G1レース展望
さて皆様。
日曜日の競馬はいかかでしたか?

日曜には東西で2つの重賞が組まれていました。
東京では3歳のダート路線のユニコーンステークス。
函館では、サマースプリント第1戦の函館スプリントステークスが行われました。
ユニコーンステークスでは断然人気のゴールデンバローズが4着に敗れるという波乱。
やはり、力はあれど3歳春の海外遠征帰りのリスクを感じてしまう敗戦でした。
勝ったのは2番人気のノンコノユメでした。
これまでもダートでは異次元の脚を披露してきた馬ですが、ここでも自慢の末脚は健在でした。
上がりが37.0かかっているので展開的に向いたのは間違いないですが
それでも、常時この脚を使えるのはこの馬の強みであり長所でもあります。
今後、ダート路線を引っ張っていけるかが楽しみです。

一方、負けたゴールデンバローズですが前半に幾分行きたがる素振りも見受けられました。
それを差し引いてもやはり体調が万全ではなかったのが全てでしょう。
先にも述べましたが、競走馬として成長をしなければならない時期に
遠い異国の地で競馬をする厳しさや、その後の体調管理などの大変さなどを感じさせられた1戦でした。

一方、遠い北の大地では函館スプリントステークスが行われ勝ったのは4番人気のティーハーフでした。
上位5番人気までが10倍を切る人気で、6番人気以降は20倍と上と下の人気がはっきり分かれていました。
そんな中人気は、コパノリチャード、アンバルブライベン、ローブティサージュ、ティーハーフと続いていました。

ゲートが開き、逃げると思われたアンバルブライベンを制し最内枠のフギンが先手を取ります。
コパノリチャードは好位、ローブティサージュは中団の内、ティーハーフは二の脚が付かずに最後方からの競馬となりました。
フギンが作り出したペースは前半が33秒と開幕週を考えてもやや早いペースでした。
残り500mを過ぎた辺りから、ティーハーフは一気に捲りを開始し直線では中団の外まで進出してきます。
そこからは、上がり34.0の脚を駆使して後続の2馬身半の着差を付けて勝利。
見事、重賞初勝利を飾ると共に今後の可能性も感じさせる走りでした。
この走りが継続出来れば秋も楽しみになります。

東西のメイン共に末脚自慢の馬がその豪脚を披露し勝利を収めました。
2頭のさらなる活躍に期待しましょう。

さぁ、お待たせしました。
今週のメインレースの展望の話に移りたいと思います。
今週は、阪神競馬場で春の総決算グランプリ宝塚記念が行われます。

宝塚記念は暮れの有馬記念に倣い上半期の総決算として1960年に創設されました。
例年、有馬記念程の盛り上がりは見せませんが凱旋門賞へ繋がる重要なレースです。
昨年、一昨年とゴールドシップが連覇中でありG1史上初の3連覇が懸かっている大変見どころのあるレースです。
今年は、キズナとエピファネイアの回避が若干レースを盛り下げている要因ですがそれでも見るに値するレースだと思いますよ。

宝塚記念というのは、過去の勝ち馬などを見るとG1に手が届きそうだった馬が悲願を達成するG1レース言う印象も受けます。
特に強くその印象を受けるのは、91年のメジロライアン。
前年のクラシックでは人気にはなるものの期待には応えられず、
同じメジロで同期のメジロマックイーンにお株を奪われていた状態でした。
しかし、この宝塚記念で宿敵メジロマックイーンを撃破し念願のG1タイトルを手にしました。

他では、天才・武豊が惚れ込んでいた97年のマーベラスサンデー、異次元のスピードを持った98年のサイレンススズカ
ライバルに一矢報いた01年のメイショウドトウなどがこの宝塚記念で悲願のタイトルを手にしています。
今年は、メンバー的にはゴールドシップがダントツの人気になるのは間違いないでしょう。
しかし、G1を三連覇すると言うのは至難の業です。
それを踏まえた上で、注目馬を紹介していきます。

まずは、宝塚記念連覇中でファン投票1位のゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎、得票数:66,123票)
もはや稀代の気分屋と言われてもおかしくないこの芦毛馬。
前走の天皇賞(春)で念願の盾初制覇を飾ったが、そこにはやはり鞍上の横山典弘の存在無しでは語る事が出来ない。
癖のある馬に癖のある騎手。
この相性が実に良いように見えます。
横山典弘騎手の馬の機嫌を損ねないように乗り、最大限の力を発揮させるその手腕。
「これぞ横山典弘」を見せつけられたのが前走の天皇賞(春)でした。
これまでに積み重ねたG1タイトルは実に6つ。
ここを勝てば史上最多タイの7つ目のG1タイトルになり、
JRA史上初に同一G1三連覇と言う偉業が懸ったレースです。
しかし、このどちらも達成するにはこの馬自身の気分が全てになります。
ただ、横山典弘と言う男はゴールドシップと言う馬を
完全に理解しているようにさえ思えてしまいます。
当日の気配などには要注意ですが、現状では三連覇が濃厚かなとも思います。

次は、ファン投票3位のラキシス(牝5、栗東・角居勝彦厩舎、得票数:32,980票)
昨年のエリザベス女王杯を制し、今年緒戦の大阪杯では2013年のダービー馬のキズナを負かした牝馬。
ディープインパクト×ストームキャットの配合はここ最近取り沙汰されている黄金配合。
一昨年のエリザベス女王杯で2着に入って以降、牡馬相手でも堅実な走りが披露できるようになってきています。
昨年のヴィクトリアマイルは大敗したが、これはペースの影響も考えられ何よりこの馬にとってマイルは適距離外だったのが敗因でしょう。
心身ともに充実期に入る4歳の秋では、オールカマーで2着になりエリザベス女王杯では
ヌーヴォレコルトとの叩き合いをクビ差制しG1初制覇。
そして、今年を占う意味で大事な1戦となった産経大阪杯では不良馬場となりましたが
キズナとの勝負を制し完勝。
その後、ヴィクトリアマイルをパスしここ1本に絞ってきた。
角居厩舎の大将格のエピファネイアが回避をしてしまったのでこの馬に掛かる期待は大きい。
後は、ルメール騎手の手腕に期待。

次は、ファン投票7位のトーホウジャッカル(牡4、栗東・谷潔厩舎、得票数:26,981票)
昨年の夏から秋にかけて彗星の如く現れたスペシャルウィーク産駒の牡馬。
デビューを飾ったのは昨年の5月、初勝利を挙げたのは7月の中京。
初勝利を挙げてから僅か3ヶ月足らずでクラシックホースへと駆け上がってきた正真正銘の上り馬。
菊花賞トライアルの神戸新聞杯でその年のダービー馬のワンアンドオンリーを負かす勢いの競馬を披露し
菊花賞当日は3番人気の好評価。
レースも好位からそつなく回り見事菊の大輪を咲かせました。
勝ちタイムの3:01.0は菊花賞レコード。
その後、使いたいレースを使えないと言うアクシデントが発生。
菊花賞以来8ヶ月の休み明けになります。
厳しい戦いを強いられることは間違いないですが、この馬のポテンシャルに期待です。

次は、ファン投票8位のワンアンドオンリー(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎、得票数:25,018票)
昨年、管理する橋口弘次郎調教師に悲願のダービートレーナーの称号をもたらしたハーツクライ産駒の牡馬。
父のハーツクライは2004年のダービーでキングカメハメハの2着と栄冠には届かなかったが、
見事その子供が、ハーツクライと同じ調教師、同じ騎手で勝つという運命と言うか巡り合わせと言うか不思議なものを感じました。
そのワンアンドオンリーは、菊花賞で大敗後ダービー馬らしい競馬を見せる事は出来ませんでしたが、
年明け緒戦に選んだドバイシーマクラシックでは、果敢に先行しそのまま粘り込みを見せ3着と健闘。
この宝塚記念が帰国後の最初のレースとなるが、鞍上に今年のダービージョッキーのミルコ・デムーロを擁し
逆襲の体制は整っている。
後は、海外帰りの反動だけでしょう。

後は、軽く触れたいと思います。
ファン投票11位のデニムアンドルビー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎、得票数:18,358票)
昨年はドバイに始まり年間で走ったレースが全てG1という鉄の女。
結果こそ出ていないが怪我一つ無く堅実にレースを使えるのは強み。

ファン投票12位のヌーヴォレコルト(牝4、美浦・斎藤誠厩舎、得票数:18,089票)
昨年の2冠牝馬もヴィクトリアマイルではまさかの敗戦。
距離不足とは言えもう少し恰好はつけてほしかったです。
中山記念を完勝しているように牡馬と戦えるのは証明済み。
ここが本当の意味で試金石の1戦でしょう。

後は天皇賞(春)2着のカレンミロティック、豪州遠征を敢行したトーセンスターダム
鳴尾記念を快勝したラブリーデイなどが顔を揃えます。
ゴールドシップの三連覇か?
他馬の逆襲か?
詳しい見解はまた週末にお話しさせて頂きます。
うま

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