2016年日本ダービーで的中を呼び込む穴馬予想
絶対的中!豊富な競馬情報を元に様々な角度から分析した2016年日本ダービー
2016年日本ダービー開催情報
レース名 | 日本ダービー |
クラス | G1 |
開催日 | 2016年5月29日(日) |
開催場 | 東京競馬場 |
レース番号 | 10R |
2016年日本ダービー直前予想
印 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 12 | リオンディーズ |
○ | 5 | エアスピネル |
▲ | 10 | スマートオーディン |
☆ | 2 | マイネルハニー |
△ | 1 | ディーマジェスティ |
△ | 14 | ヴァンキッシュラン |
レースまでいよいよあと2日よ。
予想の前に少しダービーの話をするわ。
ダービーの歴史は古くて18世紀からイギリスで始まったの。
1780年にイギリスで初めてダービーが開催され、それを模範に1932年に第1回日本ダービーが行われたのよ。
“ダービー”と名の付くレースは世界各国にあって、全ての国でダービーを勝つ事を目標に馬作りが行われていて、競馬に携わる全ての人が憧れる最高の栄誉とされているレースなのよ。
生産牧場では牡馬が生まれればダービーを目標にして、調教師は預かった馬の中からダービーを勝てそうな馬を育て上げ、騎手は数多の中からダービーを勝てそうな馬を選ぶ。
これを、1年かけて行いその集大成が“日本ダービー”なの。
日本では毎年7000頭近くの競走馬が生産されて、その中で日本ダービーに出られるのが18頭のみ。
そして、勝つ事が出来るのが1頭。
つまり、確率でいえば0.0001%(1万分の1)と言うほぼ奇跡に近い確率なのよ。
ダービーと言うレースは、競馬に携わる全ての人にとっては“夢”なわけ。
『ダービー =“夢”』と言っても過言じゃないわ。
そんなダービーにはこんな格言があるの。
『ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になるより難しい』
上の確立を見ればその難しさが何となくわかってもらえるかしら。
このダービー当日の雰囲気と言うのがまぁ独特なのよ。
私は今でもダービーは現地で観戦するんだけど、競馬場に入った瞬間に身震いがして全身に鳥肌が立つの。
しかも毎年。
それぞれダービーへの想いは違うけど、見に来ている競馬ファンはとにかく異様な空気を出しているのよ。
この空気は他のG1では絶対に感じる事が出来ないものよ。
あなたたちも好きなアーティストとなどのライブに行ったら鳥肌立つでしょ??
私の中でのダービーは好きな馬に自分の思い(お金)を託す。
つまり、“夢を買う”のよ。
予想家たるもの当てなければならないけど、このレースだけは見ている私たちも夢を買うの。
これは他のレースではありえない事と私は思っているわ。
なんとなく私のダービーへの想いと、ダービーがどんなレースかは分かってもらえたかしら。
今年のダービーは私が見てきた中でも最高のメンバーが揃ったわ。
生まれる時代が違えばダービー馬になれる資格を持った馬が5頭も6頭もいる。
こんなハイレベルなレースを見られるのが今から楽しみでしょうがないの。
おかげで今週は完全に睡眠不足・・・。
予想しながら目が血走ってるもの!!
最後にこんな格言を紹介するわ。
『ダービー馬は、ダービー馬から』
今年はどんな結果になるのかしらね?
さて、話を予想に戻すわ。
今年のメンバーでは簡単に本命馬なんか決められないわね。
史上稀にみる難解なダービーの勝ち馬を私がビシッと教えてあげるわ!
勝敗を左右する可能性が高い枠順から紹介するわね。
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ディーマジェスティ | 牡3 | 57.0 | 蛯名正義 | 二ノ宮敬 | 美浦 |
2 | マイネルハニー | 牡3 | 57.0 | 柴田大知 | 栗田博憲 | 美浦 | |
2 | 3 | マカヒキ | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 友道康夫 | 栗東 |
4 | レインボーライン | 牡3 | 57.0 | 福永祐一 | 浅見秀一 | 栗東 | |
3 | 5 | エアスピネル | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 笹田和秀 | 栗東 |
6 | アグネスフォルテ | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | 長浜博之 | 栗東 | |
4 | 7 | ロードクエスト | 牡3 | 57.0 | 岩田康誠 | 小島茂之 | 美浦 |
8 | サトノダイヤモンド | 牡3 | 57.0 | ルメール | 池江泰寿 | 栗東 | |
5 | 9 | マウントロブソン | 牡3 | 57.0 | ベリー | 堀宣行 | 美浦 |
10 | スマートオーディン | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 松田国英 | 栗東 | |
6 | 11 | アジュールローズ | 牡3 | 57.0 | ボウマン | 古賀慎明 | 美浦 |
12 | リオンディーズ | 牡3 | 57.0 | M.デム | 角居勝彦 | 栗東 | |
7 | 13 | レッドエルディスト | 牡3 | 57.0 | 四位洋文 | 笹田和秀 | 栗東 |
14 | ヴァンキッシュラン | 牡3 | 57.0 | 内田博幸 | 角居勝彦 | 栗東 | |
15 | イモータル | 牡3 | 57.0 | 石川裕紀 | 須貝尚介 | 栗東 | |
8 | 16 | ブレイブスマッシュ | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 小笠倫弘 | 美浦 |
17 | プロフェット | 牡3 | 57.0 | 浜中俊 | 池江泰寿 | 栗東 | |
18 | プロディガルサン | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 国枝栄 | 美浦 |
皐月賞馬ディーマジェスティが1枠1番。
皐月賞2着マカヒキが2枠3番。
エアスピネルは3枠5番、サトノダイヤモンドは4枠8番、スマートオーディンは5枠10番、リオンディーズは6枠12番と有力視されている馬は良い枠に入ったわね。
後で、詳しく話すけどこのダービーは枠順が非常に大事なのよ。
じゃ、ダービーを当てるための重要なデータを出すわ。
(日本ダービーの過去10年分のデータ)
それは枠番別成績よ。


見てごらんなさい!
過去10年間で1枠が6勝もしているのよ。
このデータを無視するわけにいかないでしょ。
こうなると、どんな馬が1枠に入っていたのか気になるでしょ??
分かってるわよ。
私はあなたたちの気持ちがよ~く分かっているから!
はい!どーーーーーん!!

別路線組(2勝)を見ると、2008年のディープスカイがNHKマイルカップ1着からの出走で当日は1番人気に支持されて1着。
2013年のキズナは京都新聞杯1着からの出走で、当日1番人気に支持されて1着。
皐月賞組は巻き返しが可能だけど、別路線組では勝ってダービーに挑んでくるのが良いようね。
今年の1番枠はディーマジェスティ。
鞍上の蛯名正義騎手は2014年にイスラボニータで2着の時に負けたのが1枠1番のワンアンドオンリーだったのよね。
そのリベンジとしては申し分のない枠番だわ!
それじゃ、最後にダービーの人気別成績を出すわ。


私の見解での人気はこんな感じ。
1:マカヒキ
2:サトノダイヤモンド
3:ディーマジェスティ
4:リオンディーズ
5:スマートオーディン
6:ヴァンキッシュラン
7:エアスピネル
以下は省くけど・・・おそらくこの7頭から勝ち馬が出るわ!
単純に人気だけではなく、この馬たちの能力は残りの11頭より絶対的に上よ。
ただ、この枠を見ると3着争いで伏兵が台頭してくる可能性も十分考えられるから、穴馬を押えるのも忘れちゃダメよ。
成績は1番人気が最多の5勝。
まぁ、最高峰のレースで1番人気に推されるって事は多くの人から1番強いって認められてるって事だから当たり前っちゃ当たり前ね。
ちなみに、1番人気で4着以下に負けた馬が3頭いるわね。
こういうのを私は見逃さないわよ!
2012年のワールドエースは皐月賞2着からダービー1番人気で4着。
2009年のアンライバルドは皐月賞1着からダービー1番人気で12着。
2007年のフサイチホウオーは皐月賞2着からダービー1番人気で7着。
2009年のアンライバルドは超不良馬場と特別なコンディションだったからしょうがないけど
残った2頭から分かるポイントは“皐月賞2着の1番人気”ね。
ちなみに、皐月賞1着からダービーで1番人気に支持された馬は6頭いて5頭が3着以内に入っているの。
実績があってダービーで支持されれば信頼を置けるけど、逆は人気先行の可能性が高い訳。
つまり、今年のダービーで1番人気が予想されるマカヒキは危ない!
それじゃ、競馬の祭典“日本ダービー”の私の印を見せてあげるわ。
◎リオンディーズ
○エアスピネル
▲スマートオーディン
△ディーマジェスティ
△ヴァンキッシュラン
☆マイネルハニー
じゃ、1頭ずつ触れて行くわよ。

◎リオンディーズ
【前走:皐月賞5着(2番人気・4着降着)】
私がこの1年間2歳戦・3歳戦とレースを見て来て1番強いと思ったのは、去年の12月に阪神競馬場でおこなわれた朝日杯フューチュリティーステークスなの。
そのレースを勝ったのがリオンディーズ。
デビューから僅か29日でG1を勝ってしまうんだもん!並の馬じゃないわ。
この時が2戦目にも関わらず常識を超えた勝利だったし、勝ち方が凄まじかったの。
最後方から直線だけで14頭をごぼう抜きにして上がり3ハロンは33.3。
この勝ち方を見て私はダービーを勝つのはこの馬だって確信したわ。
皐月賞は、1000m通過58.4のハイペースを2番手から進めて3コーナーでは早くも先頭。
そのまま押し切るかと思ったけど、最後は脚が鈍っておまけにエアスピネルとサトノダイヤモンドの進路を妨害したとして降着処分・・・と馬にとっては相当厳しい競馬だったわ。
結果は5着だったけど、あのハイペースを3コーナー先頭から粘ったのは力を持っている証と言っていいわ。
今回ダービーで本命にした理由は、この馬のポテンシャルと“血統”なの。
父:キングカメハメハ
(2004年ダービー馬)
母:シーザリオ
(2005年オークス馬)
兄:エピファネイア
(2014年ジャパンカップ勝ち馬)
母父:スペシャルウィーク
(1998年ダービー馬)
府中2400mの血が凝縮されているわね。
上の方に『ダービー馬は、ダービー馬から』って格言があるって言ったけど、父のみならず母父もダービー馬だし、お兄さんはジャパンカップを勝っているようにこの舞台が合わない訳がないのよ!
後は、持ち前のパワーを上手く溜める事が出来ればぶっちぎりで勝ってもおかしくないわ。
私は自信の本命よ!!

○エアスピネル
【前走:皐月賞4着(4番人気)】
リオンディーズの話を見れば分かるわよね。
1番レースレベルが高いと思っている朝日杯フューチュリティーステークスで1番人気に推されたのがこのエアスピネル。
皐月賞でも本命にしたんだけどダービーでも重い印で行くわよ。
朝日杯組で本命・対抗!!!!
世間的には力が足りないと言われているけど、皐月賞ではリオンディーズを見る位置を取って4コーナー手前から動いて0.5差の4着なら十分評価出来るわ。
距離が長いと言われているけど母エアメサイアと祖母エアデジャヴーは2005年のオークスで2着に入っていて2400mをこなせる下地は十分に備えているわ。
東京2400mで、シーザリオの息子vsエアメサイアの息子が対戦するなんて“夢”があるじゃない。
3枠5番の良い枠だし、持ち前の立ち回りの良さを活かせれば一発があってもおかしくないわよ。
人気は落とすでしょうけど素質は上位人気馬に引けは取らないわ。
鞍上はフランスのG1を勝ったりと絶好調の武豊騎手だから怖いわよ!

▲スマートオーディン
【前走:京都新聞杯1着(1番人気)】
2走前の毎日杯が上がり3ハロン32.7、前走の京都新聞杯は33.8と持ち味をフルに発揮して重賞3勝目。
この重賞実績は、この世代でスマートオーディンだけなのよね。
毎日杯1着 → 京都新聞杯1着は2013年のキズナと全く同じローテーション。
キズナは皐月賞を前に目標をダービーに切り替えて見事勝利。
スマートオーディンも共同通信杯を負けてから目標をダービーにすぐ変えてきたのよ。
近2走とも勝ちっぷりはキズナと遜色ないし、皐月賞に出ていても好勝負はしたと思うの。
鞍上の戸崎騎手もヴィクトリアマイルを勝ったりオークスで2着と好調を維持しているから要注意ね。
似たような脚質のマカヒキを買うなら、スマートオーディンの方がオッズが美味しいわね!!

△ディーマジェスティ
【前走:皐月賞1着(8番人気)】
前走の皐月賞で3強の牙城を崩して一気に頂点に立ったディープインパクト産駒。
共同通信杯を勝っているにも関わらず皐月賞で8番人気って言うのはいかに他に強い馬がいたかが分かるけど、結論から言えば皐月賞はペース・位置取り・仕掛け“全てが上手くいった勝利”ね。
過去に同じように皐月賞を勝ってダービーで惨敗した馬がいたのよ。
2009年に皐月賞を制したアンライバルド。
この年も先行勢が1000m通過59.1のハイペースを作りだして全滅。
結果は後方待機だったアンライバルドが勝利。
一気にダービーの主役に躍り出るも12着と惨敗・・・。
どことなくこの時とケースが似ているのよ。
じゃ、何で印を打ったかって言うと“枠番”よ!これに尽きるわ。
データでも見せたように1番枠との相性が良いレースだから切るわけにはいかないの。
ディーマジェスティ鞍上の蛯名正義騎手はダービーに23回挑戦して勝ちは0。
2014年に皐月賞馬イスラボニータで挑んだダービーは、“1枠1番”のワンアンドオンリーに屈して2着・・・。
そんな蛯名正義騎手が1枠を引いたと言うのは神様からのお告げかしら。
他に強調出来る材料が無いけど、1枠だからこの評価ね。

△ヴァンキッシュラン
【前走:青葉賞1着(4番人気)】
3走前の500万から3戦連続で2400mを使ってきて完全のダービーを意識したローテーションを組んで来たわ。
そんな中で前走の青葉賞は5番手から抜け出し2着に1馬身1/4差を付ける完勝。
時計も史上2番目に早い2.24.2。
3走前もそうだったけど、直線でふらふらするところがあるのが気になるけど仕掛けられてから抜ける時の脚は素晴らしい物を持っているわ。
青葉賞勝ち馬はダービーでの勝利は無いけど、10年間で2着が3回と無視は出来ないわ。
毎年、伏兵が飛び込んでくるダービー!
今年も例外ではなく、エビコがとっておきの穴馬を発見!?
“あの枠” から ”あの脚質”で、絶好の配当をもたらす馬とは・・・。

☆マイネルハニー
【前走:青葉賞8着(7番人気)】
ダービーって意外に逃げ馬が3着以内に入って波乱を起こすことがあるのよ。
2013年:アポロソニック(8番人気・3着)
2007年:アサクサキングス(14番人気・2着)
2006年:アドマイヤメイン(4番人気・2着)
この3頭の共通するのが“1800m以上の重賞で連対実績あり”という事なの。
このマイネルハニーは2走前のスプリングステークスで2着に入っていて穴馬としての資格は備えているわ。
ディーマジェスティの所でも言ったけど1枠が良いレースだし、ここなら文句なしでハナを叩けるから逃げ粘りに期待ね。
母父に1994年のダービーで圧勝したナリタブライアンがいる血統。
その血が騒げば一波乱もあるわよ!!
