2016年宝塚記念を大胆予想!重賞で稼ぐ情報満載
回収率に自信あり!勝率の高い分析をした2016年宝塚記念
2016年宝塚記念開催情報
レース名 | 宝塚記念 |
クラス | G1 |
開催日 | 2016年6月26日(日) |
開催場 | 阪神競馬場 |
レース番号 | 11R |
2016年宝塚記念事前予想
さぁ、いよいよ来たわね!上半期の競馬のフィナーレを飾る第57回宝塚記念が阪神競馬場で行われるわ。
宝塚記念は、ファンが出走して欲しい馬を選ぶと言う日本独自のスタイルのレースで、暮れの有馬記念と共に“ドリームレース”と言われているの。
データの前に宝塚記念の傾向を私なりに少し話すわ。
宝塚記念と言うのは、“悲願達成”と言う言葉が1番しっくりくるG1なの。
1991年:メジロライアン
若き日の横山典弘騎手を背に、クラシックで3着、2着、3着と惜敗続きだった馬が、同世代のライバルのメジロマックイーンを倒して勝ったレース。
『ライアンが1番強い』って言い続けた横山典弘騎手の思いを体現したレースよね。
1997年:マーベラスサンデー
天才・武豊騎手が素質に惚れ込んでダービーを意識させたサンデーサイレンスの初年度産駒。
怪我などがあってクラシックを棒に振った馬が大願成就!
デビューから引退まで武豊騎手が乗った数少ない馬よ。
1998年:サイレンススズカ
古馬になって大逃げで連戦連勝を重ねた栗毛の快速馬の唯一のG1タイトルがこの宝塚記念。
エアグルーヴ、ステイゴールド、メジロドーベル、メジロブライトなども一度も先頭を譲ることなく逃げ切ったレースは今でも印象に残っているわ。
この馬、好きだったわぁ~!
2001年:メイショウドトウ
この宝塚記念までにG1で2着が5回あったんだけど、全てで前にいたのが当時の絶対王者の“テイエムオペラオー”。
4角先頭の一世一代の騎乗で悲願成就!!
全てがメイショウドトウに味方したレースだったわ。
2015年:ラブリーデイ
ラブリーデイの血には“ノーザンテースト”、“リアルシャダイ”、“トニービン”、“サンデーサイレンス”、“キングカメハメハ”と日本の血統の礎となった血が内包されている良血馬。
その馬の血が開花して初めてG1を勝ったのが去年の宝塚記念なの。
このように、実力がありながら結果を残せなかった馬がここで念願のG1制覇と遂げる!
って言うドラマ性を感じることも宝塚記念の楽しみの1つよ。
それじゃ、そろそろ予想をして行くわ。
まずは宝塚記念のファン投票の上位10位を見てちょうだい!

※赤字は今年の登録馬よ。
えっ!!??
ドゥラメンテが…6位…なんでや…。
キタサンブラックの1位は分かるんだけど去年の2冠馬がこんなに人気が無いなんて。
私は驚きだわ!!
今年は上位10頭中4頭が出走を表明していて、ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラと、昨年の牝馬2冠馬のミッキークイーンが牡馬相手に戦う所が見たかったから回避はすごく残念なの・・・。
それでもG1に相応しい顔ぶれが揃ったわね!

馬名 | 性別 | 負担 重量 |
調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|
アンビシャス | 牡 | 58.0 | 音無秀孝 | 栗東 |
キタサンブラック | 牡 | 58.0 | 清水久詞 | 栗東 |
サトノクラウン | 牡 | 58.0 | 堀宣行 | 美浦 |
サトノノブレス | 牡 | 58.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
シュヴァルグラン | 牡 | 58.0 | 友道康夫 | 栗東 |
ステファノス | 牡 | 58.0 | 藤原英昭 | 栗東 |
トーホウジャッカル | 牡 | 58.0 | 谷潔 | 栗東 |
ドゥラメンテ | 牡 | 58.0 | 堀宣行 | 美浦 |
ヒットザターゲット | 牡 | 58.0 | 加藤敬二 | 栗東 |
フェイムゲーム | 牡 | 58.0 | 宗像義忠 | 美浦 |
マジェスティハーツ | 牡 | 58.0 | 松永昌博 | 栗東 |
ヤマカツエース | 牡 | 58.0 | 池添兼雄 | 栗東 |
ラストインパクト | 牡 | 58.0 | 角居勝彦 | 栗東 |
ラブリーデイ | 牡 | 58.0 | 池江泰寿 | 栗東 |
ワンアンドオンリー | 牡 | 58.0 | 橋口慎介 | 栗東 |
タッチングスピーチ | 牝 | 56.0 | 石坂正 | 栗東 |
マリアライト | 牝 | 56.0 | 久保田貴 | 美浦 |
カレンミロティック | セン | 58.0 | 平田修 | 栗東 |
フルゲート18頭に登録が18頭と全馬が出走可能となっているわ。
やっぱり1番の注目は“キタサンブラック”vs“ドゥラメンテ”の4歳馬対決よね?
この2頭の直接対決はドゥラメンテの2戦2勝と分があるんだけど、キタサンブラックがG1ホースになってからは対戦がないから、雌雄を決めるには絶好の舞台ね。
他には、天皇賞(春)で2着の“カレンミロティック”、去年の覇者“ラブリーデイ”、鳴尾記念をレコードで快勝した“サトノノブレス”、去年の有馬記念4着の“マリアライト”などと上半期のグランプリに相応しいメンバーになったわね。
それじゃ、ここからデータで宝塚記念を紐解いていくわよ!
まずは前走レース別成績よ。


※QE2世C:クイーンエリザベス2世カップ(香港・2000m)
※DSC:ドバイシーマ(ドバイ・2400m)
前走のレース別成績を見ると過去10年の勝ち馬の内、5頭が天皇賞(春)からの参戦ね。
鳴尾記念を青字にしたのは、ここ3年連続で鳴尾記念からの参戦馬が連対に絡んでいて無視できないレースとなっているからよ。
中心は天皇賞(春)組で、後に鳴尾記念組とドゥラメンテが続くって感じね。
【天皇賞(春)】
・キタサンブラック
・カレンミロティック
・シュバルグラン
・トーホウジャッカル
・フェイムゲーム
【鳴尾記念】
・サトノノブレス
・ステファノス
・マジェスティハーツ
・ヤマカツエース
・ドゥラメンテ
次は前走着順別成績よ。


前走の着順に注目すると、3着以内に入った馬がここでも好走をしているわ。
ただ、前走2着から勝ち馬が0なのね・・・ドゥラメンテ・・・。
今回はどうしてもドゥラメンテにとって不利なデータが付きまとうのね・・・。
前走大敗組の巻き返しも少しは見受けられるけど、馬券の軸に据えるんじゃなくて相手として抑えて配当を上げてもらう位置付けが良いわね。
【前走1着】
・キタサンブラック
・サトノノブレス
【前走2着】
・ドゥラメンテ
・カレンミロティック
・マリアライト
・ステファノス
【前走3着】
・ヒットザターゲット
・ラストインパクト
・シュバルグラン
それじゃ、私のオススメ馬を発表するわよ!!

ドゥラメンテ
【前走:ドバイシーマクラシック2着(3番人気)】
私がずっとゴリ押ししているから分かっていると思うけど、1番強いのはこの馬だからね!!!!
ただ、今回に限って言えば死角があるのも事実。
・海外から帰ってきて3ヶ月の休み明け
・皐月賞でも見せたように小回りの右回りでは外に膨れる心配がある
と不安もあるんだけど、前走のドバイシーマクラシックでは落鉄をしながらも2着だし、持っている力はこのメンバーの中でも頭1つ抜けていると私は思っているわ。
さすがに単勝は1番人気よね・・・。

キタサンブラック
【前走:天皇賞(春)1着(2番人気)】
前走、天皇賞(春)を逃げ切ってG1レース2勝目を飾ったサブちゃんの持ち馬なんだけど、ファン投票1位はすごいわね!!
菊花賞は上手く立ち回って勝ったから力的にどうかなと思っていたけど、自分のペースでレースを出来れば確実に力を出せるし、2200mでもまったく問題ないわ!
ただ、今回はマークが厳しくなるのは間違いないからそこでも同じパフォーマンスを出せるのか武豊騎手の腕にも注目ね!

サトノノブレス
【前走:鳴尾記念1着(3番人気)】
ここ3年連続連対に入っている鳴尾記念を勝って挑むのはサトノノブレス。
私は鳴尾記念でも本命にしたんだけど、着差以上に完勝に見えたわ。
距離的にも2000m前後が良いし、前走の勝ち方を考えれば天皇賞(春)の11着は度外して良いわよ。
小倉記念、中日新聞杯、鳴尾記念と小回りのG3を勝っているように今回の舞台はこの馬には合っているから不気味な存在になるわ。

アンビシャス
【前走:産経大阪杯1着(2番人気)】
前走の産経大阪杯では、“横山マジック”と言っても良いくらい鞍上の横山典弘騎手が最高に上手く乗ったわよね。
あの人の勝負に対する感性はずば抜けているし、レースを読む勘はとんでもなく鋭いわよね。
とにかく、前走で負かした相手はキタサンブラックと来ればこの馬も押えなければならないわね。
ただ、懸念材料とすれば2000mを超えるレースに出るのが初めてと言うことね。
まぁ、そこは横山典弘が上手くエスコートすると思うわよ。

カレンミロティック
【前走:天皇賞(春)2着(13番人気)】
この春のG1で1番驚かされたのはこのカレンミロティックの激走ね。
天皇賞(春)では一旦先頭に立って勝ったかと思ったくらいだけど、結果はハナ差の2着。
このハナ差を勝てるかどうかがG1馬とそうでない馬の違いなんでしょうね。
とは言え、このカレンミロティックは一昨年の宝塚記念で2着に入っているように得意な舞台だから要注意ね!!
ドリームレースで見つけた最高の穴馬!
エビコが“夢”を託すその馬とは・・・。
そのヒントは前走にあった!

トーホウジャッカル
【前走:天皇賞(春)5着(7番人気)】
私は前走でも本命にしたんだけどすごく見どころがあったレースだったわよ。
道中は中団待機から、2週目の下り坂で動き出し4コーナーでは3番手まで進出。
直線では、突き抜けるかなと思っていたけど結局脚色が同じになってしまって5着。
私の中でのトーホウジャッカルの最高のレースは当たり前だけど“菊花賞”なのよ。
道中は5番手の内でロスなく回って直線入り口で先頭に立ってそのまま押し切る!!
これが、この馬には合っている競馬だから前走の天皇賞(春)でもう少し前の位置で競馬が出来ていれば着順は上がったんじゃないかなと思うのよね。
もう一回期待してみたいわ!!
