いよいよ秋のG1が開幕するわね!!
今週、中山競馬場ではスプリンターズステークスが行われるわ。
スプリンターズステークスが始まれば今年も残り3ヶ月と、日が経つのは早いと実感するわ。
今年から凱旋門賞の馬券も買えると言う事だからG1で荒稼ぎ!
スプリンターズステークスで一稼ぎしてから凱旋門賞でさらに稼ぎたいわね。
まず、今年の登録馬を見てちょうだい。
フルゲート16頭に対して20頭の登録があるわ。
何と言っても注目は“春秋スプリント王”を目指すビッグアーサーよね。
前哨戦も完勝と言った内容だったし、死角は無いように見えるわね。
ここからは、データを使ってスプリンターズステークスを分析していくわよ。
以下のデータは、新潟開催となった2014年を除く過去9回分のデータになるわ。
最初は前走クラス別成績。
前走クラス別成績を見ると、G2かG3から挑んだ馬が圧倒的な成績を収めているわ。
G2ならセントウルステークス、
G3なら北九州記念かキーンランドカップからのローテーションが良い成績を出しているわよ。
一方、G1から直行してきた馬の成績は良いとは言えないわね。
ちなみに、高松宮記念から直行してきた馬の成績は【0-0-0-5】と1頭も馬券に絡んでいないのよね。
やっぱり、半年の休み明けでG1は厳しいようね。
【前走G1】
・ミッキーアイル(高松宮記念)
【前走G2】
・ウリウリ(セントウルステークス)
・サクラゴスペル(京王杯スプリングカップ)
・スノードラゴン(セントウルステークス)
・ダンスディレクター(セントウルステークス)
・ティーハーフ(セントウルステークス)
・ネロ(セントウルステークス)
・ビッグアーサー(セントウルステークス)
・ラヴァーズポイント(セントウルステークス)
・レッドアリオン(セントウルステークス)
【前走G3】
・アクティブミノル(キーンランドカップ)
・サトノルパン(キーンランドカップ)
・シュウジ(キーンランドカップ)
・ソルヴェイグ(キーンランドカップ)
・ナックビーナス(キーンランドカップ)
・ブランボヌール(キーンランドカップ)
・ベルカント(北九州記念)
・レッツゴードンキ(キーンランドカップ)
・レッドファルクス(CBC賞)
・ワキノブレイブ(京成杯オータムハンデ)
次は、前走着順別成績。
前走着順別を見ると、勝ち馬は前走で連対をした馬から6頭出ているわ。
前走着順の2着・3着を見てみると、前走で馬券圏内を外した馬もそれなりにスプリンターズステークスで馬券に絡んでいるから、相手は手広く取る必要がありそうね。
1つのセオリーとしてはこうね。
前走連対馬を頭にするならば、2着馬は幅広く!
【前走1着】
・ビッグアーサー
・ブランボヌール
【前走2着】
・シュウジ
・ネロ
・ベルカント
・ミッキーアイル
【前走3着〜5着】
・スノードラゴン
・ソルヴェイグ
・ナックビーナス
上記に名前のない6着以下よ。
最後に、前走人気別成績。
前走人気別成績を見ると、過去9回のうち5回で前走1番人気だった馬が勝っているわ。
前走2番人気だった馬は、勝ち馬こそ1頭しか出ていなけど、2着・3着で6と頭が馬券に絡んでいることも考えれば押さえなきゃいけなそうね。
このデータからまず注目しなきゃならないのは、前走2番人気以内の馬ね。
【前走:1番人気】
・シュウジ
・ビッグアーサー
・ベルカント
【前走:2番人気】
・ネロ
・ブランボヌール
・ミッキーアイル
それじゃ、これまでのデータをまとめるわよ。
【前走クラス別成績】
G2・G3から出走して来た馬が強い
【前走着順別成績】
前走の連対馬が勝馬の中心
【前走人気別成績】
前走1番人気は最多の5勝
これらのデータと各馬のレース内容をもとに私のオススメ馬を発表するわ。
ビッグアーサー
【前走:セントウルS(G2)1着(1番人気)】
3月の高松宮記念をレコードで制した春のスプリント王。
5ヶ月の休み明けで挑んだ前走のセントウルステークスでは、これまでとは打って変わって逃げの戦法に出て2着のネロに1馬身差をつけて勝利。
休み明け、58キロの斤量を考えれば文句なしの走り出し、逃げて良し、控えて良しと脚質に幅が出来たのは頼もしいわね。
圧倒的な1番人気は濃厚だし、史上初の父子制覇への期待は否応なしに高まるわね。
※父サクラバクシンオーは、’93・’94スプリンターズSを連覇
ブランボヌール
【前走:キーンランドC(G3)1着(2番人気)】
2歳時に重賞を制してクラシック路線に挑むも、距離の壁に阻まれて桜花賞が8着。
続くNHKマイルカップは6着とやっぱりマイルだと結果が出ないの。
距離を短縮して挑んだ前走のキーンランドカップでは、中団からスパッと切れて気持ちの良い勝利だったわ。
サクラバクシンオーの血が流れているし、やっぱり1200mが合っていそうね。
このレースでは武豊騎手が手綱を取るから楽しみね。
ベルカント
【前走:北九州記念(G3)2着(1番人気)】
2年連続サマースプリントシリーズを優勝したベルカント。
前走の北九州記念では、バクシンテイオーの決め手に屈したけど56キロの斤量を背負っていたいし、そのハンデを考えれば十分自分のレースは出来ていたわ。
今年での引退が決まっていて、なんとかG1のタイトルを取って引退したところよね。
もちろん、持っているスピードは一級品だからあとは中山の坂を克服する事が出来れば勝機はあるわ。
ダンスディレクター
【前走:セントウルS(G2)7着(3番人気)】
今年1月のシルクロードステークスで重賞初制覇。
その後は、調整がうまく行かず高松宮記念を回避して7ヶ月ぶりに挑んだ前走のセントウルステークスでは、スタートで後手を踏んで後方から。
まぁ、これがいつも通りなんだけど・・・。
それに、前が止まらない馬場状態も重なって7着。
とは言え、
メンバ−2位の上がりをマークしているし着差も2馬身くらいと大敗いう訳ではないわね。
G1になればペースも速くなるし、はまれば差し切りも十分あるわよ!
絶対王者が君臨するスプリント界。
その王者に立ち向かう馬をエビコは見つけた。
横一線の2番手以下から抜け出す馬とは・・・。
シュウジ
【前走:キーンランドC(G3)2着(1番人気)】
1200m戦の少ない春はマイルを中心に走っていたけど2桁着順が多くて、距離の壁を感じずにはいられなかったわ。
夏から得意距離のスプリント路線に変更してG3で2着2回と安定した走りを見せられているわ。
前走のキーンランドカップはスタートからハナを奪いに行って、直線で突き放しにかかったけど、最後はブランボヌールの決め手に屈して2着。
惜しいレースだったけど、ここ2走でスピードなら古馬にも通用するところを証明出来ているからここでも面白い存在よ。
