マイルチャンピョンシップ

第15回 マイルチャンピョンシップ

80年代〜90年代に掛けて名マイラーと呼ばれた馬がいた。
ニホンピロウイナー、サッカーボーイ、ダイタクヘリオスなど。
競馬の根幹距離であるマイル戦で圧倒的な強さを見せると必然的に人々は魅了されていった。

90年代最後に現れ今尚最強マイラーと呼ばれている馬こそ『タイキシャトル』である。
そのタイキシャトルの生涯最高にして最強のパフォーマンスを発揮したのが
『第15回マイルチャンピオンシップ』なのだ。

1998年11月22日京都競馬場。
前年にもマイルチャンピオンシップを制したタイキシャトルだが、 この年は世界を制した馬としての凱旋レースであった。
揃った頭数もフルゲートにはほど遠い13頭。
それだけ白旗を上げる陣営が多かった。
もはや、並の馬では太刀打ちできるレベルではなかった。

1番人気はもちろんタイキシャトル。
単勝オッズは1.3倍とダントツの人気であった。
2番人気は3歳時にNHKマイルカップを制したシーキングザパール。
3番人気は前走、京成杯オータムハンデを制したシンコウスプレンダ。
前年、タイキシャトルの2着の粘った桜花賞馬のキョウエイマーチは離れた4番人気であった。

タイキシャトルにとって負けなど許されないレースのスタートが切って落とされた。

まず、マウントアラタとキョウエイマーチが激しいハナ争いする。
そして、キョウエイマーチが先手を取り、離れた3番手集団にタイキシャトルはいた。
終始、鞍上の岡部幸雄が持っていかれそうになるほどの手応えであった。
半マイル通過が44.8と超が付くほどのハイペース。
しかし、先頭との差を考えればタイキシャトルの位置取りはそれほど早いペースではなかった。
そのタイキシャトルの内にシンコウスプレンダがいた。
3コーナーの坂を登り下り終わった所で、一気に先行集団に襲いかかる。
そして、直線を向きキョウエイマーチが粘りこみに入り、それをシーキングザパールが追う。

馬場の真ん中に位置をとったのはタイキシャトル。
しかし、直線を向いても岡部の手は一向に動くことはなかった。
タイキシャトルの気に任せ馬なりでキョウエイマーチを飲み込んだ。

残り200m。
ここで岡部がタイキシャトルに気合をつけた。
追い出し開始。

その瞬間、鮮やかな栗毛の馬体は瞬く間にゴール版を駆け抜けた。
5馬身差の圧勝劇。
世界を制した自らの力を日本中に見せつけるような強さだった。

歴代最強の呼び声高い完全無欠のマイラーの生涯最高のパフォーマンス。
それは、言ってしまえば“憎たらしいほどの強さ”だった。

しかしそれは、当たり前だ。
世界に目を向け難なく勝利を収めてしまったのだから

第15回マイルチャンピオンシップ
1着:タイキシャトル(岡部幸雄)
2着:ビッグサンデー(高橋亮)
3着:ヒロデクロス(吉田豊)

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