2016年宝塚記念で的中を呼び込む穴馬予想
絶対的中!豊富な競馬情報を元に様々な角度から分析した2016年宝塚記念
2016年宝塚記念開催情報
レース名 | 宝塚記念 |
クラス | G1 |
開催日 | 2016年6月26日(日) |
開催場 | 阪神競馬場 |
レース番号 | 11R |
2016年宝塚記念直前予想
印 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 9 | ドゥラメンテ |
○ | 2 | アンビシャス |
▲ | 7 | ラブリーデイ |
☆ | 15 | サトノクラウン |
△ | 12 | サトノノブレス |
△ | 11 | トーホウジャッカル |
1番気になるのは阪神競馬場の当日の馬場よね。
土曜には雨が濃厚で日曜日は天気が微妙なんだけど、恐らくパンパンの良馬場での開催は無理そうだから、稍重もしくは重が濃厚。
となれば、後方から決め手勝負の馬には分が悪くなるかなと思うわ。
ここで枠順が確定したから見てちょうだい!

枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | フェイムゲーム | 牡6 | 58.0 | 柴山雄一 | 宗像義忠 | 美浦 |
2 | アンビシャス | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 | 音無秀孝 | 栗東 | |
2 | 3 | キタサンブラック | 牡4 | 58.0 | 武豊 | 清水久詞 | 栗東 |
4 | ワンアンドオンリー | 牡5 | 58.0 | 田辺裕信 | 橋口慎介 | 栗東 | |
3 | 5 | シュヴァルグラン | 牡4 | 58.0 | 福永祐一 | 友道康夫 | 栗東 |
6 | ラストインパクト | 牡6 | 58.0 | 川田将雅 | 角居勝彦 | 栗東 | |
4 | 7 | ラブリーデイ | 牡6 | 58.0 | ルメール | 池江泰寿 | 栗東 |
8 | ステファノス | 牡5 | 58.0 | 戸崎圭太 | 藤原英昭 | 栗東 | |
5 | 9 | ドゥラメンテ | 牡4 | 58.0 | M.デム | 堀宣行 | 美浦 |
10 | カレンミロティック | セン8 | 58.0 | ベリー | 平田修 | 栗東 | |
6 | 11 | トーホウジャッカル | 牡5 | 58.0 | 酒井学 | 谷潔 | 栗東 |
12 | サトノノブレス | 牡6 | 58.0 | 和田竜二 | 池江泰寿 | 栗東 | |
7 | 13 | タッチングスピーチ | 牝4 | 56.0 | 浜中俊 | 石坂正 | 栗東 |
14 | ヒットザターゲット | 牡8 | 58.0 | 小牧太 | 加藤敬二 | 栗東 | |
8 | 15 | サトノクラウン | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 | 堀宣行 | 美浦 |
16 | マリアライト | 牝5 | 56.0 | 蛯名正義 | 久保田貴 | 美浦 | |
17 | ヤマカツエース | 牡4 | 58.0 | 池添謙一 | 池添兼雄 | 栗東 |
キタサンブラックはまた良い枠引いたわぇ~。
逃げると分かっていても距離ロスの少ない内枠の方が良いのが間違いないから絶好枠と言って良いわね。
ラブリーデイが7番枠、ドゥラメンテが9番枠とどちらもレースがしやすい枠に入ったわ。
私ね、宝塚記念に向けて気になる出来事が今週あったから話させてもらうわ。
月曜日に“宝塚記念は悲願成就のG1”と言う事で何頭か挙げたんだけどその中にメジロライアンと言う馬を挙げたのよ。
そのメジロライアンは今年の3月17日に老衰で亡くなってしまって、そのメジロライアンの葬儀が今週の月曜日に生まれた北海道・洞爺町で行われたの。
そこで、メジロライアンの主戦だった横山典弘騎手が弔辞を述べて「今の自分があるのはライアンのおかげ」と述べて涙したそうなのよ。
私が思うに横山典弘と言う騎手は人前で涙を見せるような男ではないと思っていたけど、ライアンの事で涙したと言うには驚いたわ、横山典弘騎手のライアンに対するとても熱い思いが感じられたの。
メジロライアンが初めて勝ったG1が1991年の宝塚記念で、今週のG1は宝塚記念と来れば横山典弘騎手が何かをやらかしそうな気がするのよね。
横山騎手の今年の騎乗馬はアンビシャス。
しかも、メジロライアンが1991年に宝塚記念を勝った時の枠が1枠。
今年のアンビシャスも1枠と何かの縁を感じてしまうのよね。
偶然とはいえ、これは絶対に抑える必要があるわ!
それじゃ、データで宝塚記念を紐解いていくわよ。
まずは、天皇賞(春)で1~3着に入った馬の宝塚記念での成績を表にしたわ。

これを見ると分かるのが、天皇賞(春)と宝塚記念を両方勝ったのは2006年のディープインパクトを最後に出ていないよね。
天皇賞(春)と宝塚記念の両方で3着以内に入ったのは、ディープインパクト、メイショウサムソン、ドリームジャーニー、エイシンフラッシュと4頭中3頭が “ダービー馬”なのよね。
2012年のオルフェーヴル、2013年・2014年と連覇したゴールドシップでさえ前走の天皇賞(春)で負けて宝塚記念を勝っているのよね。
ちなみに、去年勝ったラブリーデイも天皇賞(春)8着 → 鳴尾記念1着のローテーションで勝っているの。
だから、天皇賞(春)から狙うなら負け組から狙った方が良いわよ。
今年の天皇賞(春)を勝ったキタサンブラックは、このデータだと厳しい結果になりそうね。
これは面白いデータだから覚えておいて損は無いわよ!!
それじゃ、データをまとめるわよ。
■前走レース別成績では、天皇賞(春)と鳴尾記念が優勢
■前走着順別成績は、3着以内に入った馬が好走する
■天皇賞(春)で3着以内に入った馬の宝塚記念での相性は良くない…
■メジロライアンの葬儀があって主戦だった横山典弘騎手は燃えている
それじゃ、私の宝塚記念の印を発表するわよ!!
◎ドゥラメンテ
○アンビシャス
▲ラブリーデイ
△サトノノブレス
△トーホウジャッカル
☆サトノクラウン
それじゃ、1頭ずつ触れて行くわ。

◎ドゥラメンテ
【前走:ドバイシーマクラシック2着(3番人気)】
去年の皐月賞・日本ダービーを圧倒的な強さで制した2冠馬。
今年初戦の中山記念は、9ヶ月の骨折休み明けだったけど早め先頭から押し切って貫禄勝ち。
世界制覇が期待された前走のドバイシーマクラシックでは、スタート前に蹄鉄が外れるアクシデントもあって万全の状態ではなかったけど、勝ち馬とは僅差の2着と善戦。
改めて能力が世界クラスである事を示したレースだっただけに、悔しいレースだったわ。
今回は、ドバイシーマクラシック以来の3ヶ月の休み明けで体調面が心配されているけど陣営が出走を決めた以上体調は問題ないと思っているわ。
何より馬の性能が違うからここもあっさり通過して凱旋門賞での走りに期待したいわ!

○アンビシャス
【前走:産経大阪杯1着(2番人気)】
3歳時のプリンシパルステークス、ラジオNIKKEI賞、2走前の中山記念と差す競馬に徹していた馬が前走の産経大阪杯ではキタサンブラックの2番手からレースを進めて差しきり勝ちと新境地を見せたわね。
期待された去年の毎日王冠と天皇賞(秋)は出遅れが響いて勝てなかったけど、ここ2戦はスタートも普通に出ているし、脚質にも幅が出てきたからこのメンバーでも十分戦えるわ。
母方の血統はヨーロッパ色の濃い血統だから、馬場が悪くなっても問題ないわ。
もちろんG1では力は足りているし勝ち負けが濃厚な馬なんだけど、冒頭に書いたようにアンビシャスに騎乗する横山典弘騎手が並々ならぬ覚悟でレースに挑んでくるはずだから要注意ね!
やる気に満ちているときの横山典弘は本当に怖いわよ!!

▲ラブリーデイ
【前走:クイーンエリザベス2世カップ4着(1番人気)】
去年の宝塚記念の覇者も、現在4連敗中と思ったような成績を出せてはいないわ。
ただ、ジャパンカップと有馬記念は距離が長かったし、産経大阪杯は位置取りが後方過ぎた、前走のクイーンエリザベス2世カップは初めての海外遠征と、去年の天皇賞(秋)以降は、この馬の競馬が出来ていないのが今の結果になっているの。
今回は前に行く競馬が得意なルメール騎手を鞍上に迎えて来たし、控える競馬は考えにくいからここ4戦の様な不甲斐ないパフォーマンスって事はないでしょう。
距離も阪神も得意だから逆転は十分にあり得るわよ!
もし、連覇すればゴールドシップ以来2頭目の快挙になるわ!

△サトノノブレス
【前走:鳴尾記念1着(3番人気)】
上の表の所でも少し言ったけど、サトノノブレスのローテーションは去年のラブリーデイと全く同じなのよ。
ラブリーデイ(2015):天皇賞(春)8着 → 鳴尾記念1着 → 宝塚記念1着
サトノノブレス(2016):天皇賞(春)11着 → 鳴尾記念1着 → 宝塚記念?着
鳴尾記念からの参戦馬は3年連続馬券に絡んでいるからこのデータを無視できないし、どの馬も伏兵だから配当が上がるのよ!!
鳴尾記念は58㎏を背負いながらも積極的な競馬で勝ったところは素直に評価出来るわ。

△トーホウジャッカル
【前走:天皇賞・春5着(7番人気)】
前走の天皇賞(春)では本命にしたんだけど、見せ場たっぷりのレースだったわ。
2年前の菊花賞を勝ったときは道中5番手だったんだけど、前走は9番手。
私としては、菊花賞のレースが1番理想だからもう少し前の方でレースを進めてもらって4コーナーで先頭に立つ競馬をしてくれれば上位争いが出来ると思うんだけどね。
これまで、1回レースを使えば数か月の休養が必要だった馬が今年はここで3戦目と体質の弱さも改善されていて、4着だった去年の宝塚記念よりは良い状態でレースに出れそう。
天皇賞(春)でも、最後は止まっているように見えるから距離が短縮される今回の条件は良さそうね。
後は、馬場への対応が課題だけど菊花賞馬の底力に賭けてみたいわ。
とは言っても3着争いかなと思ってこの評価ね。
道悪で台頭する伏兵馬を発見!
あのレースの再現で一発逆転を狙うその馬とは…

☆サトノクラウン
【前走:クイーンエリザベス2世カップ12着(5番人気)】
2走前の京都記念は重馬場にも関わらず、3番手からあっさり抜け出し2着のタッチングスピーチに3馬身差を付ける圧勝だったのよね。
前に行った馬で残ったのはサトノクラウンだけだし、2着から4着までが中団以降にいた事を考えればこの馬に重馬場適性が高かったと考えて良いわ。
3歳時に出走した弥生賞も稍重馬場にも関わらず4番手から抜け出し完勝。
その年のダービーで3着と現4歳世代でもトップクラスの力の持ち主であることは証明済み。
道悪になる事を前提で考えれば馬場への適性だけで一発穴を開けるのは十分に考えられるわよ!!
