
有馬記念まで、あと4週!
来週と再来週のメインは2歳G1だから、
このチャンピオンズカップ(G1)で一息つく人もいるかもしれないわね。
例年に比べ、
荒れそうな気配があるというのは事前に伝えた通りよ。
事前データでは絞り切れなかったけど、最終的に穴馬を中心とした馬券になったから期待してちょうだい!
一昨年、
12番人気のサンビスタに◎を打った時のような配当まであると思っているわ。
それじゃ、確定した枠順を紹介するわね。
予想に入る前に、事前データのおさらいをするわよ。
■前走クラス別成績
今年は、
前走G3 or 地方で馬券を組み立てる
■前走着順別成績
前走掲示板組を中心に馬券を組む
前走で6着以下だった馬は、前哨戦からの参戦で
上位人気だった馬に注意
■前走人気別成績
前走の
二桁人気は切り!
上位人気が強いが、中でも
前走2番人気が好成績
■年齢別成績
馬券の中心は
5~6歳
■総合判断
抜けた存在はいない
今年は大荒れまであるかもしれない!
引き続き、
過去10年分のデータを使ってチャンピオンズカップで馬券に絡む馬を絞り込むわよ!
最初は、当日の人気別成績から。
馬券に絡む率で見ると、1番人気が抜けているわね。
今年1番人気になりそうなのは
サウンドトゥルー or テイエムジンソクのどちらか。
どちらも前走1着だったから、
前走着順別成績にも合致しているわ。
その他は、満遍なくって感じね。
ここでは穴馬として気になる、
6番人気以降で馬券に絡んだ13頭のデータをまとめたわ。
■6番人気以降で馬券に絡んだ13頭
・13頭中12頭が前哨戦である
JCBクラシック・武蔵野ステークス・みやこステークスからの参戦馬
・前哨戦から参戦した12頭は、
前走で7番人気以内だった
・前哨戦から参戦した
12頭中11頭は前走で掲示板、10頭は馬券に絡む結果だった
という共通点が見つかったの。
残りの1頭は、OP特別から参戦した馬だったけど、該当する馬はいないから割愛するわ。
人気薄でも
前走が前哨戦で、7番人気以内・掲示板組には注意が必要ってことよ。
当日の人気で6番人気以降になりそうな馬で条件に合うのは、
アポロケンタッキー・カフジテイク・キングズガード・グレンツェント・ノンコノユメ・ミツバ・モルトベーネ。
穴馬候補が多いから、予想通り
大荒れも十分に考えられるわよ!
次は、脚質別成績。
前で走れる馬ほど好成績となっているわね。
ここでは、逃げと追い込みの両極端の脚質で馬券に絡んだ馬を紹介するわ。
■逃げで馬券に絡んだ3頭
・2011年 トランセンド(1番人気1着)
・2010年 トランセンド(1番人気1着)
・2009年 エスポワールチシー(1番人気1着)
トランセンドの連覇を含めて、
単純に1番人気がぶっちぎったって感じね。
他の8頭は、
掲示板に入ってもいなかったわ。
さっきも言ったように、今年1番人気になりそうなのは、サウンドトゥルー or テイエムジンソク。
1番人気がテイエムジンソクになれば、ぶっちぎる可能性もあるってことね。
逃げ馬がいない今回は、
古川吉洋騎手の20年ぶりのG1制覇になるかもしれないわね!
■追い込みで馬券に絡んだ6頭
前走5番人気以内で4着以内という共通点が見つかったわ。
今回、追い込んで来そうなのはカフジテイク・キングズガード・ノンコノユメ辺りだけど、
条件に合うのはキングズガードよ!
「逃げ」と「追い込み」で馬券に絡む馬を紹介したけど、逃げ馬のいない今回は
テイエムジンソクに分があるレースになると思うの。
すなわち、後方の馬には厳しい展開ってこと!
他の条件に合致した、前残りできる馬を中心に馬券を組むことにするわ!
最後は、所属別データ。
関東馬がほとんど馬券に絡んでいないのよ。
しかも、馬券に絡んだ3頭のうち2回はサウンドトゥルーで、1回はノンコノユメ。
共通点を探したら
・前走で馬券に絡んでいた
・前走から引き続き同じ騎手が手綱を持った
というのがあったわ。
この共通点に該当する今年の関東馬は、
サウンドトゥルーのみ!
ただ、後方から競馬をするだろうサウンドトゥルーには厳しい展開になると判断し、
今回は切って高配当を狙うわよ!
それじゃ、これまでのデータを基にチャンピオンズカップの最終予想をするわ!
◎テイエムジンソク
○アポロケンタッキー
▲ロンドンタウン
△
ケイティブレイブ
△
コパノリッキー
☆
ミツバ
テイエムジンソク(牡5)
【前走:みやこステークス(G3)2番人気1着】
月曜日には注目馬2で紹介したテイエムジンソク。
だけど、今回のデータを基に
先行できるこの馬を第一候補に決めたわ!
1番人気を争うサウンドトゥルーは
2年連続で馬券に絡んでいるけど、両方とも
追い込みで馬券に絡んでいたのよね。
ただ、
今年はスロー展開で届かないと判断!
もし勝ち切れば古川騎手にとって、実に20年ぶりのG1勝利だから、気負いすぎないように注意して欲しいわね。
とはいえ、今回は
大荒れまで考えているから、
軸で馬券を買うよりもボックスを推奨するわ。
テイエムジンソクの相手になりそうな、前目で走れる馬を紹介していくわよ!
アポロケンタッキー(牡5)
【前走:JCBクラシック(地方G1)2番人気8着】
昨年の5着馬が人気薄で出走!
2走前の日本テレビ盃(G2)では、サウンドトゥルーやケイティブレイブに先着したけど、前走2番人気での大敗を理由に
人気を落としそうな1頭。
直近で馬券に絡んだパターンを見ると、先行すれば馬券に絡む。
手綱を持つ内田騎手も、その辺りの理解は十分にしているはず。
さらに、今回はスローペースになりそうだから、尚更前に出てくると思うわ。
先行しても直線で良い脚を使える馬だから、
最後にテイエムジンソクを捕らえる可能性も十分にあるわ!
ロンドンタウン(牡4)
【前走:コリアカップ(韓国G1) 2番人気1着】
エルムステークス(G3)では先行し、直線で
テイエムジンソクを差し切りレコード勝ち!
成長過程の4歳馬だし、遠征帰りという心配はあるものの、
先行できる実力馬として押さえておきたい1頭よ。
5~6人気で、単勝オッズは10倍前後だろうから、
勝ち切った際の配当はそれなりになるでしょうね。
国内ではG2以上で馬券に絡んだ経験はないものの、コリアカップ(韓国G1)では、今年の帝王賞競走(G1)2着だったクリソライトに0.7秒差で勝利。
ポテンシャルは相当なものよ!
△ケイティブレイブ(牡4)
【前走:JCBクラシック(地方G1)3番人気2着】
事前予想では、
4歳馬の条件に合わなくて外したケイティブレイブ。
ただ、
展開がスローであるとなったら話は別!
先行が得意なこの馬を外すのは難しいわ。
芝を走った新馬戦以外のダート22戦で掲示板を外したのは、今年のフェブラリーステークス(G1)のみ。
1800ダートで馬券を外したことがないのもプラス材料ね。
4番人気前後と馬券に絡んで欲しくない1頭だけど、先行力のある実力馬だから外せないわ!
△コパノリッキー(牡7)
【前走:JBCスプリント(地方G1)1番人気2着】
実績だけで言えばNo.1のコパノリッキー。
2014年のシンガリ人気でフェブラリーステークス(G1)を勝ってからというもの、地方を含め
G1を10勝しているのよね。
気になる点としては、
・チャンピオンズカップでは3回走って馬券に絡んだことがない
・前走で初となる1200mを走ったこと
が挙げられるわ。
年齢によるスタミナ的な問題なのか? or 挑戦なのか?
挑戦であれば問題ないけど、7歳にして…
ここが気になるのよね。
半信半疑ではあるものの、
「ここで来たか…」とならないように、
保険として押さえておきたい1頭よ!
☆ミツバ(牡5)
【前走:JCBクラシック(地方G1)7番人気3着】
月曜日から変わらずの注目穴馬。
前走では7番人気で
ケイティブレイブにクビ差3着という素晴らしい走りをしたわ。
1番人気のアウォーディーに対しても直線で差を開き、2馬身差を付けたのよね。
中央重賞で馬券に絡んだことは無いけど、前走の走りが出来れば3着はあり得るわ!
人気は二桁人気前後になると思うから、穴馬として美味しい1頭。
月曜日にも伝えたんだけど、
この馬は先行すれば馬券に絡むのよ。
特に今回はスローペース濃厚だから、忘れずに押さえておいてちょうだい!