G3レース全部徹底解剖

マーチステークス予想 2015

過去10年で1番人気の勝利はエスポワールシチーの1回のみ。2着はなく、3着も1度だけと、1番人気が全く機能していないレース。小粒なメンバーのハンデ戦らしく大混戦必至ということをまずはアタマに入れて検討したい。

普通、この手の高齢で賞金の足りない馬が集まりやすいレースは、4歳~5歳の若くて力をつけつつある馬が活躍する傾向があるものだが、息の長い活躍が見られるダート戦ということもあってか、このレースは6歳以上の高齢馬たちで注意が必要。

決め手に欠け、早目に動きたい馬が多い条件だけに、ローカル開催のような出入りの激しい展開になることが多く、ひと言で言ってしまえば能力云々よりうまく流れが向いた馬が活躍するレース。なかなか一筋縄ではいかない。

そんななか、今回注目したのは◎ベルゲンクライ

前走はペースが遅くなり、前残りになりやすい脚抜きのいい馬場状態での競馬で4着。それまでの3連勝はいずれも圧倒的な内容で、素質と今の充実ぶりは疑いのないところだ。

ズブいタイプが多くて早目に動き出す馬が多いであろうこのレースなら展開は向きそうで、ハンデも55キロ止まりと恵まれている。

ワンパンチ欠けるこのメンバーなら、決め手がナンバーワンであるのは間違いないないところだし、まだ人気になりきらない今が絶好の狙い目だ。

休み休み使っているのでキャリアの浅い○マスクトヒーローは、7歳とはいえ、まだまだ老け込む年齢ではない。中山は6戦4勝2着1回と大の得意だし、この中間の調整も万全。普通ならこの馬が対抗馬。

以下、佐賀記念を勝って勢いに乗る▲マイネルクロップ、スタミナ比べに強い△イッシンドウタイ、強敵相手に渡り合ってきた昨年の勝ち馬×ソロルまでが圏内だろう。

過去の提供情報

マーチステークス

【質問】G3のハンデ戦と聞いただけで、荒れるというイメージが(笑)。
正しいね(笑)。
そのイメージ通り、マーチSは毎年のように荒れている。
ダートの中距離路線は層が厚く、ただでさえ混戦になりやすい。
加えてG1のフェブラリーSの1カ月後に行なわれることもあって、超一流馬の参戦が少ない。
有力どころはフェブラリーSを使ったあと、一息入れて、
かしわ記念や帝王賞といった春の交流G1に備えるケースが多いからね。
そのうえハンデ戦だから、荒れないほうがおかしいと言ってもいいくらいだよ。
【質問】となると、攻略するのは相当難しそうですねぇ。
簡単ではない。
でも、軸馬選びのコツならあるよ。
マーチSは人気とハンデに注目すると、けっこうシンプルに馬券の中心が見えてくるんだ。
【質問】人気とハンデ、ですか……。
うん。
とくに1番人気の信頼度は、この2つのファクターをチェックすれば、一発で判断が可能だよ。
ジョバンニ(2013年1番人気10着)、シルクシュナイダー(2012年1番人気6着)、
タガノジンガロ(2011年1番人気5着)、モンテクリスエス(2010年1番人気4着)、
ビッググラス(2007年1番人気9着)、ワイルドワンダー(2006年1番人気5着)、
タイキエニグマ(2005年1番人気12着)。
これが近年で1番人気を裏切った例……。
【質問】飛びまくってるじゃないですか!
そうだね(苦笑)。
1番人気はそもそも信頼できない。
ただしもちろん、少ないながらも馬券圏内を確保した例もある。
エスポワールシチー(2009年1番人気1着)、フィフティワナー(2008年1番人気3着)、
プリサイスマシーン(2004年1番人気2着)といったところだ。
実はね、前者と後者、人気を裏切ったタイプと最低限の仕事をしたタイプ、
この両者にはそれぞれ共通点があるんだよ。
それが、取捨の判断基準になる。
【質問】えー、なんでしょう?気になります!
前者はハンデが57キロ以下、後者はハンデが57.5キロ以上という点で共通するんだ。
重いハンデを背負った馬ほど信頼できるし、ちゃんと結果を残している。
逆に、斤量的にお得感のある馬、ハンデに恵まれたと判断された馬に人気が集まった場合、
期待に応えることができていない。
そのことがハッキリとデータから見て取れる。
この差は決定的とも言っていいね。
【質問】重いハンデの馬は敬遠したくなっちゃいますけど、その必要はないということですね。
このレースに関してはそうだね。
トップハンデ馬のデータを見ると、さらに説得力が増すよ。
トップハンデは人気にかかわらず毎年好走していて、3番人気以内に支持された際は、
ほとんど馬券圏内を外していない。
このレースは、過去の実績を評価されてハンデを背負わされた馬のほうが、圧倒的に強いんだ。
ハンデ57.5キロ以上。
前走がG3以下なら着順が人気を上回っての3着以内。
前走がG2なら掲示板(G1なら着順問わず)。
この条件を満たす馬はとにかく走る。
近走不振の実績馬ではなく、好調の重いハンデの実績馬は買い―――そう覚えておこう。
【質問】わかりました!じゃあ、相手探しのヒントになる情報はなにかありますか?
好走馬のステップはバラバラで、王道ローテ的なものはないんだけど、
いちおう仁川S組が健闘する傾向にある。
仁川Sが1800mから2000mに距離変更された2007年以降もコンスタントに馬券に絡んでいるから、
今後もマークしておいて損はないだろう。
血統面ではロベルト系が強い。
2013年はグランドシチー(母父ブライアンズタイム)、バーディバーディ(父ブライアンズタイム)が
ワンツーを決めたからね。
あとは、中山ダート1800mに良績を残す、ジャイアンツコーズウェイ、フサイチペガサス、
ゴールドヘイロー、キングカメハメハ、ハーツクライあたりの産駒に注目するといいだろう。
【質問】なるほど仁川S組と相性のいい血統の馬ですね。でも候補が多いときは絞るのが大変そうな(苦笑)。
そうなんだよ。
基本的に難解なレースだからね(苦笑)。
ただ、軸馬を選びやすいのは先ほど再三説明した通り。
人気とハンデをしっかりチェックして、
重いハンデを背負った好調の実績馬に託すという作戦がベストになる。
荒れることを前提に、そこから手広く流して勝負しよう!
G3全75レース徹底分析
うま

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