フィリーズレビュー

阪神11Rフィリーズレビュー(GⅡ・芝1400m)
◎11 ホッコーサラスター
○01 ベルカント
▲07 ホウライアキコ
△02 ダンスアミーガ

 2歳時の勢力図なら、デイリー杯2歳Sをレコード勝ちしたホウライアキコと、ファンタジーSを逃げ切ったベルカントでなんでもないレースだ。しかし、それから3ヵ月が経過し、勢力図は刻々と変化している。3歳春にグンと伸びてくる馬もいるので、過去の実績にとらわれすぎるのは危険だ。

 ◎ホッコーサラスターはここまで5戦2勝。全5戦の成績は[2・2・1・0]と崩れていない。勝った2レースは4コーナーで12、11番手。敗れた3レースは4、3、3番手。脚をギリギリまで溜めて直線でそれを爆発させるレースが向いている、ということは池添騎手も手の内に入れているだろう。前走のレースぶりは圧巻で、勝ちタイムの1分22秒0(重)は、翌週、良馬場で行われた古馬準OPとわずか1秒2しか違わない。馬場差を考えれば相当優秀な時計であり、重賞でも十分通用するレベルにある。ホッコーブレーヴ(アルゼンチン共和国杯5着)の半妹で、昨年の当レースを制したメイショウマンボと同じ高昭牧場の生産馬。前が飛ばす速い流れを後方で追走し、直線で弾けるように外から差し切る姿が目に浮かぶ。

 阪神競馬場は木曜日に55ミリの雨が降った。その影響で金曜昼時点の馬場状態は稍重。たとえこのまま回復したとしてもパンパンの良馬場にはなりそうもない。○ベルカントはこうした馬場に強いタイプだろう。2戦目の小倉2歳Sは重馬場で行われ、ホウライアキコの2着に敗れた。しかし、このレースは、前半3ハロンが33秒1という超ハイペース。道悪でこのペースで飛ばして大バテしなかったのは強いとしか言いようがない。ごく普通のペースなら逃げ切っていた可能性が高い。牝馬らしからぬ筋骨隆々とした馬体はパワー満点で、現在の粘っこい阪神芝はこの馬向きだろう。

 ▲ホウライアキコは過去レコード2回が示すとおり時計勝負に強い軽快なタイプ。道悪の小倉2歳Sも勝っているが、このときはベルカントが引っ張る速い流れに乗じたものだった。当時は完成度の高さで1頭抜け出た存在だったが、3歳春ともなれば他馬の成長が追い付いてくるので、唯一の重賞2勝馬といっても楽観はできないだろう。

 穴をあけるとすれば△ダンスアミーガ。父は軽いスピードタイプのサクラバクシンオーだが、母が欧州スタミナ型のエルコンドルパサーで、2代母はオークス馬ダンスパートナーという良血。母方に抱える底力あふれるスタミナ血統が父の線の細さを補っており、一発長打が期待できる配合だ。渋り気味の荒れ馬場は歓迎だろう。

うま

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