G1レース展望
先週土曜日に行われた愛知杯では、私の本命のリーサルウェポンの2着をはじめ、1着バウンスシャッセ、3着アースライズと1着~3着馬のすべて印が入ったことで
3連単34万馬券の的中を獲ったという読者さんもいらっしゃったみたいですね。
私の予想を参考にして大きな的中を獲っていただけて良かったです。
ぜひ今週も期待してください!


さぁ、今週は中山で行われる中距離G2のアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)を展望して行きます。
かつては有力馬が出走していたレースですが、近年ではやや小粒な印象を受けます。
昨年はゴールドシップが参戦をしながらもまさかの着外。
この時期特有の馬の作り方の難しさなどがあるのでしょう。
ここでは、主にデータを使った予想ですが、当日の状態や馬体重などにも注意が必要になるでしょう。

まずは枠順から見ていきましょう。

枠番 馬番 馬名 性別 負担
重量
騎手 調教師 所属
11マイネルフロスト牡556.0松岡正海高木登美浦
12アップルジャック牡856.0原田和真堀井雅広美浦
23ディサイファ牡757.0武豊小島太美浦
24ショウナンマイティ牡856.0コントレ梅田智之栗東
35クランモンタナ牡756.0三浦皇成音無秀孝栗東
36サトノラーゼン牡456.0ベリー池江泰寿栗東
47ショウナンバッハ牡556.0戸崎圭太上原博之美浦
48ステラウインド牡756.0蛯名正義尾関知人美浦
59ライズトゥフェイム牡656.0石川裕紀加藤征弘美浦
510ルルーシュ牡856.0柴田善臣藤沢和雄美浦
611スーパームーン牡756.0ルメール藤沢和雄美浦
612フラガラッハ牡956.0高倉稜松永幹夫栗東
713ヤマニンボワラクテセン556.0藤懸貴志松永幹夫栗東
714スズカデヴィアス牡556.0藤岡康太橋田満栗東
815マイネルディーン牡756.0大野拓弥鹿戸雄一美浦
816マイネルメダリスト牡856.0柴田大知田中清隆美浦


それでは、データ面からAJCCを紐解いていきます。


1番人気(2-0-0)
2番人気(3-3-2)
3番人気(1-0-2)
4番人気(2-0-0)
5番人気以下(2-7-6)
3年連続1番人気が馬券圏外に外れている通り1番人気の信頼度はかなり低いです。
昨年のゴールドシップこそ謎の大敗でしたが、2014年は特には疑問符が付く1番人気でした。
2014年はクラシックやG1戦線で活躍した差し置いて1600万特別を勝ったレッドレイヴンでした。
他の馬が近走振るわなかったのもありますが、ちょっと過剰人気かなと思いました。
結果は4着とまずまず走っていますが、プラス20キロの馬体重増が堪えましたね。
2013年の1番人気はルルーシュで、馬体重も有馬記念から減っており良かったのですが結果は7着。
馬は上位人気に支持される成績ですが、騎手は少し敬遠したくなる外国人ジョッキーでした。
過去の勝ち馬を見てもG1で好走実績があるか、G1を勝てるだけの能力がある馬に見えます。
ポイントはそこかなと。
馬の能力を見極めるのは必要になりますね。

有馬記念(4-2-1)
中山金杯(2-2-1)
金鯱賞(1-0-2)
ステイヤーズS(1-0-0)
ディセンバーS(0-1-1)
1番相性の良い有馬記念からの参戦は今年はありませんので、中山金杯組が一つの目安になるでしょう。
1600万やオープンからの参戦で馬券への絡みも見られます。
ただ、ステイヤーズSからの参戦は一気の距離短縮になるので注意は必要でしょう。
有馬記念からの参戦が無いと言うことは、裏を返せば実力伯仲な訳で、あっさり人気サイドで決まるという事も考えにくいです。
どの馬にも狙える要素もあれば、消せる要素もあります。
どのレースレベルが高いのかを見る必要性はありますね。


1着(1-2-3)
2着(1-0-2)
3着(1-1-2)
4着(1-0-0)
5着(2-1-0)
6~9着(2-3-3)
10着~(2-3-0)
前走が重賞がほとんどのこのレースでは着順はそんなに影響しなさそうです。
特に、有馬記念からの参戦が多いこのレースでは、有馬記念に出るレベルなら何着でもここでは好勝負必至と言う事です。
今年は、G1組がおらずG3、オープン、1600万と言う組み合わせですので、このレベルなら逆に前走の着順を重視してみてもいいかもしれません。
着外の馬を見るときはその馬のレース振りを良く見てみましょう。


関東(6-7-6)
関西(4-3-4)
所属別では実力拮抗でしょうか。
特に関東馬は連覇が多く見られここ2年は関東馬が上位を占めていますので、
まずは関東馬の取捨から入ったほうが良さそうです。



 1番:(3-2-2)
 2番:(2-6-6)
 3番:(4-4-5)
 4番:(3-3-5)
 5番:(3-5-4)
 6番:(3-0-1)
 7番:(2-2-3)
 8番:(2-2-0)
 9番:(4-0-8)
10番:(2-2-0)
11番:(4-2-3)
12番:(4-3-0)
13番:(3-1-0)
14番:(1-3-3)
15番:(0-3-1)
16番:(0-0-0)
17番:(1-0-0)
18番:(0-3-0)
まず2013年からの3年間の中山2200mのデータになります。
特異なコースなのでデータはやや少なめですが、比較的勝率等の良い馬番は9番から12番くらいと真ん中やや外になってます。
しかし、フルゲート揃う事が多くないコースですので、外枠だからといって嫌うのは良くないかもしれません。

最後にひとつ気になったデータをお話します。
過去5年の勝ち馬全て、前年のG2で連対をしていると言うデータです。
内、2頭は中山のG2を勝っています。
やはり、コース適性は重要な要素です。

最後に馬場傾向に軽く触れておきます。
馬場は内よりも真ん中当たりが良い伸びを見せています。
2ヶ月連続開催の最後に迫り、内側が有利と言うことはないかもしれません。
ペースによっては外差しも決まるでしょう。

それでは、ここで今週の出走馬の中から特に注目すべき馬を発表します。


ディサイファ
昨年は重賞を2勝し天皇賞でも3番人気に支持された実力馬です。
苦手と見られていた右回りで先行して勝利したように脚質にも幅が出てきました。
今回の舞台は決してプラスとは言えませんが実力はメンバー随一ですのであっさり勝ってもおかしくはありません。
しかし、適距離の1800m~2000mに比べると1ハロン長い印象はあります。


サトノラーゼン
昨年のダービー2着馬です。
秋は、期待ほどの成績を収めることは出来ませんでしたが、さすがにダービー2着馬を侮るわけにはいきません。
中山はセントライト記念で1回走り結果は7着とコース適性についてはいささか疑問です。
克服すべき壁は中山競馬場でしょう。


マイネルフロスト
相手なりに堅実に走るのが魅力の馬です。
が、その半面勝ち味に遅いと言う印象もあります。

前走の中山金杯も完全に勝ちパターンに持ち込んだにも関わらずヤマカツエースに差され2着と、ツキに見放されている感もあります。
間隔は短いですが前走くらいの出来をキープできるかがカギでしょう。


ライズトゥフェイム
中山競馬場でレースを1番経験しているのがこの馬です。
中山で14回走って複勝率が約64%と3回に1回は中山で馬券に絡んでいます。
中山と言う適性がもの言う競馬場ではこの経験値はアドバンテージになります。
前走の中山金杯では後方からの追い込みはメンバー最速の32.6で上がっています。
2着のマイネルフロストとのタイム差はたった0.1差です。
コース相性の良さで狙ってみたい1頭です。


ショウナンマイティ
G1勝利を期待されながらこれまで上げた重賞勝利は2012年の産経大阪杯のみ。
2013年、2014年の安田記念では2着、3着と好走を見せますが勝利までには至りませんでした。
今回は長い休み明けと決して良い条件ではないですが、オルフェーヴル世代を代表する馬として大注目です。

それではここで私のオススメの穴馬をご紹介します。
是非、馬券検討の参考にしてみてください。






ヤマニンボワラクテ
この馬の鞍上の藤懸貴志騎手とのコンビが多いこの馬ですが、過去13回コンビを組んで12回で3着以内に入っています。
過去の成績を見ても長いところを意識的に使われており、距離への不安は一切ないです。
母系を見るとスピードに秀でた馬が配合されているのですが、エリシオの血を持つ馬は比較的長い所での活躍が目立ちます。
ですので、距離はもっとあってもマイナスにならない程の長距離適性を感じます。
比較的ゆっくり流れやすいこのコースで前で競馬を出来ますし、そこまで強くないメンバーなので上り馬的な位置づけで一発を期待します。




スズカデヴィアス
もう一頭の注目穴馬はスズカデヴィアスです。
逃げ馬なので肝心なのはペースになります。
昨年2着に入った京都記念では1000m通過が1:01.2とこの馬のペースに持ち込めました。
その後も12秒台前半のラップが続きラクとは言えない展開を、上り34.0でまとめての2着。
勝ったラブリーデイとハナ差を考えれば評価できるレースだと思います。
今回は間違いなく自分でペースを作るでしょうし、人気もしないでしょうから付いてくる馬もいないでしょう。
そうなって気分よく行ければ一人旅もあります。





それでは、アメリカジョッキークラブカップの予想を行っていきましょう。

明日、関東地方では再び雪の予報が出ています。
悪天候の影響で重馬場となれば、その適性を持つ馬が一気に優位となります。
そこを踏まえてどの馬を狙うべきか、説明していきます。

今回、メンバーのほとんどがサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ競走馬ですが、重馬場適性はまちまち。
ディープインパクト、ゼンノロブロイ、ステイゴールドの産駒が多く出走していますが、ディープインパクト産駒は『中山・重』を苦手としており、勝率が低くなっています。
残るゼンノロブロイ、ステイゴールドの勝率に大きな差は無い物の、連対まで見ればステイゴールド産駒に軍配が上がるため、狙い目となるでしょう。

しかしこの条件で1番良い成績を出しているのはキングカメハメハ産駒。

キングカメハメハの父は先日安楽死処分が下されたキングマンボ。
その父はミスタープロスペクターと、スピード豊かなパワー型種牡馬となっており、産駒の傾向として良馬場・重馬場共にこなせる万能タイプ。
今回のような急な悪天候下の条件でも十分力を発揮できると言えます。

今回はキングカメハメハ産駒のような、パワーに優れ重馬場対応が出来る馬を中心に予想を立てました。

それでは、私の印を発表します。

×ライズトゥフェイム

☆ディサイファ

△ヤマニンボワラクテ

▲ステラウインド

○スーパームーン

◎スズカデヴィアス

×ライズトゥフェイム
月曜日にもお話ししましたが、中山巧者と言う意味ではこの馬が一番かなと思います。

父はサンデーサイレンス系、母系はサドラーズウェルズ系とバリバリの欧州血統です。
サドラーズウェルズ系は日本では好成績を収めていませんが今回の天気予報なら狙う価値はあると思います。
中山巧者はプラスなんですが、父がゼンノロブロイなのでこの評価にしました。

☆ディサイファ
実績はメンバートップクラスですが、1番の懸念材料は馬に残っている疲労ですね。
秋3戦でめいっぱいの競馬をしてきている為、上積みは期待できないでしょう。
G1戦線で戦ってきている実力馬なので無視は出来ませんが、この評価が妥当かなと思います。

△ヤマニンボワラクテ
コチラの母系はノーザンダンサー系で母父はエリシオ、その父はフェアリーキングとどちらかと言えばスピードの優れた母系だと感じます。
そこにパワー型のキングカメハメハが配合された結果、パワーが求められる中山で好成績を上げる事が出来ているのかもしれません。
力関係が未知数なのでこの評価にしました。

▲ステラウインド
父はゼンノロブロイの為あまり相性が良くありませんが、母系に目を向けてみるとテイエムオペラオーの母であるワンスウエドが曾祖母になっています。
テイエムオペラオー自身は重馬場を得意としていましたので、血の巡りを考えても悪い馬場が向いていないとは思えません。
ゼンノロブロイにはミスタープロスペクターの血が流れているのでキングカメハメハに似ている所もあります。
AJCCと同じ条件の1600万下を勝った実績があり、コース適性は問題なし。
更に近走では調子を上げていますので期待しましょう!


○スーパームーン
この馬はブライアンズタイム産駒で、近年少なくはなりましたが日本が誇る大種牡馬の一頭です。
実は、このブライアンズタイム産駒も重馬場を得意としています。
母父がサドラーズウェルズとこちらもバリバリの欧州血統で、スピードよりはスタミナに秀でた馬かと思います。
雪が降りスタミナが求められる展開になれば上位争いも可能でしょう。
勝ち味に遅い面はありますが、狙ってみたい面白い一頭かなと思います。


◎スズカデヴィアス
月曜のデータなども加味して本命に指名したのはスズカデヴィアスです。
やはり、決め手は父キングカメハメハで昨年は京都記念を制しており、以降は距離が長かったですね。
血統から見ても中距離が良いでしょうし、前回からの距離短縮もプラスです。
今回は自分でペースを作れるのも良いですし、馬場が悪くなれば他馬も自分の馬に気を使うのであまりマークも厳しくはならないでしょう。
となれば、その隙をついて自分の競馬が出来れば一発も十分に期待できます。


と6頭挙げましたが、キーになるのは天気でしょう。
重馬場対応が可能なパワーやスタミナに優れた馬をピックアップしました。
週末は、気象庁も大寒波が来ると断言しておりますので、悪天候ならばこの馬たちで決まりですネ!
うま

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