2010年、凱旋門賞

第89回 凱旋門賞

ナカヤマフェスタ(2010年)2着
【挑戦が生んだ価値ある2着】

・血統
父:ステイゴールド
母:ディアウィンク
父母:タイトスポット

・戦績
15戦5勝
2億9324万円+91万4400ユーロ

・主な勝ち鞍
2010年:宝塚記念(G1)

2008年11月にデビュー勝ちをしたナカヤマフェスタは、次に出走したG3東京スポーツ杯2歳ステークスも勝ちデビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。

年が明け1番人気で臨んだ京成杯で2着に敗れるとそのまま皐月賞に直行し8着。
続く日本ダービーでは、不良馬場を苦にせず後方から追い込むも4着が精一杯だった。
しかし、この不良馬場での走りはパワーの要るヨーロッパの馬場への適性を垣間見せた瞬間でもあった。

秋はセントライト記念から始動し勝利を挙げ、クラシック最終戦の菊花賞に向かったのだが結果は12着と敗れ、クラシックでは力を出す事は出来なかった。

その後、休養を挟み古馬最初のレースに選ばれたのはオープンのメトロポリタンステークス。
道中は前に位置し、残り400m付近で先頭に立つと、そのまま押し切って2馬身差で快勝し、宝塚記念に向かうことが決まった。

G1実績の乏しさや、前走がオープン特別だったことから当日は8番人気の低評価であった。
道中は中団からレースを進め、4コーナー手前から仕掛けを開始。
直線では、鞍上の柴田善臣騎手の左ムチに応えて先に抜け出していた、ブエナビスタとアーネストリーを外から捉えて1着でゴール。
念願のG1初制覇を飾った。

秋は国内のG1ではなく凱旋門賞に挑戦する事が決定し、それに合わせて鞍上が蛯名正義騎手になる事も発表された。
『調教師:二ノ宮敬宇』
『騎 手:蛯名正義』
11年の時を経て“チーム・エルコンドル”が再結成されたのだった。

凱旋門賞の前哨戦に選ばれたのはロンシャン競馬場・芝2400mで行われるフォワ賞。
道中3番手からレースを進め、直線で叩き合いに持ち込むも2着と惜敗。
それでも、休み明けを考えれば上々の結果と言えるだろう。

そして迎えた第89回凱旋門賞。
フォワ賞2着と上々の結果を出したにも関わらず当日は9番人気と伏兵の1頭に過ぎない評価であった。
レースは中団外目で折り合いながら進めて行き、勝負どころの4コーナーで蛯名正義騎手が仕掛け始めた時にジョッキーが立ち上がる不利を何度か受けスムーズさを欠いてしまった。

それでも、ナカヤマフェスタは怯むことなく直線で脚を伸ばし先頭に躍り出た。
が、内から伸びて来たイギリスダービー馬のワークフォースにゴール前で差され僅かの差で2着になってしまった。
この2着は1999年のエルコンドルパサー以来11年振りの事であった。
奇しくも11年前にエルコンドルパサーの挑戦に携わっていた、二ノ宮調教師と蛯名騎手による快挙であった。

翌年、再び挑戦するも11着と前年の様な激走を見せる事は出来なかった。
それでも、ナカヤマフェスタは陣営の挑戦があったから2着と言う結果を残せたのだろう。
そこには、11年前エルコンドルパサーで得た経験が二ノ宮調教師にあったからだろう。

このナカヤマフェスタの2着が凱旋門賞に挑戦する大切さを植え付けたに違いない。

第89回凱旋門賞
1着:ワークフォース(R・ムーア)
2着:ナカヤマフェスタ(蛯名正義)
3着:サラフィナ(G・モッセ)

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