2014年日本ダービーで的中を呼び込む穴馬予想
絶対的中!豊富な競馬情報を元に様々な角度から分析した2014年日本ダービー
2014年日本ダービー開催情報
レース名 | 日本ダービー |
クラス | G1 |
開催日 | 2014年6月1日(日) |
開催場 | 東京競馬場 |
レース番号 | 10R |
2014年日本ダービー直前予想
印 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 5 | トゥザワールド |
○ | 2 | ワンアンドオンリー |
▲ | 18 | ワールドインパクト |
△ | 4 | アドマイヤデウス |
× | 3 | マイネルフロスト |
今年の3歳は牝馬の方が強い…と常々言われてきた世代だけに、昨年の最優秀2歳牝馬・レッドリヴェールがこのダービーに挑戦してきたことは非常に興味深いが、一方で、先週そのレッドリヴェールの唯一のライバルであるハープスターがオークスを惜敗。負けて強しの内容ではあったにせよ、敗れたことは事実で、世代を先導してきたこの2頭の牙城は崩れ始めた。
この背景には、距離延長と成長力が大きく関係しているとワタシは考えている。
ハープスターもレッドリヴェールも、もちろん今でも世代のトップクラスには違いなく、それなりに距離に融通性があって、それなりに成長力もあるとは思うが、ここへ来て急激に成長を遂げる馬や、長い距離に適性のある馬との戦いになってくると、今までのようにはいかない。特に牡馬にはそういったタイプが多いため、これまでの戦績だけを盲信するのは危険だ。
ましてレッドリヴェールは、今回一気に800mもの距離延長で、もちろん初めての経験。東京コースも初めてで、関東圏への長距離輸送やら左回りやら、何から何までが初物づくしなのである。410キロ台の体で間隔を開けながら使っているくらい繊細なタイプでもあり、これで活躍してしまうようなら、とんでもない名馬となる。外枠に入ってしまったのも不運。馬券的にはちょっと買いにくい馬だ。
皐月賞を勝ったイスラボニータも個人的にはかなり危険な臭いを感じている。
前走の勝ちっぷり、そして実績ある東京コースに戻ることで、今回は当然人気必至だが、前回はあまりにもうまく行き過ぎ。それあっての距離克服であり、外枠を引いて更に距離の延びる今回は不発となっても何ら不思議ない。今までは幸運にも内枠が続いたために露呈していなかった限界値が、今回露わになるとみている。アメリカ系の母に父はフジキセキ。元々タフなダービーには向かない血統なのだ。
ウインフルブルームが取消。これでエキマエの一人旅が決定したが、とは言っても、芝ではどうやっても決め手不足。これはない。ただし、これで内枠の好位組がかなり競馬がしやすくなった。今週からは仮柵を更に移動してのCコース。またまたインが有利な東京競馬場なのである。
こういった事情を考えると、やはり勝手に浮上してきてしまうのが、皐月賞2着のトゥザワールド。
こちらは皐月賞では絶望的な17番枠ではあったが、器用に先行策を取って無難に競馬をしてきた。このあたりのセンスはまさに良血の成せる技なのだろうか…?これからも大崩れのないタイプとして馬券で信頼しやすい。
ただし、タイトルを穫る上ではその器用さが逆に仇になったりするから勝負事はおもしろいものだ。皐月賞にしても、人気を背負って外枠だったため、前半から好位を取りに行って前を警戒し、それでいてインをロスなく回ってきた馬と直線での攻防をしなければならない苦しい状況。直線だけ見れば確かにイスラボニータの完勝だが、実際にはすべてが力負けとは言えないのである。
今回はそういった意味も含めて、本当に条件が数々好転しているのだから買わない手はない。挑戦者の立場となり、有利な内枠。そして距離もライバルより好都合。今まで見せれなかった爆発力を今回は発揮できそうな気配がプンプンしている。
ワンアンドオンリーはみんなの大好きな皐月賞上がり最速馬。腹を決めて勝ちに行かずに競馬したからこその上がり最速なので、評価としては微妙だが、今回もそれをやりそうなだけに着は堅いかも…。
案外相手にはこんな馬が良かったりする。
もう1頭、前回持ち味をあまり生かすことなく、それでも強い内容で青葉賞2着となったワールドインパクトに注目していたが、この大外枠が微妙。
前回止まったのは抜け出してソラを使っただけで、この馬は大トビで一旦加速モードに入ったらどこまででも伸びていきそうなスタミナ兼備の末脚が武器。下げて後方→大外一気なら上位に食い込む可能性がかなりあると思っていたのだが…。
穴で注意しておきたいのは内枠の好位勢。中山は不向きだったアドマイヤデウスと、エキマエが引っ張る流れが有利なマイネルフロスト。