G3レース全部徹底解剖

シリウスステークス予想 2014

近年のシリウスステークスの面白い一つ傾向として前年の優勝馬が再度好走すると言うものがある。10年キングスエンブレム(11年2着)、11年ヤマニンキングリー(12年2着)、12年ナイスミーチュー(13年2着)。ならば昨年の優勝馬で今年も出走しているケイアイレオーネはマークが必要だろう。ただし全て優勝の翌年の着順は2着と連覇は達成できていない。もちろんそこはハンデ戦ということに因るところが大きい。キングスエンブレム56→57㎏、ヤマニンキングリー56→57㎏、ナイスミーチュー54→57,5㎏とそれぞれ負担重量は増えているからだ。ケイアイレオーネに目を移すと53→56㎏と今年は3㎏増。超大型馬で馬格があるタイプでカンカン泣きはしなさそうだが、過去の傾向から無視は出来ないものの、過信もまた禁物。ここでは▲までとしたい。

 では軸候補は?となるがこの条件で施行されるようになった過去7年の勝ち馬を見ていくと8~9月に準オープンを勝ち上がってきた馬が目立つ。実際、勝ち馬の前走は7年中5年が準オープンからの臨戦馬。このタイプは初の重賞であったり、形の上で昇級戦となるのでハンデも背負わされ難い。勝ち馬の斤量も53~56㎏と定量からマイナスの馬で全て占められている。ハンデを背負わされている有力どころより、こちらから狙ってみるのも一つの手。

 前走がオープンのためデータとは少しズレるかもしれないが、本命は夏に準オープンを勝ち上がりここに参戦してきた◎トウシンイーグル。とにかく圧巻だったのが2走前。準オープン程になると未勝利や500万でのダート戦と違い、初ダートでいきなり勝ち切るには適性の高さと能力の高さ、この2つが必要不可欠でどちらかが欠けるようでは勝負にすらならないことも多々ある。しかし、トウシンイーグルの2走前の内容はそれが備わっていることを証明するには十分過ぎる内容だった。前走は敗れはしたものの何ともチグハグな競馬で仕掛けも遅れに遅れたためと敗因は明確。その点、今回は2走前の鞍上である和田騎手に乗り替わるので心配はない。台風の接近による空模様が気にはなるが、2走前(稍重)や芝で勝ち上がってきた実績を考えるとこの馬にとって決してマイナス要因になることはない。狙ってみる価値ある一頭だ。

 対抗に○ナムラビクター。前走は平坦の京都コースあった上、展開も勝ち馬に向いたなら仕方なしといった内容だった。阪神2000mは2戦2勝、その内容も秀逸でメンバー随一の適性を持っており、このコースでは人気で前回後塵を拝したクリノスターオーやソロルにも先着済み。58㎏は多少見込まれた感も侮れない存在。

 あとは55㎏のサトノプリンシパルも気になるところだが、過去7年全てで逃げ馬が馬券に絡めていない現状をみると、それよりも☆ソロルや番手でも競馬のできる△クリノスターオーを押さえておくべきだろう。

過去の提供情報

シリウスステークス

【質問】確か、シリウスSってダート1400メートルのハンデ戦で始まったような気がするんですが……。
そうだね。
G3となった1997年の第1回から2005年の第9回までは君が言った通り、
阪神のダート1400メートルで行なわれていたんだ。
2006年は阪神の改装で中京開催。
2007年から新装なった阪神で新設されたダート2000メートルとして施行されるようになったんだ。
ハンデ戦というのは一貫して変わってないけどね。
【質問1400メートルと2000メートルでは、レースの質も違ってきますよね?
もちろん。
当初はブロードアピールやブルーコンコルドといった
ダートの短距離で実績を残していた馬が優勝していたレースだけど、
2000メートルになってからはジャパンCダートを目指す中距離馬のステップレースとなっているんだ。
今では、JRAで行なわれるダート重賞の最長距離レースだということは、豆知識になるかな。
それだけに、ここでは2007年の第11回から昨年の第16回までを参考データとして探っていこうか。
【質問】はい。ハンデ戦ということもあって、荒れるレースなんでしょうか?
それが、そうでもないんだ。
1番人気が馬券になる機会が多くて、二桁人気は一度も3着以内に入ってきたことはないね。
ほぼ、人気馬を中心に馬券を組み立てていけば、当てやすいレースかもしれない。
ただ、ハンデ頭には注意した方がいいよ。
ハンデを背負う馬は実績がある証拠だけど、ジャパンCダート勝ち馬のアロンダイトは
59キロで4着、ワンダースピードは2010年と2011年に58.5キロを課せられて、
それぞれ5着と11着に敗れているんだ。
昨年、58キロのグレープブランデーが3着に入っているけど、
58キロ以上のトップハンデは危険と考えた方がいいだろうね。
【質問】それでは、軽ハンデ馬の台頭はあるんでしょうか?
いいや。
2010年に52キロのチョイワルグランパが9番人気で3着に激走しているけど、
ほぼ53キロ以上の馬が占めているんだ。
それよりも、怖いのは3歳馬の勢いだね。
2007年のドラゴンファイヤー、2009年のワンダーアキュートと2頭の優勝馬が出ているんだ。
【質問】あれ、この2頭の前走はオークランドレーシングクラブTという共通点もありますね。
いいところに目を付けたね。
前走がオークランドレーシングクラブTで、しかも勝ってた馬の中には、
2010年のキングスエンブレムもいるから、要注意の臨戦過程と言えそうだね。
【質問】2011年には、それまで芝を走っていたヤマニンキングリーが初ダートで快勝したこともありましたね。
おっ、今回はやけに調子がいいね。
そうなんだ、ヤマニンキングリー以外にも前走で芝を走っていたダークメッセージや
ゴールデンチケットが突っ込んできているけど、芝からの転戦組にはある法則があるんだ。
【質問】もったいぶらずに教えてくださいよ!
それはね、芝の重賞レースで連対経験があること。
ヤマニンキングリーは札幌記念であのブエナビスタを破っている実力馬だからね。
それ以降、芝では結果が出ていなくてダートに活路を求めたきたんだ。
いくら、初ダートといえども、実績馬は侮りがたしってところかな。
【質問】ダートの長丁場ですが、展開はどうなんでしょうか?
先行馬が有利なことは間違いないね。
後続馬が殺到した2008年を除くと、5番手以内を追走していた馬の複勝率が高くなっているんだ。
ただ、逃げ馬は苦戦を強いられているね。
改装後の阪神は直線が長くなって、坂もあるから。
【質問】やっぱり、スタミナも必要ってことですか?
ブライアンズタイム産駒のドラゴンファイヤーとマイネルアワグラスがいきなり連覇したことからも、
タフなレースであることは間違いないだろうね。
【質問】3着までに入った騎手を見てみると、同じような顔触れが揃っていますね。
福永祐一騎手、小牧太騎手、和田竜二騎手、武豊騎手にとっては相性がいいレースと言えるだろうね。
【質問】小牧騎手は2勝しているけど、1番人気で二度も負けていますけど……。
それは、さっきも言ったように、負けた時は58キロ以上を背負っていたってことで、
帳消しにしておいてくれ。
G3全75レース徹底分析
うま

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