
産経賞オールカマー(G2)の準備が整ったわ!
こないだの月曜日に伝えたように、1番人気は
ステファノスになるのかしら?
過去10年に中山競馬場で行われた、このレースの1番人気の
複勝率は88.9%だったわね。
事前データでもマイナス要素がないから、
ステファノスは軸として安心できそうよ。
問題は相手探し。
大荒れ傾向はないから、むやみな穴狙いは禁物よ!
予定通り、ステファノスを軸に
一桁人気8頭の中からしっかり根拠のある相手を探すわ!
最終的に絞り込んだのは、
3連単1頭軸マルチ相手4頭の36点!
先週の的中分は大きな額ではないけど、それを全額張れる情報が揃ったから期待してちょうだい!
まずは確定した枠順を見てもらうわね。
予想に入る前に、事前のデータをおさらいするわ。
■前走クラス別成績
中心に考えたいのは
前走G1・G2組かつ
当日の上位人気
勝ち馬は
アルバート・ステファノス・ルージュバック・タンタアレグリアの中から出る
■前走着順別成績
前走の着順に執着しては危険!
二桁着順だった馬は、以前に
中山競馬場で連対した経験があれば押さえる
■当日の人気別成績
3連系の馬券ならば
1番人気を軸に考える
前走
G3以下のクラスに出走し、
当日6~9番人気になった馬には注意したい
また、前走で掲示板決着だった馬は特に注意!
というものだったわ。
ここからは
2014年に新潟で行われたレースを除いた過去9年分のデータを2つ使って、オールカマーを紐解いていくわよ!
最初は、脚質別成績から。
直線が310mということもあり、
前で競馬をする馬の勝ち鞍が目立つわね。
事前データと併せて考えると、勝ち馬は人気所の
ステファノス・
タンタアレグリアのどちらかになると思うわ。
逆に、
追い込み馬は過去35頭いたけど1頭も馬券に絡んでいないのよね。
掲示板に入ったのも2頭だから、後方から勝負する馬にはマイナスが必要よ!
差しか追い込みか曖昧にはなるけど、一桁人気で後方から競馬しそうなのは、
アルバート・ツクバアズマオー・ デニムアンドルビー・ブラックバゴ・モンドインテロ。
他のデータでマイナス点があれば切るわよ!
次は、騎手別成績。
前走と同じ騎手が乗った馬の成績が良いことがわかるわ。
連対率までで考えると、その差は顕著ね。
馬連・馬単で馬券を買う人は活用してちょうだい!
今回は乗り代わりが大半。
前走から同じ騎手が手綱を持つのは
ショウナンバッハ・ステファノス・タンタアレグリアの3頭よ!
ついでに、今回参加する騎手の中で、これまでにオールカマーに複数回出走して好成績を残している騎手を紹介するわね。
・吉田豊騎手
(0,0,4,2)、6戦して複勝率66.7%
今回ツクバアズマオーに騎乗するわ。
・蝦名正義騎手
(2,0,1,6)、9戦して複勝率33.3%
今回 タンタアレグリアに騎乗するわ。
それじゃこれまでのデータをもとに、最終予想に入るわよ!
今回は、◎を軸に相手4頭○▲△☆の36点での勝負になるわ!
◎ステファノス
○タンタアレグリア
▲
モンドインテロ
△
ツクバアズマオー
☆
カフジプリンス
ステファノス(牡6)
【前走:安田記念(G1)7着(4番人気)】
月曜日から変わらず1番手の支持!
全データを踏まえて、
勝つのはステファノスかタンタアレグリアのどちらかだと言えるわね。
個人的にはステファノスに勝ってもらいたいわ。
というのも、1番人気の複勝率からステファノスは
馬券圏内濃厚。
2番人気のタンタアレグリアが勝つとなると、
3連単での馬券的な旨みがないのよね…。
データでも全くマイナスはなかったし、実力を比較してもやはり格上の1頭。
無難に走って、天皇賞への切符を手にして欲しいわ!
タンタアレグリア(牡5)
【前走:AJCC(G2)1着(7番人気)】
事前予想の4番手で紹介した馬ね。
今回のレースで勝つと手に入る天皇賞への切符。
でも、アルバートは天皇賞へは出走しないはずで、今回本気を出すとも思えないわ。
蛯名騎手が引き続き乗ることからこの馬を2番手にしたの。
前走では、9カ月ぶりのレースで1番人気2着の
ゼーヴィントと同じ上りを使っての勝利。
直線でゼーヴィントに並ばれるものの、内枠から伸びて7日目の馬場と感じさせない脚を見せてくれたわ!
ゼーヴィントもAJCCから休んで、先日の七夕賞(G3)を半年ぶりに走ったけど人気に応えてくれたわね。
その馬に勝ったポテンシャルは相当だし、
調教からも好調を感じられたわ。
タンタアレグリアも休み明けをものともしない馬だから、大きな間違いがない限り馬券に絡むはず。
上位2頭でのワンツーフィニッシュを望んでないけど、後方が不利な展開的からも
2頭が馬券を外すイメージは沸かないわ!
今年も簡単なオールカマーは相手3頭で十分!
データから中穴として押さえる3頭を紹介するわ!!
モンドインテロ(牡5)
【前走:札幌日経オープン(OP)1着(1番人気)】
月曜日には2番手で紹介したけど、今回のデータから格下げしたわ。
必ずしも最後方から競馬をする馬ではないけど、前走と同じ位置で走れば届かないと思うの。
騎乗するのは2年前に手綱を持った経験がある田辺騎手。
わざわざ、
前走と脚質を変えて勝負してくるとは思えないわ。
中山競馬場での戦歴は
3戦して3回馬券に絡んでいるから、相手には押さえたい馬だけど3着が良いとこかしらね。
小点数の馬単勝負ならば、
外すのもありだと思うわ!
ツクバアズマオー(牡6)
【前走:札幌記念(G2)11着(11番人気)】
月曜日のデータで切った馬なんだけど、
ちょっと気になるのよね。
2月に走った中山記念以降では、3戦すべてで二桁決着と
スランプに陥っているわ。
開催時期によって結果に差が出る馬ではないから、
ここでダメなら年齢的なものと判断するけど、なんだかまだやれる気がするのよね。
中山での直近10戦でも8回馬券に絡んでいるし、2200mに限定すると複勝率は100%。
中山巧者であるとともに、このレースと相性が良い吉田豊騎手の騎乗!
今回の相手は上位人気を除いて平凡、直近の結果から7~8番人気くらいになってくれることを願うわ!
カフジプリンス(牡4)
【前走:新潟記念(G3)3着(12番人気)】
月曜日から変わらずの注目穴馬!
気になるのは丸田騎手のテン乗り、乗り替わりはしょうがないにしても、なぜここで丸田騎手が初騎乗するのか。
乗りにくい馬という評判はあるものの、G3では連続して掲示板を確保しているし、今回の相手であれば馬券の可能性は十分にあるわけで…。
丸田騎手の立場で考えると、ここで馬券に絡めれば次走のチャンスも掴めるから、この馬が馬券に絡んできた傾向を考えて5~6番手の先行策を取ってくるはず。
オールカマーでは先行馬の複勝率が最も高いし、
スローペースになりそうな今回は、
その無難な戦略が功を奏すんじゃないかと思うわ。
6番人気~9番人気の複勝率高く、
まさに絶好の穴馬よ!