したことがない5歳馬のホープ!
安田記念で初めて馬券から漏れたけど、
条件戦から5連勝で挑んだG1で4着は高評価!
残り400m辺りで、どのタイミングで抜けだすか迷っていたようだけど、もうちょっと早めに動いていればレッドファルクスよりも先着していたんじゃないかしらね。
マカヒキ同様に今回紹介したデータでは、ソウルスターリングに劣らないものとなっているわ。
馬単でいくならば、この馬も候補の1頭よ!
今年は大荒れしないだろう毎日王冠
ただ、中荒れになるなら”この馬”の存在!
相手からは外しちゃダメよ!!
アストラエンブレム
【前走: 新潟記念(G3)2着(1番人気)】
上記で紹介した4頭と実績を比べると、インパクトはちょっと弱いわね。
というのも、これまで13戦して勝利数は5回だけど、
重賞での勝利がないのよね。
でも、
掲示板を外したことがない安定した実績から、相手には抑えたい1頭ではあるわ。
馬券を外したのは、シンザン記念(G3)・ ニュージーランドトロフィー(G2)・京都金杯(G3)の4着。
ここで気付きたいのは、
馬券を外したのは右周りだったということ!
逆に左回りでは馬券を外したことはないの!
このメンバーなら伏兵と呼ばれるこの馬だけど、軽視できないわ!