2017年宝塚記念で的中を呼び込む穴馬予想
絶対的中!豊富な競馬情報を元に様々な角度から分析した2017年宝塚記念
2017年宝塚記念開催情報
レース名 | 宝塚記念 |
クラス | G1 |
開催日 | 2017年6月25日(日) |
開催場 | 阪神競馬場 |
レース番号 | 11R |
2017年宝塚記念直前予想
印 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 10 | キタサンブラック |
○ | 8 | ミッキークイーン |
▲ | 1 | ミッキーロケット |
☆ | 6 | シャケトラ |

いよいよ2017年前半最後のG1が始まるわ!
大阪杯のG1昇格により生まれた春の古馬三冠。
さっそくリーチをかけたキタサンブラックに期待が集まっているわね。
私は、月曜に予想したときからキタサンが馬券に絡むと思っているから、正直勝ってほしいのがホンネよ。
でも、キタサンを破るならこの馬!っていう存在がいるのも事実なのよ。
月曜日に伝えた通り、印の配置は変えたけど以下の6点で予想を絞ったわ!
キタサン⇒○☆⇒○▲☆
○⇒キタサン⇒▲☆
キタサン絡みだから高配当になることは無いけど、小点数で獲ればそれなりの回収率にはなるわよ。
まずは確定した枠番から見てもらうわ。

枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ミッキーロケット | 牡4 | 58.0 | 和田竜二 | 音無秀孝 | 栗東 |
2 | 2 | ゴールドアクター | 牡6 | 58.0 | 横山典弘 | 中川公成 | 美浦 |
3 | 3 | スピリッツミノル | 牡5 | 58.0 | 幸英明 | 本田優 | 栗東 |
4 | 4 | クラリティシチー | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 | 上原博之 | 美浦 |
5 | 5 | シュヴァルグラン | 牡5 | 58.0 | 福永祐一 | 友道康夫 | 栗東 |
6 | 6 | シャケトラ | 牡4 | 58.0 | ルメール | 角居勝彦 | 栗東 |
7 | レインボーライン | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 | 浅見秀一 | 栗東 | |
7 | 8 | ミッキークイーン | 牝5 | 56.0 | 浜中俊 | 池江泰寿 | 栗東 |
9 | ヒットザターゲット | 牡9 | 58.0 | 川田将雅 | 加藤敬二 | 栗東 | |
8 | 10 | キタサンブラック | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 清水久詞 | 栗東 |
11 | サトノクラウン | 牡5 | 58.0 | M.デム | 堀宣行 | 美浦 |
これまで内枠をずっと引いてきたキタサンブラックが外枠を引いたわ!
とは言っても、11頭立てだから8枠でも10番。
それに後で詳しく伝えるけど、過去10年で8枠の勝ち星は5つ…
これが今年はどう出るかしらね。
まずは、月曜日のおさらいをするわ。
■当日の人気別成績
馬券は堅めだけどキタサンブラックは鉄板
相手選びに専念すべき
■前走クラス別成績
国内重賞と海外組が中心
前走G1からの出走は天皇賞組しか勝鞍がない
G3組は鳴尾記念で上位支持、掲示板組を相手に拾う
■前走の着順別成績
前走馬券に絡んだ馬が中心
馬券に絡まなかった馬では、前走クラス別成績に該当した馬を押さえておく
■前走の距離別成績
勝利馬は前走で2000m以上から!
2着3着は、こちらも前走クラス別成績を参照
■年齢別成績
3歳馬、7歳馬以上の馬はここでは通用しない
取消の馬はいないから、クラリティシチー・スピリッツミノル・ヒットザターゲットは消せるわ。
結果的に前走G1を走った8頭の戦いとなるわね。
ミッキーロケットは、大阪杯で6番人気ということで対象から外そうと思ったけど…
残した理由は、これから説明していくわね。
【注目ポイント1】
“枠別成績に注目”


※データは過去10年分となっているわ
傾向としては外枠に勝馬、内枠に3着馬が集中という感じね。
まずは勝率の高い8枠に的を絞り、過去10年23頭の情報をまとめてみたわ。
1番人気(1.0.1.1)
2番人気(1.1.0.0)
3番人気 該当馬なし
4馬人気~5番人気(0.0.0.2)
6番人気~9番人気(3.0.0.3)
10番人気以降(0.0.0.10)
1番人気で4着以下だったのは、月曜日にも伝えたけど2015年のゴールドシップ。
確かに直近2走を勝っていたけど、三連覇に期待する過剰反応もあったと思うわ。
過剰人気のゴールドシップを省くと、1~2番人気の複勝率は100%!
今年8枠に入った2頭は、1番人気のキタサンブラックとサトノクラウン。
サトノクラウンは4番~5番人気に落ち着きそうね。
データの母数は少ないけど、脚質からもキタサンを差し切るのは難しいと思うわ。
次は内枠、過去10年に3枠以内で馬券に絡んだ12頭を調べてみたわ。
■1枠
2015年1枠1番
ショウナンパンドラ
(11番人気3着)先行
2012年1枠2番
ショウナンマイティ
(6番人気3着)追い込み
2011年1枠2番
アーネストリー
(6番人気1着)先行
2010年1枠2番
アーネストリー
(3番人気3着)先行
2008年1枠1番
インティライミ
(11番人気3着)先行
■2枠
2016年2枠3番
キタサンブラック
(2番人気3着)逃げ
2011年2枠4番
エイシンフラッシュ
(3番人気3着)差し
2008年2枠2番
メイショウサムソン
(1番人気2着)差し
■3枠
2015年3枠6番
デニムアンドルビー
(10番人気2着)追い込み
2014年3枠3番
ヴィルシーナ
(8番人気3着)逃げ
2007年3枠6番
アドマイヤムーン
(3番人気1着)差し
2007年3枠5番
ポップロック
(4番人気3着)差し
経済コースを走った先行馬だけというわけでは無さそうね。
3枠のスピリッツミノルは既に切っているから、ミッキーロケットとゴールドアクターに絡む情報を集めてみたわ。
1枠で馬券に絡んだ5頭の共通点は、前走1600m(1頭) or 2000m(4頭)ということ。
2枠で馬券に絡んだ3頭の共通点は、前走天皇賞に出走し連対していたということね。
ミッキーロケットの前走は、今年昇格した大阪杯だから過去データはないけど、2000mにはしっかり該当したわ。
しかも、脚質は差しよりだけど3走前の日経新春杯(G2)のように先行して勝つことも出来るわよ。
今回は絶対的な逃げ馬がいないから、キタサンがスローで逃げる展開になると思うの。
ミッキーロケットが馬券に絡むためには、キタサンに差を付けられ過ぎないことね!
先行するしかないわ!
ゴールドアクターは、天皇賞組だけど出遅れの影響もあり7着。
他の予想では、ダークホースと言う声も多いようだけど、ゴールドアクターは切るわ!
【注目ポイント2】
“牝馬はマイナスして考える”
牝馬の出走自体が多くはないんだけど…。
勝馬は去年のマリアライト1頭。
2着は、ブエナビスタが2回とデニムアンドルビーが1回。
3着は、ジェンティルドンナ、ショウナンパンドラ、ヴィルシーナが1回となっているの。
名前を見れば納得できるけど、マリアライトとデニムアンドルビー以外の4頭は、それ以前にG1を勝った経験があるわ。
マリアライトは、エリザベス女王杯(G1)まで掲示板を外したのが1度という成績から、当日も6番人気の支持をされたのよね。
2走前にはマーメイドステークス(G3)で1番人気2着という結果を残したわ。
デニムアンドルビーは、オークスや秋華賞で1番人気、その年のジャパンカップでも2着の実績を持っているの。
さらに、宝塚記念2走前の阪神大賞典(G2)でも2着だったわ。
話をまとめると、宝塚記念で牝馬が馬券に絡むためには、
・G1馬であること
・これまでに相応の結果を残した上で、直近の阪神競馬で連対していたこと
この2点のどちらかを満たすことが条件になるのよ。
牝馬はマイナスして考えるという話から始まったけど、今年の牝馬ミッキークイーンにはプラスの情報となったわ!
【注目ポイント3】
“関東馬はマイナスして考える”
過去10年、関東馬で馬券に絡んだのは上記で紹介したマリアライト、月曜日記事でも触れたナカヤマフェスタ、G1馬のドゥラメンテの3頭のみ。
ドゥラメンテは別格としても、これまで紹介して来た条件に合わない関東馬は、大きくマイナスして問題ないわ。
今年の関東馬は、クラリティシチー・ゴールドアクター・サトノクラウンの3頭。
既にゴールドアクターとサトノクラウンは切っているけど、結果としてここでも馬券に絡まないという判断になったわ。
以上のデータから宝塚記念の予想を、下記の6点で支持するわ!
キタサン⇒○☆⇒○▲☆
○⇒キタサン⇒▲☆
◎キタサンブラック
○ミッキークイーン
▲ミッキーロケット
☆シャケトラ
それじゃ、一頭ずつ触れていくわよ。

キタサンブラック(牡5)
【前走:天皇賞(春)(G1)1着(1番人気)】
月曜日からキタサンブラック軸は変わらないわ。
事前に紹介したデータでも複勝率100%という数字が出ていたし、ここで伝えた8枠の上位人気の率を踏まえ、改めて軸としての信頼性を再確認できたわ。
普通に考えれば人気通り1着になると思うけど、昨年同様逃げ馬がいないというのは少し気になるわね。
去年は逃げて、稍重の馬場で1000mを59.1秒というやや早めのペース。
最後にマリアライトとドゥラメンテに差し切られてしまったわね。
今年は、去年よりも遅めのペースで逃げたいと思っているでしょうけど、周りの馬が動いて来たらそうも言っていられないわ。
そこをどう武豊騎手がさばくか? 今年はこれに尽きるわ!
キタサンブラックのペースで走れれば、まず勝てるわよ。
新設された古馬三冠まであと一つ! これを獲って凱旋門に盤石の態勢で挑んで欲しいわね!

ミッキークイーン(牝5)
【前走:ヴィクトリアマイル(G1)7着(1番人気)】
月曜日から変わらず2番手評価。
1着も十分あり得ると思うけど、馬券圏内まで範囲を広げるとキタサン同様、まず絡むと思っているわ。
基本的には中団を走り、最後を差し切るという競馬をするこの馬。
頭数の少ない今回、前が邪魔になることなく走れるはずよ。
注意したいのはスローペース。
スタートから8~9番手の追走となれば厳しい戦いになりそう。
その辺りは騎手も分かっているから、6番手辺りで走ってくれるでしょう。
月曜日には阪神競馬場での連対率が100%(6戦6連対)と伝えたけど、右周りで馬券を外したのは去年の有馬記念のみ。
改めてキタサンに勝てる馬は、この馬しかいないと思うわ!

ミッキーロケット(牡4)
【前走:大阪杯(G1)7着(6番人気)】
月曜日記事のデータでは「うーん…」と考えていたけど、今年G1に昇格したデータのない大阪杯組だったから少し保留にしていたの。
でも、枠順と脚質を踏まえキタサンブラックを脅かす存在になると確信したわ。
今回スローペース展開になると思うけど、キタサンの4~5番手で走れれば、直線でギリギリまで迫る可能性があると思うの。
重賞に参戦してから、G1とG2を5連戦して来たけど、掲示板を外したのは前走の大阪杯のみ。
4歳で最上位の馬たちと差のない走りが出来ているし、大阪杯からしっかり休めたというのもチャンスだと思うわ。
成長最盛期の今、大きなチャンスをモノにしたいわね!
キタサンが絡むから小点数で攻めたいけれど、切れる馬もそういない…
でもデータでは◎○▲☆の4頭で十分!
最後の一頭、この馬を外しちゃダメよ!

シャケトラ(牡4)
【前走:天皇賞(春)(G1)9着(3番人気)】
ミッキーロケット同様、成長過程にいる4歳馬。
そのミッキーロケットとは、今年の日経新春杯(G2)でワンツーフィニッシュを決めたのよね。
先行のミッキーロケットに対して、差しのシャケトラ。
ここまで7戦中5戦で最速上りをしているわ!
前走まで6戦しかしていないのに、その脚を理由に天皇賞では3番人気。
距離は2400m~2500mが理想、今回も切れる脚でキタサンを脅かす存在になると思うわ!
