地方競馬のイロハ

全国に15ある地方競馬場はどれも個性的

地方競馬は地方自治体などで作る競馬組合が中心になって開催するローカルな競馬ですが、 近年ではインターネットなども発達し、その場に行かなくてもインターネットで投票できるようになりました。
2014年現在、地方競馬を開催している主催者は14団体、地方競馬の競馬場は全国に15あります。

いずれの競馬場も中央競馬に比べると、ややコースの距離が短いなど施設の規模が小さ目ではありますが、 それぞれ独自性を打ち出しながら競馬の発展と地元の経済振興などに貢献をしています。
地方競馬のレースは基本的には中央競馬と同じ平地レースであり、馬券の種類は中央競馬とほぼ同じラインナップになっています。

独自のレースとしては、特にナイター競馬が有名です。
1986年に我が国初となるナイター競馬を実施したのが大井競馬場です。
トゥインクルレースとして全国的に知名度をあげ、これまでは競馬に関心のなかった会社帰りのOLやサラリーマン、 若者たちも競馬場に足を運ぶようになりました。

地方競馬ファンを創出するというアイディアは、地方競馬界に普及し、
1995年からは川崎競馬場でスパーキングナイターが、2007年には帯広競馬場のばんえい十勝ナイトレース、
2008年には門別競馬場のグランシャリオナイター、そして温暖な気候を活かして初の通年ナイター実施する 高知競馬場の夜さ恋ナイターが始まりました。

帯広競馬場

独特の特色があるレースを行っているのが、帯広競馬場のばんえい競馬です。
これはスマートさを武器にスピードを競うサラブレットの平地レースと異なり、 馬体のしっかりした重量のある馬が鉄のソリと騎手を引っ張って障害レースを繰り広げるものです。
この形式のレースを競馬として行っているのは世界でも唯一とされており、 北海道開拓時代の農耕馬レースに由来すると言われています。
一般的な競馬とは確立したレースを楽しめますよ。

門別競馬場

1997年に開場した門別競馬場は、この記事を記載している時点では日本で一番新しい競馬場です。
門別競馬場は全くの新設競馬場ではありません。
従来からホッカイドウ競馬のトレーニングセンターとして使用されていた 門別トレーニングセンターのトラックを一部改造し、観客席を新たに作って競馬場に仕立て上げたものです。
今でもレース開催日以外はホッカイドウ競馬のトレーニングセンターとして使用されています。
トラックは1周1600mあり、地方競馬場では国内最大級の大きさとなっているので見ごたえのあるレースが楽しめます。

盛岡競馬場

盛岡競馬場は岩手県盛岡市新庄字上八木田に位置する地方競馬場です。
レース主催者は盛岡市と奥州市、岩手県が構成する岩手県競馬組合で、地方競馬場の多くが経営不振にあえぐ中、 地方競馬場ではこれまでなかったダートコースと芝コースの両方をトラックに備えた、新盛岡競馬場に移転したという経緯があります。
ですが、バブル崩壊とともに新たな競馬場を新設移転した諸費用が負担となり、 馬券売上高の減少と合わせて累積赤字が蓄積されるようになり経営難へと陥ります。
結局岩手県が一定額の財政負担を出動し、廃止は免れ現在も存続しています。

水沢競馬場

水沢競馬場は奥州市水沢区にあり、東北新幹線の水沢江刺駅よりタクシーで5分の場所にあります。
周囲は美しい岩手の山々や北上川に囲まれています。
春には水沢競馬場の向こう正面に咲き誇る桜並木が美しく、地元でも有名な桜の名所となっています。
名馬を生み出した実績も厚く、地方競馬所属ながらも、 中央競馬のフェブラリーステークスG1を制したメイセイオペラ、G1で2勝を勝ち取ったトーホウエンペラーなど、 日本競馬界でも名を残す名馬を生んだ競馬場でもあります。

浦和競馬場

浦和競馬場は住宅街の一角に存在します。
競馬場の一角を近隣住民の車が走り抜けるなど生活に密着した浦和競馬場は、 レース開催日以外は馬場内にある運動場を市民に開放するなど、地域密着型の運営を行っています。
というのも、浦和競馬場は地方自治体が主催する競馬としては日本で初となった 長い歴史のある競馬場であり、地元の人からも支持が厚いのです。

船橋競馬場

船橋競馬場は京成線船橋競馬場駅から徒歩5分の場所にあります。
船橋競馬場のコースの一番の特徴はスパイラルカーブです。
カーブの入り口は緩やかなのですが、次第にきつくなる構造を持っています。
カーブに差し掛かる場面ではスピードが落ちず、その後が勝負どころになります。
出遅れた馬も、パワーのある馬はカーブがきつくなり、他の馬のスピードが落ちた所で 一気に抜き去ることもできる、レース展開に面白さを加えてくれるカーブなのです。

大井競馬場

大井競馬場は、全国の競馬場で初めてナイター競馬「トゥインクルレース」を始めてた競馬場です。
会社帰りのOLさんや競馬は初めてというお客さんが急増し、競馬界のリーダー的存在といえます。
大井競馬場の歴史を振り返ると、特に注目の事柄があります。
1970年代に大井競馬場でデビューし、中央競馬界でも活躍して、日本競馬界を誇る名馬となったハイセイコーです。
この馬も競馬人気を高めた伝統の馬です。

川崎競馬場

川崎競馬場は、地域密着型の競馬場で、地元の商店や飲食店と協力して、川崎の街を元気にするお手伝いをしています。
直ぐ近くにある大井競馬場で開催されるトゥインクルレースと被らないよう、 お互いにスケジュールを組んで、通常は月に1度、連続する平日の5日間の開催になっています。
7月には隔週で計10日間もナイター競馬があり、夏の夜を盛り上げてくれます。
もう1つ、川崎競馬場で気になるのが個人協賛レースです。
費用5万円のレギュラーコース、7万円のスーパーコース、10万円のプレミアムコースが用意され、 ちょっと頑張れば届くコストで、自分で名前を付けたレースを開催することができます。
全てのコースにおいて、出走表および公式サイト、競馬新聞等へのレース名の掲載のほか、 6名までボックス席への招待、冠レースを収録したオリジナルDVDのプレゼントもしてもらえるので記念に残すことができます。

金沢競馬場

金沢競馬場は、地方競馬においては日本海側で唯一の競馬場となっています。
金沢は日本三大名園である兼六園や、金沢城の城下町として栄華を極め、 現在も北陸屈指の経済都市、観光地として国内外から連日多くの人が訪れる場所です。
金沢競馬場は冬場は雪が降るためレースを開催できません。
そのため待ちに待った4月の開幕には先着1000名様にどら焼きをプレゼントしたり、 毎週日曜日ごとにイベントを行って、多くの人に来場してもらうイベントが行なわれています。

笠松競馬場

笠松競馬場は、名古屋からほど近い岐阜県羽島郡にあります。
この笠松競馬場は「笠松けいば」として地元民から愛されている地方競馬場です。
そして、名馬オグリキャップを輩出した競馬場としても全国的にも有名です。
「平成三強」という言葉をご存知の方もいいかと思います。
オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワン、この三頭は平成の初頭に中央競馬で活躍し人気を博していました。
地方競馬に興味のある人は、是非とも一度は訪れて頂きたい競馬場の一つです。

名古屋競馬場

名古屋競馬場は、赤字経営で存続の危機にさらされていましたが、 名古屋競馬の様々なアイディアと努力により、経営危機を脱して存続が認められました。
そのアイディアというのが競馬場に足を運んでもらうための、様々な仕掛けです。
多くの仕掛けがありますが、メインとなるのは川崎競馬場同様の冠協賛レースです。
わずか1万円以上の景品を用意するだけで、 誕生日や記念日などに自分の名前や子供の名前を冠したレースを開催することができるのです。

園田競馬場

園田競馬場は、2013年から本格的に「そのだ金曜ナイター」が開催されています。
2012年に10日間に渡る試行レースを行い、用意周到に準備されてきました。
176台もの照明を追加し、安全かつ夜でも快適に見やすいレースが提供されます。
またナイターらしいワクワク感やロマンチック感を味わえるようイルミネーションも充実させて、華やかに迎えてくれます。
また、もう1つの園田競馬場の見どころといえば、年1回開催されるゴールデンジョッキーカップです。
地方競馬および中央競馬からも通算2000勝以上を挙げているスーパージョッキーだけが、 招待される競馬ファン必見のレースとなっています。

姫路競馬場

姫路競馬場は兵庫県姫路市広峰にある競馬場です。
正式名称は姫路公園競馬場で、各種球技場や野球グラウンド、遊園地が併設された市民の憩いの場ともなっています。
世界文化遺産にユネスコが登録している姫路城から2kmという至近距離にあり、 競馬場内のスタンドからは西播磨連山がはるか見通せる自然豊かな立地です。
内馬場の芝は常にきれいに管理されていて、スタンドからはるか望む西播磨連山と合わせて、 トラックの美しさは日本国内のすべての競馬場の中で随一と多く声が上がっています。

高知競馬場

高知競馬場の魅力は「夜さ恋ナイター」です。 夏に行われる有名な高知のお祭り、よさこい祭りに掛けたネーミングも素敵ですが、 1年中ナイターが楽しめるのは、全国でも唯一高知だけと言われています。
四国の温暖な気候が、夜でも冷えすぎず、年間を通じたナイターを可能にしてくれているのです。
ライトアップされた競馬場でのレース観戦は、興奮とともに、ロマンチックな気分にもさせてくれます。
競馬ファンならずとも足を運んでしまう楽しさです。

佐賀競馬場

佐賀競馬場は、九州にお住まいの競馬ファンの方にとって、思い入れが深い方は多い競馬場です。
第一次世界大戦の興奮が冷めやらない大正13年に佐賀県佐賀市神野町に開設され、 戦前、戦後の地方競馬の人気隆盛に大きな役割を果たしてきた競馬場です。
地方競馬が全国的に不振にある中で佐賀競馬場の人気が今もって高い理由に、 佐賀には馬の文化が古くから定着しているという理由があるでしょう。
その証拠のひとつに、佐賀競馬場にはよその地方競馬場には見られない特殊な習慣があります。
騎手が競走馬に騎乗する際は必ず右側から騎乗することと、レース出走馬がパドックを周回するのも右回りです。

うま

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