G3レース全部徹底解剖

新潟大賞典予想 2014

ハンデ戦で毎年フルゲートになるため荒れることが多い。過去5年間に10番人気以下が3頭連対している一方、1番人気馬は一度も連に絡んでいない。昨年は6番人気が1着、3番人気が2着、4番人気が3着という結果で、1、2番人気は馬券圏外に飛んでいる。今年も堅い決着にはなりそうもない。過去10年間、前走が重賞だった馬の連対率は11.3%。しかし、オープン特別は14.3%、準OPは16.7%と、むしろ下のクラスから上がってきた馬の成績がいい。要するにハンデ戦であるため、実力馬は重い斤量を背負わされ、格下馬の斤量は軽くなる。こうした操作の結果、斤量面の恩恵を受けた人気薄の格下馬が台頭する、というのが当レースにおける波乱の要因だ。また、脚質的に見ると、差し馬が優勢。新潟芝外回りは直線が659mと日本一長い。特殊なコースなので適性面の見極めは重要だ。同コースにおける過去の好走実績、似た形態の東京コースの好走実績のある馬は評価を上げたい。08年の優勝馬オースミグラスワンの上がり3ハロンが31秒9だったように、年によってはべらぼうに上がりが速くなるので、末脚のしっかりしている馬を狙いたいところ。過去10年、逃げ馬は1頭も連対していない。要するに下の条件から上がってきた差し馬を選べばよい。斤量は55キロと56キロの成績がいい。

これらのファクターを総合して浮かび上がってくるのは◎マジェスティハーツ。休み明けの前走はオープン特別の大阪城Sでプラス18キロの馬体重ながら2着と健闘しており、昨秋の神戸新聞杯で2着に食い込んだときは上がり最速の33秒6を記録している。そのときは4コーナー18番手からの追い込みで、前走は5番手からの好位差しだった。脚質に幅が出てきているのは成長の証し。新潟とよく似たコース形態の東京では一度しか走ったことがないが、オープン特別で3着と健闘している。今回の斤量は55キロとちょうどいい重さ。休み明け2戦目で前走から大きな上積みがあるのは好ましい。馬体もキッチリ絞れているだろう。引き続き手の合う森一馬騎手とのコンビで重賞初制覇を達成する可能性が高い

ケイアイチョウサンは前走がオープン特別で、小回りコースで位置取りが後ろすぎたために差し遅れての3着。今回、新潟に舞台が移ることは歓迎だろう。55キロの斤量で、末脚の鋭さは折り紙付き。5走前の菊花賞で5着となった際はメンバー中最速上がりだった。過去東京コースで2勝しているように、基本的に直線の長いコースは合う。

レッドレイヴンは前走、オープン特別の福島民報杯を3馬身半差の圧勝。しかし、勝ち方が強すぎたばかりに今回は0.5キロ余計に背負わされた感がある。56.5キロは歓迎材料とはいえない。

このほか、セントライト記念を勝った実績がありながら56キロで出られる☆ユールシンギング、このコースに強いディープインパクト産駒の△サクラアルディートが狙い。

過去の提供情報

新潟大賞典

【質問】春の新潟ローカル開催に行なわれるハンデ重賞ですね。名物、恒例と言った位置付けになっていますか?
なっています(笑)。
毎年、東京の連続G1開催の裏でひっそりと行なわれている。
でも、春の新潟と言えばコレ!というような存在感はある。
そんなレースだ。
【質問】ハンデ重賞ですので、やはり攻略は難しいでしょうか?
ハンデ重賞のなかでは、攻略しやすい部類に入ると思うよ。
ハンデと臨戦、それに血統。
このあたりをチェックすれば、だいたいの決着構図は見えてくる。
ガチガチで決まることがない反面、メチャクチャ大荒れになることもない。
中穴志向の強いファンにとっては、歓迎できるレースと言えるよね。
【質問】ハンデと臨戦、そして血統ですね。なにから見ていけばいいでしょう?
まずはトップハンデの取捨からいこうか。
傾向はハッキリしていて、馬券になるのは58キロ未満で、
58キロ以上は危険というデータが出ている。
ナカヤマナイト(2013年1番人気5着・58キロ)を筆頭に、
人気の有無にかかわらず58キロ以上のトップハンデは負けまくっている。
ゴールデンダリア(2010年2番人気1着・56キロ)のように、
トップハンデとは言っても酷量ではないレベルのハンデの馬が結果を残す傾向にあるね。
【質問】トップハンデ以外の馬について、チェックすべきポイントはありますか?
前走との斤量比を必ず調べてほしい。
近年の勝ち馬は、例外なく前走比斤量減もしくは据え置きで、斤量増の馬は軒並み敗れている。
しかも、6番人気以内の支持を受けていて、人気的に見放されている馬が勝つことはない。
近走の重賞やオープン特別で好成績を残し斤量増となった馬や、人気がまったくない馬は、
良くて2・3着というのが現状なんだ。
このデータは、単系馬券を買う際の参考になるだろう。
【質問】次は臨戦をお願いします。判断のポイントは?
ハンデ重賞というとなんでもありの印象を受けるかもしれないけど、
このレースは安定した走りを披露している馬が上位に来る傾向がある。
一発屋やムラ馬タイプに用はないと覚えておこう。
前走が1600万クラスなら勝っていること。
オープン特別・重賞の場合は掲示板確保。
近年の連対馬はほとんどこの条件をクリアしている。
マッハヴェロシティ(2011年10番人気2着)、オースミグラスワン(2008年3番人気1着)、
カンファーベスト(2005年4番人気2着)らはこの基準を満たしていないけど、
2走前に1600万勝ちもしくはG1出走という強調材料があった。
つまり、近走は不振続きではなかったということだ。
前走で掲示板を外しながらもここで巻き返せる馬は、
この3頭のようなタイプと認識しておくといいだろう。
【質問】臨戦に関してはだいたいこんなところでいいですか?
そうだね。
【質問】では、最後に血統についてお願いします。
血統の話をする前に、このレース、というか、この新潟芝2000m外回りコースは、
上がりのキレ味勝負になりやすいという特徴を押さえておいてもらいたい。
上がり33秒台は当たり前。
時に32秒台の決着もある。
位置取りを問わず、とにかくキレる脚が使える馬ほど活躍する傾向にあるんだ。
【質問】つまり、そういうレースに強い血統の馬を探せと?
そういうこと。
芝中距離のキレ味勝負となれば、やはり強いのはサンデー系だ。
このレースで近年好走したほぼすべての馬に、サンデーサイレンスの血が入っている。
サンデー系を無視した馬券の組み立ては、ただただ的中の可能性を低めるだけと認識しよう。
そして、サンデー系以外では、ミスタープロスペクターの血を持つ馬に注目したい。
近年でサンデーの血を持たずに好走したのは、
アドマイヤタイシ(2013年3番人気2着・シングスピール×ドバイミレニアム)、
ヒットザターゲット(2012年5番人気1着・キングカメハメハ×タマモクロス)と
2頭いるけど、いずれもミスプロの血を持っていたからね。
2013年は、なんと上位3頭すべてにミスプロが入っていた。
とくに高速決着になった年ほど好走する傾向にあるので、
速い時計が出そうなときは確実にミスプロ系を押さえておきたいね。
【質問】ハンデ、臨戦、血統。攻略のポイントをしかと把握しました!
世間がG1で盛り上がるなか、裏開催のハンデ重賞をキッチリ獲る。
それができれば、もう完全に馬券の玄人だ(笑)。
G3全75レース徹底分析
うま

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