中京競馬場で秋のダート王決定戦のチャンピオンズカップが行われます。
では、このチャンピオンズカップの枠順を見ていきましょう
ノンコノユメが最内枠に入りましたね。
これまでは最後方からの競馬をしていますので、この枠は歓迎できる枠ではありません。
従来の戦法を取るなら最後方に下げて外を回すか、内で我慢させて馬群を突くとなるとリスクが高いですね。
しかし、そこはルメール騎手ですので何かしらの考えを持って乗ってくると思います。
コパノリッキーは7番枠と、ちょうど真ん中に入ったのですが奇数番です。
昨年は、大きく出遅れてしまい力を発揮できずに終わってしまいました。
今回はこの奇数番がキーポイントになるでしょう。
ホッコータルマエは13番枠と少し外に行ったかなという印象を受けます。
しかし、大きな癖のある馬でもないですし人気馬たちを見ながら競馬が出来ますので特に割引といった感じはないです。
では、枠順と月曜のデータも含めてチャンピオンズカップの予想を行っていきます。
チャンピオンズカップのデータとなると、まだ1回しか行われていないのでデータは乏しいです。
ですので、中京ダート1800mのこのデータに注目して見ていきます。

1位:シンボリクリスエス(13-10-15)
2位:キングカメハメハ(12-13-13)
3位:マンハッタンカフェ(11-8-4)
3位:ゴールドアリュール(8-8-10)
12位:スペシャルウィーク(6-5-4)
14位:スズカマンボ(4-2-3)
勝利数のトップはシンボリクリスエス、次がキングカメハメハなんですが勝率と連対率を出すと、
シンボリクリスエスが8.7%、15.4%、キングカメハメハが7.9%,16.4%とそこまで高くないです。
一方、数字がいいのがマンハッタンカフェの勝率15.3%、連対率26.4%と高い数字が残っています。
勝星数は多くはないですが、スペシャルウィークは勝率で12.5%、連対率で22.9%と高い数字を残しています。
ただ、ダートの中距離では種牡馬だけで測るのは難しいですね。
では、月曜日のデータも含めて私の予想を行っていきます。
◎・・・・・・・・・・
○ホッコータルマエ
▲コパノリッキー
△サウンドトゥルー
△ワンダーアキュート
としました。
本命馬は後程お話します。
では、まず
ホッコータルマエから。
昨年のこのレースのチャンピオンです。
前走のJBCクラシックは帝王賞からのぶっつけで間隔が開いたせいか、若干走りが重そうな印象を受けました。
馬体重に変化はなかったのでやはりレース勘の鈍りが大きな原因かなと思います。
ただ、それでも2着は確保したかったですが、サウンドトゥルーに刺されたのはショックでしたね。
6歳になり、多くのレースを走っているので馬体に蓄積されたダメージが現れてもおかしくないですが、
今回は叩き2戦目ですので今回は連覇に向けて抜かりない仕上げにしてくるはずです。
打倒・コパノリッキーに期待です。
次は
コパノリッキーです。
今年のフェブラリーステークスを連覇した後に骨折が発覚し休養を余儀なくされました。
骨折明けの日本テレビ盃は、休み明けの58キロが堪えたのか3着に敗れてしまいましたが、連覇を掛けたJBCクラシックは8枠からスタートするも
すんなりハナに立ちマイペースに持ちこみ、ライバルのホッコータルマエを完全に抑え込み2馬身半の完勝で連覇を達成しました。
馬は今がまさにピークと言ったところでしょうか。
すごく充実期に入っていると思われますし、とにかく昨年のような出遅れがなければ好勝負は必須です。
ただ、今回はホッコータルマエのマークがきつくなる分評価を一つ落としました。
次に
サウンドトゥルーです。
オープン、G2と連勝して挑んだ前走のJBCクラシックは、中団からレースを進め最後は鋭い脚を見せ2着。
コパノリッキーには2馬身半開けられましたが、その走りからは馬の充実っぷりが伺えます。
今回は2番枠を引き当てたので、やや前目で競馬をするのではないかと思います。
ライバルは、コパノリッキーとホッコータルマエに絞ってレースをするはずですので、ここでもJBCクラシックの再現を期待です。
最後には、坂もありますからそのまま前を差しきるのも可能でしょう。
最後に
ワンダーアキュートです。
ダート界をなにかと盛り上げているのがこのワンダーアキュートでしょう。
すでに9歳馬ながら、今年のかしわ記念を優勝するなどまだまだ一線級での活躍しているのは大したものです。
この馬に残されたのは中央のG1制覇だけです。
強い馬もいますから一筋縄ではいきませんが、3着争いならできるかもしれません。
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では
ズバリ、その穴馬とは・・・
『
サンビスタ』です。
昨年は、4着と馬券圏内まであと1歩でしたが、最後の脚は目を見張るものがありました。
昨年のチャンピオンズカップ以降、混合のG1では良い結果はでていませんが、前3走に関しては昨年と全く同じローテーションでこちらに挑んできました。
連覇を狙ったJBCレディスクラシックでは、勝ち馬にうまく乗られてしまった印象を受けました。
着差も5馬身と完璧な差をつけられましたが、当日は水が浮くほどの不良馬場と特殊なコンディションではありました。
そう言ったところで、まだ見限るのは早いかなとも思います。
今回は、鞍上にミルコ・デムーロ騎手を配してきましたので要注意は必要でしょう。
と、5頭上げましたが、上位人気馬をどう捉えるかでしょう。
比較的人気馬の好走が目立つレースですが、伏兵の台頭も目立ちます。
そんな、伏兵探しのお役に立てれば幸いです。